ドイツ南部の田舎に住んでみれば…
あんなに寒かったドイツ南部も、1週間ほど北部に滞在して帰ってくると、夏になっていました。といっても、日中の気温は30度には達しませんが…せいぜい27度といったところか。日が沈むと21度ほどになります。過ごしやすいと言えば過ごしやすいですが…いつまた寒くなるか戦々恐々といったところです。 太陽の光が嬉しいこの時期。最近知ったのですが、ドイツ北部のハンブルクのほうが全般的に南部より気温が高めらしい。冬もハンブルクのほうがマイルドらしい。ドイツ南部は、アルプス山脈に近いために気温が低くなる…なんてこと、最近初めて知りましたがな! 知ってたら絶対南部には来なかったよね…(笑) というわけで、冬が来る前にドイツ南部から退散する計画を立てています。私には、南部のマイナス15度とやらの世界には住めそうもありませんから。 さらに私の住む南部のちっちゃい町は、井の中の蛙みたいなドイツ人が多すぎて、私にはどうも合わないんですよね~。北部に行ってみて、それがはっきりと分かりました。というのも、私の住むこの街では英語を話すドイツ人の数が圧倒的に少ない。はっきりいって通じません。ドイツ全土がそうかと思っていたら、北部のハンブルクでもベルリンでも英語はかなり通じます。特にハンブルクは国際的な港町なので、ドイツ人でも英語を話せないほうが肩身が狭い。英語を毛嫌いするこの片田舎とは話が違います。 先日も、この南部の片田舎にあるシリア人の住む難民キャンプを訪ねていた時の事。ボランティアで難民たちのお世話をする初老のドイツ人女性が訪ねてきました。英語もドイツ語も話せないアラブとのコミュニケーションはかなり大変なようで、たまたま居合わせた私が通訳をする羽目に。 でも私のドイツ語は話になりませんから、私としては英語を話すしかない。このドイツ人女性は幸い英語を話せたので、コミュニケーションはうまくいきまして、「居てくれて良かったわ!」と感謝してもらえました。その時にこの女性に「いやぁ、この南部の町では英語がほとんど通じませんからね~」と言ったところ、この女性は「あら、そう…❓ 多分、あなたが日本人なまりの英語を話すからよね」と言い放った!!! はあ??? そう、これこそ典型的な田舎人の発想! なんじゃ、この上から目線は ?? と開いた口がふさがりませんでした。英語の発音が問題なんじゃないわい。単にあんたら南部の田舎人が英語話せんだけやろーーーーー、アホかいな! そんなら何? 私がドイツ語なまりの英語を話したらあんたらは英語を話せるわけ❓ いずれにしても話せんやろっ、とかなり苛立ちました(笑)。 あー、もう世間知らずの田舎人とは付き合ってられん! とはいえ、田舎がすべて悪いのではなく、私がたまたま住むようになったこの田舎町が問題のようで、かなり人々のプライドが高く、ドイツの中でも特別ドイツ色が強い町のようです。というのも、北部に行ってみると、同じドイツ人があまりにもフレンドリーで、オープンマインドであることにビックリ! ちなみに私はこの田舎町から間もなく退散する予定ですので、この際名前を明かしちゃいますと、ここは「アウグスブルク」。カトリック色がとても濃いこの町。ここに住むドイツ人のほとんどがここで産まれ、ここで育ち、ここで死んでいく。新しい風がほとんど入らない田舎町です。半年過ごして、ここに住む人々があまりにも自分たちの街アウグスブルクを誇りに思っていることにびっくり + 違和感…。 ここに住む日本人はそう多くありませんが、たまたま一人お会いしたことがありまして、その人も「アウグスブルクはすごくきれいな街だ」とアウグスブルクに住むことに限りなく誇りを感じているようでした。私には何がいいのか、いまだにさっぱり分かりませんが。 ついでに言いますと、このアウグスブルクの外人局の対応は極めて悪い。受付の女性は、外国人に早口のドイツ語でまくしたて、彼らが理解できないと逆上して叫び始めますから。勿論こちらが英語なんて話そうものなら、生きて帰れそうもありません(笑)。こんな態度の悪い女性を外人局の、それも受付に置くこと自体、アウグスブルクの自治体の常識を疑う。私も当初、外人局に数回足を運びましたが、一緒に行ってくれたドイツ人の男性も呆気にとられて、「彼女、むっちゃ態度悪い。礼儀のかけらもない…。多分人生うまくいってないんだね」と言っていました… 今となっては、それがドイツ全土でまかり通っている態度ではないことを知って、かえって嬉しく思います。ここが特別酷かったんですね。というわけで、もうすぐおさらばする予定の南部アウグスブルク。ここをあえて選ぶ日本人はそれほどいないと思いますが、念のため…ここに住むことはお勧めいたしません(笑)。私もあと少し、この南部色を楽しみ(❓)たいと思います。一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくだされば嬉しいです~↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/