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月の砂漠-ヨルダンから

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2011.05.03
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レバノンと一言(ひとこと)でいっても、この国に住むのはレバノン人だけではありません。レバノンは多宗教・多人種国家。アルメニア人やクルド人、シリア人など様々な人種が入り乱れて生活しています。観光で来られる日本人のお客様からすればアルメニア人もクルド人もシリア人もレバノン人も見分けがつかないと思います。顔の構造が似ているんですから仕方ないですよね。

顔の彫りが深くて、お目めぱっちり、まつ毛がクルン、立派な眉毛に全身を覆うもじゃもじゃの毛…男性を例にとりますと、レバノン人、シリア人、クルド人に関わりなく これが彼らの身体的描写です。が、見慣れてくると、少しずつ違いが分かるようになります。

レバノン人は日本人のさらに上 (?) をいっています。日本人と中国人の違いが分からないというのは分かりますが、日本人とインド人・フィリピン人・スリランカ人もみな同じ顔だと主張します。ここまで来ると、「ちょっと、おたくの目に問題あるんちゃうん?」と言いたくもなりますが(笑)。この点、ヨルダン人やシリア人のお目めにはそれほど問題がなく、レバノン人のお目めにとりわけ問題があるようです。

そんな風にインド人と日本人との見分けすらつかないレバノン人、特にレバノン人男性にありがちな傾向ですが、レバノン人だということに不必要な誇りを持ち、ともすれば他の民族や人種を見下げる傾向にあります。そんな彼らに「あんた、クルド人?」などと聞くと、顔を真っ赤にして憤慨します。「俺様はレバノン人だ!! なぜそれが分からん? クルド人かなんて聞くな」というわけです。

なんたって、俺、の世界ですから。

人のことはインド人だと決めてかかるくせに、自分が同じこと (というか、それよりずっとレベルの高いこと) をされると憤慨するというのは極めて矛盾しています。が、こうした明らかな矛盾も中東では日常茶飯事。

なんたって、俺、の世界ですから。

ときどき私の中の「イジワル虫」が悪さをし、私はわざと「あんた、クルド人?」「あんた、シリア人?」とレバノン人男性に聞くことがあります。むふっ。どういう対応を相手がするか分かっているんですけど。このイジワル虫がモゾッと動くのは、あまりにも横柄なレバノン人男性に対してだけ。ちょっぴりからかってみたくなるんです。プライドを身にまとってカッコいいと思い込んでいる「裸の王様」には、これくらいの可愛いイジワルしてもいいですよね??

地球は一つ

レバノン人の持つ「誇り・プライド」が内戦の原因でもあり、経済上の発展を妨げるものであり、レバノンをいまだに第3世界に押しとどめている主な理由でもあります。

注) アラブは全体として誇り高き国民と言われますが、レバノン人のそれは他のアラブ諸国をはるかに上回ります。なので、今日のブログの内容は、レバノン人だけに当てはまります。同じアラブでもヨルダンやシリアでは国民性が異なります。

小さな小さな国の中で威張り散らしてても、何にもならへんで~。世界は広いんやから。・・・って言っても分からへんやろなぁ。なんせプライドが高いから(笑)

ちなみに題名に、有名なジェーン・オースティンの小説名「プライドと偏見」(Pride and Prejedice) を使っていますが、今日の本文とオースティンの素晴らしい名作には何の関係もありません!! オースティン・ファンの方、ごめんなさいね~。


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最終更新日  2011.05.04 22:05:43



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