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月の砂漠-ヨルダンから

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2020.09.02
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カテゴリ:ガジアンテプ物語
9月になりましたね❗️ 猛暑日続きのガジアンテプでございます。というか、トルコ南部は軒並みひどい暑さです。40度近くになる日も多いのですが…日本も同じようですね。

ガジアンテプは日中は湿度がたったの 7% だったりと、かなりカラッとしています。でもなぜか夜になると湿度が上がるという不思議。で、夜暑くて暑くて…昨日はアガサ・クリスティのサスペンス小説並みの夢を見続けていました。夢の一話が終わるたびに起きてドキドキ・ふぅふぅ言いながらまた次の夢を見るという…うなされ続けました。ああ~、せめて夜は涼しくなってくれい! ちなみに夜は冷房も扇風機も付けていません。

さてガジアンテプは博物館の宝庫。そんなガジアンテプでの博物館巡りをスタートさせましたよ。第1弾は世界最大規模のモザイクミュージアム "Zeugma Museum"。こんな南部のガジアンテプに世界最大規模のミュージアムがあるなんて…。というわけで、行ってまいりました。観光客はほとんどいないので、博物館もほぼすっからかん。本当、今の時期は観光に適しております。



我が家から徒歩で 50分の場所にあります。公園を通りながら歩けるので、徒歩 50分なんてあっという間。ちなみにピンクの矢印で指した建物は博物館の一部ではありません。

この博物館の名称となっている Zeugma とはローマ時代のガジアンテプの古い名称で、このエリアからローマ時代の家々の床に敷き詰められていた数々の美しいモザイクが見つかっています。


↑こちらギリシャ神話のポセイドンと…女性の方は誰だったか忘れました。


↑2−3世紀ごろの貴族のお家を再現しています。お金持ちの人たちの家の床はこうしてモザイクで覆われていたんですね〜。部屋の用途によって描かれるモザイク画も異なっていたようです。

以下、幾つか見ていただくとお分かりになると思いますが…





2−3世紀のモザイクは非常に絵画的。かなり精密です。モザイクとは思えないほど美しいです。いや、モザイクだから美しいのか…?

この豪華絢爛なモザイクも時代の移り変わりとともにかなりシンプルなのが好まれるようになり、5−6世紀のモザイクになるとすっかりシンプルなものになります。人物はそれほど描かれなくなり、動物や花や木々や、あるいは幾何学的な模様が主流になります。ギリシャ神話の神々を描くモザイクは2−3世紀には時代の最先端をいく流行だったようです。

そして Zeugma Museum を代表する、いや、ガジアンテプを代表する有名なモザイクがこちら。「ジプシーの少女」として知られるモザイクです。このモザイクだけ暗室に入れられていて、特別扱いです。観光客が多い時はそんなにゆっくり見ることができないのだと思いますが、観光客が少ない今はじっくりたっぷり鑑賞できます。実はこのモザイクは、とある家のキッチンに敷き詰められていた大きな大きなモザイクの断片です。



そして実はこの人物はジプシーではなく、アレキサンダー大王だという説もあり、その他の説もあり…でも発掘作業の時に呼ばれていた「ジプシーの少女」という名前がそのまま今でもモザイクのタイトルになっています。この少女の目がモザイクに思えないほど精巧で、語りかけてくるようです。憂いと喜びを秘めた美しい目。「モザイク画のモナリザ」とも呼ばれています。この少女を見るためにまたこの博物館に行きたいと思えるほど魅力的なモザイクです。

下のモザイクを見ていただいても分かると思いますが、「ジプシーの少女」のリアル感は群を抜いています。


このモザイク画もそれなりに美しいんですがね。

ちなみに Zeugma Museum にあるモザイクの数々の傑作品は公式のホームページでも見ることができます。私の取った写真なんかより公式ホームページの写真の方がずっと美しいです(笑) 右矢印 ​http://zeugma.org.tr/fotograflar.aspx

さ、そんなモザイク博物館、コロナの後は皆様にもぜひ足をお運びいただければと思います。入場料は30リラ。現在のレートで400円ほどです。博物館巡りは始まったばかり。まだまだ続きますよ〜。

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最終更新日  2020.09.02 06:19:35



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