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2011.06.04
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カテゴリ:ワディラムの情報

ワディラム観光に隠されたトリックとは? 今明かされる真実!! ジャジャーーン 爆弾

実はワディラムは2つのエリアに分けられます。一つは Diseh (ディースィ―) と呼ばれるエリア、もう一つは正真正銘のワディラム保護区。 下の地図を見ていただくと分かりやすかと思います。ビジターセンターから黄色い線で区切りましたが、線の上が Diseh Area、線から下がワディラム保護区。

地図で見ると Diseh Area は一応ワディラムの中に入っています。が、ここは本当の保護区とはみなされておらず、ワディラムのベドウィンではない人々が商売をしています。これはよく知られた事実で、海外のガイドブックなどではきちんと説明されていたりします。ご参考までに以下の説明もどうぞ。

″Diseh, a place just outside the Wadi Rum protected area where many non-Bedouins set up money-making ‘camps' to entice the tourists. Many of these tourists go to Wadi Rum without even entering the actual area.″

訳:Diseh はワディラム保護区のすぐ外に位置し、ベドウィンではない人々がお金儲けのための”キャンプ場”を設営して観光客を呼び込みます。観光客の多くはワディラムに足を運ぶものの、実際の(あるいは本物の)ワディラム保護区に入ることさえありません。

ワディラムの地図

さて、前述のようにこの Diseh エリアでは、ラム出身ではない人々が商売をしています。ラム出身の正真正銘のベドウィンは、この Diseh エリアでは働いていません(といいますか、働けません)。また、この Diseh エリアをワディラムとはみなしていません。

反対にラム出身ではない人々は、ワディラム保護区では商売ができません。ジープツアーもキャンプ場の経営もできません。いわゆる縄張りというやつですね。ですから、本物ベドウィンと偽物ベドウィンの間では、お客様の獲得をめぐっていざこざも生じます。

特に偽物ベドウィンはお金儲けに関心があるので、よく観光客にうそを言います。ぺトラの安宿などでワディラムへの1日ツアーなどが安価で提供されています。宿泊客を募ってワディラムに行き、テント泊もできるし、ジープツアーもできる。でもこうしたぺトラからのツアーは Diseh エリアだけに限られます。ぺトラのベドウィンはワディラム保護区内には入れないからです。

が、こうしたことは観光客には分かりません。安けりゃ魅力的ですし、バックパッカーの方の中にはついつい乗ってしまう方も多いでしょう。が、実際には Diseh エリアだけを回っただけで、本当の保護区には入っておられないのです。

ビジターセンターで申し込むツアーも気をつけないと Diseh エリアだけのツアーになります。残念ながら、かなり適当なツアーのケースも多いのです。日本の旅行会社の場合も同じ。日本の旅行会社は現地(ヨルダン)の代理店にツアーを丸投げしています。現地の代理店の中で、ワディラムのベドウィンたちと直接に取引をしているケースはまれです。かくして、日本の旅行会社から送り込まれた観光客の方たちもほとんどが Diseh エリアのツアーだけで終わります。

また、Diseh エリアにはまことしやかにロレンスの顔などが岩に彫りこまれています。もちろんこれは、偽物。観光客をその気にさせるためのものです。ここで写真などを撮っても意味がありません。が、ブログなどを拝見しますと、こうした Diseh エリアだけを回ったツアーも多いのです。

本当の保護区内に入り、本物のベドウィンに案内してほしいと思われる方は絶対に事前の予約が必要です。この場合は、ビジターセンターではなく Rum Village (ラム村) で担当のベドウィンと会うことになります。

本物のベドウィンは誇りを持って仕事をしていますし、砂漠を知り尽くしている。ラムは彼らの人生のすべてだからです。ここで生まれ、ここで生きていくからです。

もちろん、Diseh エリアもワディラムのうちです。ですから、手っとり早く一応の砂漠を体験したい方には十分でしょう。でもワディラムに来られたら、やはり保護区の奥深くに入っていただきたいもの。そして本物のベドウィンの貫禄とホスピタリティを味わっていただきたいと思います。


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最終更新日  2012.05.09 03:50:23

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