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カテゴリ:ヨルダンから中東のほかの国々へ
日本から海外に行くには、海を越えるしかありません。でもヨーロッパにせよ、中東にせよ、大抵の国は陸続き。ランドボーダー(地上の国境線)を越えての旅が可能です。 今回のレバノン旅行も、ランドボーダーを越えていってきました。ヨルダンからレバノンまでは、約350キロの道のり。今回お世話になったタクシーです。 レバノンまではタクシーで約7時間。ヨルダンとシリアとレバノンの国境を越えていきます。タクシー料金は、行きが30JDで帰りが35JD。合計65JDでした。日本円では8200円くらいになります。 ビザですが、シリアのビザもレバノンのビザも国境線で取得できます。それぞれのボーダーでかかった費用は・・・、 ヨルダン出国 640 円 シリア入国 720円 ⇔ シリア出国 1140円 レバノン入国 1500円 ⇔ レバノン出国 0円 という感じだったと思います。ドルやレバノンリラ、ヨルダンディナールなど、いろいろな貨幣単位で支払ったので、どうも記憶があいまいになっていますが・・・。 出入国にあたっては、カードに名前やパスポート番号などを記入します。面白いのはどのカードにも「父親の名前」という項目があること。日本では、お父さんの名前なんて聞かれることないと思うんですが、アラブ世界では父親の名前は重要です。 国境に近づくとタクシーの運ちゃんが渡してくれます。 7時間の旅ですが、それほど長いと感じません。国境で車を降りたり乗ったり・・・を繰り返しますし、道路はスイスイ。トイレ休憩も取ってくれますし、ヨルダン - シリアのボーダーでは免税店もあり、トイレもきれい。買い物もできます。タクシーの旅は思ったより快適です。 面白いのは、ヨルダン→シリア→レバノンと国を変わるにつれ、役人たちの顔の特徴が変わること。同じアラブといっても、国によって顔に特徴があるんですね~。ヨルダン人の顔は、砂漠の顔。険しくて、無骨な感じがします。シリア→レバノンと進むにつれ、男性の顔が次第にフェミニンになっていきます。この変化はかなり興味深かったです レバノン滞在のご報告、また少しずつアップしていきたいと思いま~す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.12 17:19:06
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