月の砂漠－ヨルダンから

完全ロックダウンの2日間を過ごした週末が終わろうとしています。完全ロックダウンといっても、営業が認められている業種や、それに伴って外出が認められる人もいます。ですからバスも動いていました。例えば、お水の配達は許されています。↓

 
8階から撮っているのでどの写真もクリアではありませんが…。そしてこの2日間、警察がとてもアクティブに見回っていました。





こんなロックダウンの中でも外をうろうろ歩く人がいないわけではありません。土曜日は歩いている人をちらほら見かけました。↓この男性も歩いていた人の1人(写真がクリアでなくて申し訳ありません…)。 警察に呼び止められ、この後パトカーで連れ去られました! あちゃーーー。



というわけで…、外出を強行する人にはしっかりと罰則が準備されているようです。ですからトルコ人は概してきちんとルールに従っています。頭を下げて自粛をお願いする日本とはえらい違いですね…。やるときにはやる! やるといったらやる! それがトルコ。

しかし日本の感染者がどんどん増えている様子を見て、心配しております。日本では海外のニュースがほとんど報道されていないので、世界で起きていることと日本人が持つ認識との間にかなりの温度差があるというか…。​​もう外に出てる場合ちゃうねん! この期に及んで「仕事が~」とか「商売が~」とか言ってるレベルとちゃうねん! 家にいとき!​​ と思います。まぁ、事はそんなに簡単ではないのでしょうが…。でもこのままダラダラと感染者が増え続けて影響が長引くよりは、一定期間シャットダウンして感染を抑え込んだほうが最終的な結果は良いのではないかと思います。それにはある程度の犠牲は伴うと思います。

BBCニュースでは、今回のコロナによる経済不況は1920年代の世界恐慌に匹敵するともいわれています。ですから、もう経済不況は避けられない。無駄な抵抗せずに…とりあえず感染を抑え込みましょうよ…。

さてトルコは本日の24時をもって、ロックダウンは一応解除の予定。でもこのロックダウンは試験的なロックダウンであって、このすぐ後に本格的なロックダウンが待ち受けていると思います。というのも、トルコの感染者は増え続けており、この分だと中国の感染者数を超してしまうのではないかと思います。

とりあえず明日はスーパーに人が群がって大混乱になることは予想がつきます。買い出ししておいて良かった～…。とはいえ野菜は食べ尽くしていますので、明日は野菜の買い出しに出る予定。野菜は保存食のように保存が効かないので…。買える量に限りがありますから、長期のロックダウンになった時には野菜不足になることは確実。でもロックダウンになるまでは、買えるときに野菜をできるだけ買い込みたいと思います。

日本の皆様も、是非是非できる方から Stay at Home で…! Stay at Home は基本中の基本でありますよ。

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