3100550 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

月の砂漠-ヨルダンから

月の砂漠-ヨルダンから

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

Thousand and One Nights

Thousand and One Nights

サイド自由欄

できるだけ多くの方に中東について知っていただきたいので、ブログランキングに参加することにいたしました。ご協力お願いいたします。読んでいただきましたら、1日1回下のリンクをクリックしてくださいね。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ
にほんブログ村

ご旅行に関するお問い合わせは「Picturesque Jordan(https://picturesque-jordan.com/)」まで。中東旅行・ヨルダン観光のことなら何でもお気軽にご相談くださいませ。

↓楽天の人気商品です↓

カテゴリ

カテゴリ未分類

(16)

ヨルダン生活編

(296)

旅行記:″ヨルダンの風景便り″シリーズ

(76)

アラビアンナイトの国―オマーン情報

(34)

乳と蜜の流れる約束の地―イスラエル情報

(28)

Great Persia の世界 イラン情報

(10)

東と西が出会う国 トルコ情報

(237)

悠久のエジプト

(4)

ワディラムの情報

(24)

アラブとは何ぞや? アラブを徹底的に分析

(19)

徒然なるままに、わたくしごと

(285)

あれこれ アラブ世界

(161)

ぶらっとアンマン

(46)

おいしい! アラブ・トルコ料理

(56)

おススメの観光スポット

(32)

旅行前にチェック! ヨルダン旅行のヒント

(47)

ショッピング in ヨルダン

(18)

アラビア語うんちく講座

(23)

ヨルダンの現地旅行会社

(21)

ヨルダンから中東のほかの国々へ

(30)

もっときれいになりたい! アラブ式美容法

(19)

海外レンタカー

(2)

最新のツアー情報

(27)

シリア事情あれこれ

(44)

ヨルダン:ムジブ保護区

(12)

ヨルダン:アジュルーン保護区

(6)

ヨルダン:ダーナ保護区

(12)

レバノン生活編

(31)

中東の治安情報あれこれ

(5)

徒然なるままに雑学

(1)

あんなホテルこんなホテル 中東のホテル

(18)

日本人アテンド小話

(9)

スペイン生活編

(9)

珍ヨーロッパ滞在記

(24)

我流レシピ集

(9)

ワタシハ猫ニナリタイ

(15)

掲示板:緊急のお知らせ

(5)

イスタンブール生活編

(1)

サウジアラビア情報

(2)

ツーリストビザ解禁! サウジ情報

(4)

ガジアンテプ物語

(13)

アレッポ石鹸 - シリアの誇り

(9)

カレンダー

バックナンバー

2016.03.03
XML
カテゴリ:ヨルダン生活編

こんなニュースが飛び込んできました…。3月1日の夜から3月2日の未明にかけて、ヨルダンの都市イルビッド(Irbid)で治安当局と jihadist militants (聖戦主義者) の間で銃撃戦があり、8名が死亡…だそうです。あちゃー、ヨルダン…。

jihadist militants (聖戦主義者) というのは、まぁつまりイスラム過激派=テロリストっちゅうことですわな。今回イルビットで治安当局に抑え込まれた彼らは、爆弾とか武器を隠し持っていて、市民を攻撃する予定だったということです。

死んだのは、過激派に属するアラブが7名と警察官1名。合計8名です。

さて、今回のこの事件ですが、ヨルダンの治安がこれによって悪くなる、とかヨルダンが危険だということに直結することはありません。もちろん、ヨルダン国内にイスラム国を支持するアラブがいることは確かです。これは、ヨーロッパ各国にもイスラム国の思想を支持する若者たちがいることと何ら変わりありません。

ヨルダン政府はこうした過激な思想を持つ危険人物をマークしていて、水面下で抑え込んでいます。私たちが知らないところで、治安維持のためにヨルダン当局はかなりの努力を傾けていますし、治安の維持に成功しています。今回の事件も、本当は水面下で行われるはずだったかと思います。が、今回は過激派のアラブが執拗に抵抗してきたので、治安当局としてはやむなく武力行使に至ったかと思います。

ヨルダンの治安部隊の展開は午後19時から。過激派のアジトを押さえこむ作戦でした。イルビットに住んでいても、アジトの近隣に住んでいない限りほとんどの一般の人々は気付きさえもしなかったかもしれません。もし抵抗に遭わなければ、あっという間にアジトは抑え込まれ、ニュースにもならなかったかと思います。

ヨルダンのポリス

イルビット市内に展開するヨルダン警察。BBCのホームページからお借りました。

ただし今回は、相手側がひるまずに抵抗してきたために、まぁニュースになってしまったという訳でしょう…。多分イルビット在住であっても、ほとんどのアラブは翌朝、あれ? なんか警察官の数がいつもより多い? なんで? えーっ、そんなことがあったのぉ? 全然知らんかった~、という感じなのではないかと思います。

まぁそんな訳で…ヨルダンも他の国々と同じように、イスラム国の思想に洗脳された者たち(主に若者たちであろうと思われます)をいかに封じ込めるかに手を焼いていると思います。人の思想というものは法律では変えられない。イスラム国の手法は、この過激な思想を独り歩きさせることです。そうしたら、イスラム国というものがも存在しなくなっても、その思想は脈々と受け継がれていく。やがて第2のイスラム国が台頭する。それが狙いではないかと思います。

ヨルダンの若者たちも、貧困や失業にあえいでいます。ヨルダンという国自体、リッチではありませんし、他のアラブ世界同様、ご多分に漏れずコテコテのコネ社会。努力しなくてもトントンと事が運ぶアラブと、どんなに努力しても身を粉にしても全く報われないアラブもいる。若者たちの間でもそうです。仕事はコネがあれば見つかるし、コネがなければ見つからない。

そんな状況ですから、イスラム国の思想に惹かれる若者がいても全然おかしくない。イスラム国に惹かれる若者たちの理由は国によっても様々かと思いますが、ヨルダンに関していうなら、生活苦、希望のなさ、お金のなさ…この辺が一番大きな理由なのではないかと思います。

とにもかくにも、ヨルダン政府は治安維持に全力を挙げていますし、テロを許さない! という気風が強く漂っています。「思想」との闘いは根深いものがありますから、過激派を武力で押さえればいいというだけの話ではありませんが…。いずれにしても、やっていくしかありません。国としては、1に治安維持、2に治安維持です。頑張ってほしいものです、ヨルダン。


一日一回応援よろしく! です。↓ポチッ、してくださいね~。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。

ブログランキング・にほんブログ村へ 

足跡ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/

足跡お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。「当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。

足跡資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/

足跡中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.03.03 15:03:42



© Rakuten Group, Inc.