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カテゴリ:レバノン生活編
レバノン人の大好きな食べ物の一つに「マンウーシェ」があります。これはピタパンに幾つかのトッピングを乗せてオーブンで焼いたもののこと。トッピングには幾つかのバラエティがありますが、一般に「マンウーシェ」といえばザータル(中東の野生のハーブ)を乗せたものを指します。 このマンウーシェは、レバノン人の定番の朝食。マンウーシェ=朝食と決まっています。このマンウーシェを毎日毎日毎日毎日…飽きもせず食べ続けるのがレバノン人。本当にレバノン人って同じものを繰り返し食べるのが好き。これはレバノン人の昼食にも如実に表れています。レバノン式ランチについては、また後日アップいたします。
マンウーシェを売るお店は、ベイルートの至る所にあります。店のガラスケースにはほとんど何も並んでいないので、本当に営業しているの? という感じですが、これは注文してから焼いてくれるからです。 アツアツのマンウーシェを2つに折りたたみ、紙に包んで渡してくれます。これ1つを食べるとかなりのボリューム。 お味のほうですが、ザータル(中東のハーブ)に慣れていない方にはきっと不思議な味でしょう。かなりの酸味があります。このザータルについては、後日またアップしたいと思います。とりあえず今日は、中東といえばザータル、ザータルといえば中東、というようにザータルと中東は切っても切れない関係であるということをお伝えしたいと思います。 先ほど、マンウーシェのトッピングには幾つかのバラエティがあると書きましたが、ザータルの他にもピザ風のマンウーシェやチーズをたっぷり乗せたマンウーシェなどがあります。私自身はザータルよりピザ風のマンウーシェのほうが好き。ザータルも悪くはないですが、レバノン人のように目をキラキラさせてザータルのマンウーシェを楽しむほどの情熱は感じません。 このマンウーシェはレバノンの風物詩。ヨルダンでは味わっていただけません。レバノンに来られた方は、ぜひレバノン式ブレックファスト「マンウーシェ」をご賞味くださいね。 春は中東散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.22 05:12:13
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