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カテゴリ:レバノン生活編
「食べる物がありすぎて困る~~」という、嬉しいんだか悲しいんだか分からない悲鳴を上げる今日この頃です。もともとやせ型の私。この夏の熱波でさらに体重が減り、カリカリとした少年のような体になってしまったことはつい先頃のブログでもご紹介いたしました。 ところが私って、ワシワシと食べるんです。これはヨルダンでは周知の事実で、「馬のように食べるが太らない」という異名(?)で知られていました。ところ変わってレバノン。新しい友達たちは私が痩せている理由が理解できません。「家で食べてないでしょ」「何食べてるの?」「料理できないの?」と食に関する質問が多い。寝不足でめまいがした先日などは「めまい!! 食べてないからでしょ」と決めつけられ…。「痩せている=貧しくって可哀相な子」っちゅう一昔前の固定観念が抜けないわけですね。 彼らは私を太らせようと一致団結して固く決意しているようで、やれケーキ、やれアラブ料理と、とにかく一人では絶対に食べきれないであろう量の食べ物をおすそ分けしてくれるのです(でも実はしっかりすべて消化しております)。食事招待されたら、「食べろ、食べろ、食べろ」と脅迫です。で、私は実際に食べれるのでワシワシと食べていましたら、今度は「やっぱり家で食べてないから、こういう機会にたくさん食べるのね」と間違った結論。一体どっちやねん! 食べればいいわけ? 食べない方がいいわけ? というのは少し誇張でして、まぁ皆さん、本当に本当に本当に親切なんです。最近は「ナオコはどうも食べても食べても太らないらしい」「太らない理由は毎朝の新鮮な野菜ジュースにあるらしい」とだんだん理解が深まってきたようです。それにしても、冷蔵庫の食べ物の量! さすがの私も食べ過ぎです。昨日はお腹がいっぱい過ぎて何だか睡眠が浅かった。 今日は私のアパートのご紹介をする予定でしたが、冷蔵庫を覗いたらあまりにもたくさんの食べ物があるので、つい話がそれてしまいました。。。 ここで本題に。無事にナバア地区から引っ越しを終えた私。現在はアパートの6階に住んでおります。ベイルートの家々はかなり隣接して建っており、プライバシーのない生活を余儀なくされることはご紹介済み。 私の家は6階(最上階)なので、それでも一応のプライバシーが保たれるという、私にとってはかなりホッとする空間。 さてその6階から見下ろしたのが今日の写真。住民たちの車が写真のように適当に駐車してあります。特に決められた駐車場がないので、空いているスペースがあればラッキーという感じ。そんな状態ですから、朝が非常に騒がしい。出勤時間の6時半や7時くらいになると、クラクションが下から鳴り響きます。出れない車がクラクションを鳴らしまくって、「車、どかせよ!!」とがなり立てるわけです。後続車の持ち主が来て、実際に車をどかすまでクラクションは続きます。 眠っている人がいる、赤ちゃんがいる、病人がいるなどとはつゆほども考えません。とにかく自分が出れないということをアピール。この忌々しいクラクションが毎朝のように6階まで聞こえてきます。私はチッと舌打ちしながら、起き上がるわけです。もう眠ってられませんから。アラブ世界では、騒音を出した方が勝ち!!? 音を立てても誰からもとがめられることはありません。騒音に関してはかなり寛容なアラブ世界。何故って彼らは明日は自分が騒音を出すことを知っているからです。 そんなベイルート。今日も騒音と共にたくましく生きる。 年末年始は中東へ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.13 18:42:52
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