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カテゴリ:シリア事情あれこれ
つらいニュースが入ってきました。シリアで邦人が拘束されているだけでなく、今回は殺害予告の映像が送られてきています。ご家族の方のお気持ちを思うと心が痛みます。今回の映像が合成の可能性もある、とある新聞には書かれていました。そうであってほしいとも思いますが、いずれにしても拘束されているという事実には変わりありません。 ただ、この殺害予告をしている覆面の男はイギリス英語を話す男性。つまり英国人である可能性が高いようです。アラブではありません。ここからも分かるように、「イスラム国」=「イスラム教徒」ではありません。実際、イスラム国の戦闘にはヨーロッパ各地やオーストラリアなどから大勢の若者たちが参加していると言われています。イスラム教とは何の関係もない、暇人の若者たちやビデオゲームの延長で人を殺したいと思っているような若者たちも参加しているのです。 それをひっくるめて「イスラム国」=「イスラム教徒の集団」というような報道がなされると、"イスラム教=テロ組織" というような間違ったイメージが流れてしまう。というか、今に限った事ではありませんが、すでにそんなイメージがメディアでは強く打ち出されてしまっています。 この違いをどんなに訴えても、私たちの声は少数派でかき消されてしまいます。私はイスラム教徒ではありませんが、ヨルダンというイスラム教国家に住んでいます。にわかに台頭した「イスラム国」とは何の関係もありません。つまり、大きな声で言いたいのは… × 「イスラム国」=イスラム教 →間違い × イスラム教徒=テロリスト →間違い × アラブ=テロリスト →間違い ○ 「イスラム国」=テロリスト →これだけ正解 ということです。繰り返しますが、この「イスラム国」のテロリストたちはアラブだけの集団ではない。欧米の若者たちを含め、イスラム教徒とはおおよそ何の関係もない各国からのろくでなしの集まりです。 そして覆面の英国人の男、正々堂々と顔を出せ! と言いたい。本当に良心に全く汚れないことをしているという確信があるなら、顔を隠さずにハッキリとメディアに自分を公表したらいい。こんなろくでもない人間に、人の命を左右する権利も、人の命を奪う権利も全くない。 シリアで拘束されている邦人の方々のご無事と安全なご帰国を心から祈ってやみません。 ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。
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最終更新日
2015.01.21 02:42:48
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