月の砂漠-ヨルダンから

2019/06/21(金)05:29

映画のセットみたいな風景に感動! ― ヨルダン旅行

旅行記:″ヨルダンの風景便り″シリーズ(76)

6月もふと気付けば20日を過ぎています。ニャンと‼ もうすぐ7月ですね! しかし、ここ最近のイスタンブール…異常な湿気でやってられません。汗はタラタラと体中を伝いますし、体はベトベト。去年はこんなに湿度が高くなかったはず。あの極度に乾燥しているヨルダンが懐かしい…。という今日この頃ですが、ほやほやの旅行記をお送りくださったお客様がおられますので、この記事でご紹介させていただきます。 6月中に男性お1人でご旅行くださったお客様。中東を旅するということ自体が気分的に何となく緊張するものかもしれませんが、その上ひとり旅…。ちょっと勇気がいるものかもしれません。ご旅行後に躍動感溢れる旅行記を送ってくださったこのお客様。ぜひ皆様も一緒に旅した気分になってお読みくださいね。 (写真はお客様からお送りいただいたものではありません) 6/9~6/13までヨルダン旅行にお世話になりました。無事昨日帰国いたしました。 今回英会話に難のあるひとり旅ということで、事前に私の面倒な質問にも丁寧に答えていただきありがとうございます。また、スケジュール表と合わせた細かい注意事項も大変役に立ちました。 ですが…早速入国審査で「Passport Control」に行ったのに、「お前はあっちだ!」と言われ「あっちってどこ?」で聞いたら、「Vira&Passport Control」の大行列を指差す不親切な空港職員…。絶対に違うと思い、木村さんのメモにもあったので、近くにいた別の空港職員に聞くと、「Jordanian」の窓口を案内され無事通過。 Baggageでもなかなかバッグが20~30分出てこないし、空港ATMでも少し苦戦しながらもなんとか現地通貨をキャッシングして、なんか幸先悪いなぁ~と思いつつロビーへ出ると、待ち草臥れたであろう私の名前のカードを持ったハーリドを見つけてひと安心。 その足でペトラへ直行。チケットも無事購入し、次の日のハイキングの予行練習と下見を兼ねて早速エルハズネへお散歩!道中、ロバやラクダの芳しい獣臭を堪能しながら、映画のセットみたいな見たこともない本物の岩山やシークと遺跡に感動! 翌日も早朝6時から人気のないエルハズネへ再訪し、のんびり歩いて3時間程でエドディルへ到着し、更に少しずつ上の絶景View Pointで360度の大パノラマと地平線と青い空に大感動!ガイドブックにもあった、絶景ポイントへのトレッキングして、8時間あるきぱなしで日焼けでヒリヒリ…( ̄▽ ̄;) これから行く人は、日焼け止めとリップクリームが必須です! 宿泊先のラ・メゾンは、遺跡入口から近くて立地も良く、ゴハンも10JDとお手頃でとても美味しく、さらに「ペトラ・バイ・ナイト」のチケットも買えるので便利でした。ペトラナイトは物凄い人数が集まったいたので、急いで先頭グループを追いかけ位置どりをしたら、後から怒涛の人波ですし詰め状態。雰囲気もへったくれもありませんでしたが、夜のエルハズネも見られて満足。 ワディラムにおいては定番のジープツアーも、「あれ登って来い」「これ登って来い」の連続で少ししんどいですが、ここでも見たこともない絶景に感動。キャンプでは、周りはグループばかりで単独は私だけだったので、初日から食事のときは終止寂しかったのでここではもう慣れましたね。 でも、私のテントの上の岩場でひとグループが夜遅くまで喧しかったので、マットレスを貸し出してもらい砂の上で毛布1枚で寝て見た真夜中満天の星空は、この旅一番大興奮した思い出です!! 3日目の首都アンマンは、アンマン城を見学してから宿泊先のパシャ・ホテルがあるダウンタウンとスークを散策。エネルギッシュな賑わいに心躍り、近くにある安食堂での夕食も満足、更にホテルの屋上で夜の街並みと爆音アザーン(笑)を聞きながら一杯飲めて大満足! 最終日は、朝食後に目の前にあるローマ劇場を散歩してからジェラシュへ。ここでも遺跡の大きさにも感動。やっと旅慣れた頃に終わりを迎えて、もう少し滞在したかったですね。 観光地ではそうでもなかったのですが、アンマンの街中ではお店の人も、道に迷って声かけた人もみんな、「どこから来たの?」「ようこそジョルダンへ!」「ジョルダンを楽しんでってね!」て、気さくで親切な人が多かったです。 最後に私の拙い英会話に合わせてくれ、長時間運転を頑張ってくれたハーリド、更に今回旅のお手伝いをいただいた木村さんに感謝です。私のまわりの友人たちにも中東の旅をオススメしておきます!!また、中東の旅のときよろしくお願いいたします。 お客様の感動が伝わってくる楽しい旅行記でした。お送りいただいて、ありがとうございます。さらにあとのメールではこんなコメントも。 -----------------------------------------------------------------唯一書き足すならばエジプトでも同様でしたが、アラビア語圏特徴なのでしょうが、心優しいハーリドが、ひと度ハンドルを握ればスピード飛ばしまくりの、クラクションを鳴らし、時おり窓を開け文句を言っているのを見て、「あぁ~、異国の地へきたなぁ~!」と実感的させてくれたのも、思い出のひとつです。 ----------------------------------------------------------------- 思わず苦笑いであります。運転しているときには本性が出ると日本の教習所では習った気がしますが…。しかし中東ではにこやかに運転していたら目的地には待てど暮らせど着けません。多少アグレッシブでないと中東でのドライバーは勤まらないのも事実。Total Chaos (極度の混乱) がごく普通の中東はヨルダン…。私もヨルダンでは運転していたのですが…しばらく離れた今となっては怖くてできないかもしれません。 さて、今回のお客様は1人旅でした。やっぱり最初は躊躇されるのが普通かもしれませんね。でもヨルダンって、一人でも全く平気です。あ、もちろん食事が一人というのは1人旅には付きもので、これは少し寂しいかもしれません。これに耐えられない! という方はお1人ではご旅行なさいませんように(笑)。 これさえクリア出来たら、ヨルダンの一人旅はそれなりに、いえ想像以上に楽しめるものです。皆様も映画のセットみたいな絶景を見に、是非中東方面に足をお延ばしくださいませ。ヨルダンに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 にほんブログ村 ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランに付属する旅行会社とも関係がありません。類似のキャッチフレーズが無断で使用されていたり、「Picturesque-Jordan」や「月の砂漠」という名前が使用されていたりすることが報告されています (いずれも同一人物による) が、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/

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