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カテゴリ:おいしい! アラブ・トルコ料理
今日は北アフリカ料理「クスクス」のご紹介。アラブ料理といえばアラブ料理ですが、発祥はモロッコ、アルジェリア、チュニジアなどの北アフリカ地方です。こうした地域はフランスの植民地だったので、この「クスクス」も今ではフランス料理と混同されるほどフランスでメジャーになりました。 「クスクス」という名前はどこかで聞かれた方も多いと思います。日本人にとっては覚えやすい名前。聞くだけで食べたくなりませんか? クスクスは1ミリ弱のまんまるい形をしている粒のことでお米の一種かと思ってしまうかもしれませんが、実はパスタの一種。 乾燥させてあり、箱入りで売っています。料理に使うときは、同量の熱湯を加えて短時間加熱するだけで簡単にもどります。元々はこの粒状のパスタを「クスクス」と呼びますが、一般にクスクスというと、この粒のことだけでなく、煮込みスープやお肉と一緒にクスクスを食べるお料理のことを指します。 野菜をた~~っぷり使い、チキンやラム肉と共に煮込みます。魚を使う場合もあるのだそう。今回はチキンで。食べる直前にクスクスを熱湯で戻し、あとはこのスープを添えるだけ。簡単だよ、と友達は言います。でも栄養たっぷり、それに美味しい。家庭やレストランによって味が全然違います。 ″本物″のクスクスには、ハリッサと呼ばれるスパイスを使うのだそう。ハリッサは唐辛子を元に作られるペースト状で辛口の調味料。ここヨルダンではハリッサは手に入りません。フランス人の友達はこのハリッサがないと、クスクスを食べている感じがしないといいます。でも私には十分おいしいクスクスでした :) 皆さまもこの「クスクス」、機会がありましたらぜひご賞味くださいね。ちなみにヨルダンやシリアのレストランでは、あまり一般的ではありません・・・。モロッコ、チュニジアなどにご旅行の際は、レストランなどで味の食べ比べも楽しいかも! ヨルダン・シリアにご旅行の際は″アラブの食″もお楽しみください。http://picturesque-jordan.jp/tourinformation.aspx
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最終更新日
2009.10.10 15:17:16
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