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カテゴリ:あれこれ アラブ世界
本日、ヨルダンはアンマンの自宅に帰宅いたしました~。1週間ヨルダンを空けていましたが、地上国境を越えてヨルダン入りした時は、1か月くらい空けていたような不思議な気持ちに襲われました。
とはいえ、いったんヨルダン入りしますと、あっという間に現実に引き戻されます。 帰ったらすぐに洗濯の山。それから、窓を開けっぱなしで留守にしていたため、家中が砂。目には見えませんが、裸足で歩くとザラザラします。早速、床に水をぶっかけて洗い流しました。中東の家のお掃除は、楽チンなんですよね~。石造りの床に水をぶちまけてゴムへらのようなホウキ(?)で隅々まで洗い流します。ピカピカになります。 さて、イスラエルに1週間滞在してる間に不穏な動きが…。シリアで化学兵器が使われたのを受けて、アメリカが軍事介入するとかしないとか。アメリカがどう動くかが焦点みたいですね。 でも…知る人ぞ知ることですが、中東情勢に詳しい人たちの間では、実はシリアの内戦をあおった責任はアメリカにあると言われています。こんなシナリオです。 陰でケンカをあおりながら、表向きは公平な第3者の立場を装い、「オイオイ、君たち何してるんだ~? 喧嘩はやめなさい」と仲裁者の役割を買って出る。 いずれにしても、軍事介入でアサド政権を倒すことが目的ではないということははっきりしているようです。私のブログでも何度もお伝えしているように、アサド政権が倒れて解決するような問題ではありません。内戦という名の「宗教戦争」ですから、アサド政権が倒れたらいいという単純な話ではありません。ですから、今まで NATO もアメリカも介入する余地がなかったのです。 憎しみは世代から世代へ。憎しみの連鎖を断ち切ることが必要です。この点、人々を本来良い方向に変革すべき宗教は、人々の心に単に憎しみを植えつけてきたんですね…。 シリアは今後どこへ行くのでしょう。 今後アメリカがどのように介入するか分かりませんので、事態の進展を見守るしかないようです。個人的には、アメリカがシリアを攻撃するというのは滅多なことがない限りないんじゃないかと予測しています。たとえ軍事介入してもほとんど意味がなく、リスクの方が大きいかと思います。そこまでするでしょうかね。 攻撃の準備ができたと言うことで相手をけん制する、あるいは国際社会にアメリカの影響力をアピールする意図があるのではと思っています。万が一の万が一 攻撃ということになっても、ほとんど被害のない範囲での「けん制」の意味合いが強い攻撃になるかと思います。 現時点で、ヨルダンとイスラエルの情勢には何も変化ありません。人々の生活はこれまでと変わらず普通に営まれています。ご旅行も問題なくお楽しみいただけます。これからご旅行を控えておられる皆さま・今ご旅行をお考え中の皆さまには最新の情報をお伝えしていきますが、現時点では特に注意を喚起するような情報はありません。ご安心くださいませ。 9月の混載募集中です!http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_SEP14_21_2013_html.html をご覧ください。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.08.30 05:03:29
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