月の砂漠-ヨルダンから

2021/04/10(土)21:20

フランス人の嫌いなところ

徒然なるままに、わたくしごと(285)

​​​​​​​​​↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓ にほんブログ村 なぜか私の周りにはフランス人が多い…。これは中東での13年間で共通していることです。ヨルダンでもフランス人、トルコでもフランス人の友達に囲まれて生活しています。親しい友達のほとんどがフランス人。 だからと言って私はフランス語が話せるわけではありません。全く分かりません。学ぶ気もない。さらにフランスに行きたいとも思わない。実際、「おいでよ」と誘ってくれる友達がいるにもかかわらず、頑としてフランス行きを拒んでいます。なのでなぜ友達にフランス人が多いのかは七不思議の1つ…。 フランス人といってももちろん様々。日本人といっても様々なのと同じです。でもフランス人に共通しているある1つの点が私はどうしても好きになれない。それはフランス人が数人集まると、周りにフランス語を分からない人がいようが平気でフランス語で話し始めること。5人中2人がフランス人だったとします。そうしたらこの2人のフランス人は周りの人のことなどお構いなしにフランス語での会話を始めます。周りが分かっていなくても関係ない。 このフランス人の自国語への異常な執着がどうも気に入りません。もちろんフランス人に限らず、こういう人います。でもフランス人はほとんどがそう。先ほどの5人中2人がフランス人というケースを例にとると、この5人には共通言語(たとえば英語やアラビア語)があるにも関わらず、この2人はフランス語でお互いに話す。 私だって意地悪ではありませんから、フランス語しか話せない人に「英語で話せ、アラビア語で話せ」なんてことは言いません。日本語しか話せない日本人の場合、振っても叩いても日本語しか出てこないのと同じです。でも他の共通言語というオプションがあるにもかかわらず、自分たちだけでフランス語で話して盛り上がっている場合、その思考が理解できない。 特に私は海外生活が長いせいか、あるいはもともとの性格なのか、一緒にいるみんなが会話に入れていないとすごく気になります。なので、日本語が分からない人が一緒にいる場合、日本人の友達とも日本語では極力話しません。もちろん相手の日本人も幾つかの言語を話せることが前提ですが。自分が逆の立場だったら…とまず考えます。 でも特にフランス人にはこういうデリカシーはありません。そう、デリカシーの違いというか…。気になる部分が違うんですよね。 それにしても自分が学ぶ気もなく関心すらない言語をただただ聞かされるのって、けっこう苦痛なんですよね。例えば私がアラビア語を学んでいた時、初期はもちろんアラビア語を聞いても全く意味が分かりません。それは大変なことですが、自分が学びたい言語だから、分からなくても聞くことには意義があります。トルコ語も同じ。みんながワイワイとトルコ語で話していて、自分だけさっぱり分からないという経験はけっこうしんどい。でも自分が学んでる言語なので一所懸命に聞きます。 そこへ来ると、フランス語なんて1ミリたりとも学ぶ気がないので、それを延々と聞かされるのは苦痛。で、フランス人がそういう立場に置かれたらどうするか? きっとその場を去ります。彼らはけっこうハッキリしていますので、自分に興味や関心がない場合は、さっと身を引きます。だったら私だってフランス人が自分たちだけで盛り上がり始めたら、さっと退きたい。面白くないですもん。←でもそれをしないのが私の中に脈々と流れる日本人スピリット(笑)。 というわけで、フランス人スピリット(精神)はちょっと厄介。でも私のフランス人の友達には、気遣いができる人が多いです。とはいえふと気づくと会話がすべてフランス語にシフトしていて、ハタと気づいた友達が慌てて別の言語に切り替えたり…なんてことが時々生じます(かなり回数は減っていますが)。私とて、楽しそうにフランス語で会話している友達に水を差したりはしたくない。 私はピクニックやズームでのお食事会などもフランス人の間に私が1人にならないようにしっかり人選しますが、問題は私が企画したのではない集まりに呼ばれるとき。フランス人一色で固められているとギョギョッとなります。これさえクリアすれば、私はフランス人とはけっこう合うんですよね。 ま、お互いの文化から学ぶというのも貴重な経験です。ヨルダン時代にルームメイトだったフランス人の友達アメリちゃん(https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201506060000/)は、私が「フランス人のこういう所が嫌だなー」と初めて伝えた相手。その時に目からうろこだったようです。その後、「うわーホントだ! フランス人って確かにそうだよね」と客観的に見るようになったようです。なので、伝えることも大切かと思います。相手が全然気づいていないこともありますし。 そんなわけでフランスなぞに行った暁には、フランス語への過度のプライドを散々感じさせられる経験をすることは目に見えています。The ツーリストとして観光地だけを回るのならいいのですが、私はフランス人の友達の家に滞在して、友達の友達たちを紹介されることになるわけで…。それを想像するだけでも気が遠くなる(笑)! フランス行きは今後も断固拒否し続けます! ああ、フランス人! でも友達になれば彼らから学ぶことも多いので…やっぱり私とフランス人は合うんでしょうね~。コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 にほんブログ村 ↓フランス発のコスメとワイン↓ ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。 中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/​

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