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カテゴリ:アレッポ石鹸 - シリアの誇り
↓一日一回ポチリと応援よろしくお願いします。↓ 質の高いアレッポ石鹸を作り出しているシリアの職人さん。このアレッポ石鹸については、このブログ上でも Newsweek への寄稿でも何度か取り扱っています。 日本未上陸! 高品質のアレッポ石鹸を現地から直送できます Newsweek への寄稿: https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/kimura/2021/07/post-4.phpさて、アレッポ石鹸は年に1度冬の時期に仕込みを行います。その後、6-7か月かけて乾燥させます。今でも100年前の伝統を守っている石鹸作り。今回この石鹸の仕込みの工程を見学させていただきました。といっても1日ですべて終わるのではなく、1か月間かけて、さらに1つの石鹸ができるまでに数日にわたるいろいろな工程を経る必要があります。毎日通うわけにいきませんので2日間だけ見学に行ってきました。 冬に仕込まれるはずなのに、今すでに4月…。実は今年はオリーブオイルの値段が高騰したために買う機会を逸してしまい、石鹸づくりが春までずれ込んだそうです。それで今年だけこの時期に仕込んでいます。ところがずれ込んだために、石鹸の仕込みがラマダンと重なり…。断食しながらの作業は相当キツイといえます。それで毎朝5時から作業が始まっています。職人の皆さん、お疲れ様です。 私は朝5時でも見学に行きますぜ‼とやる気満々なのですが、ガジアンテプからこの工場まではバスで45分ほどの距離で、ラマダン中であるためにバスは朝8時からしか動きません。トホホ。なので、すべての工程を見ることができたわけではありません。が、一番見たかった石鹸のカット方法、これはしっかり押さえてきました❕ さて、このブログ上では写真のみ貼り付けています。が、すべての工程で動画を撮ったので、きちんと動画編集して近い将来のいつかアップしたい… ↓流し込まれた石鹸。この状態で一晩おいて、固まらせます。 ![]() ↓さて、ここからが私が一番見たかった作業。手動で石鹸をカットしていきます。ナイフの上に乗るのは14歳の少年。重すぎても軽すぎてもいけません。この子が大きくなると、この子の弟がこの役割にアサインされることになります。 ![]() ↓カットした石鹸に判を押す作業です。会社のロゴと何%のローレルオイルが含まれているかを石鹸1つ1つに刻んでいきます。これもすべて手で。 ![]() ↓判が押された石鹸を積み上げていきます。 ![]() ↓これが積みあがった状態。 ![]() ↓出来が悪い石鹸は、もう一度「調理」しなおされます。自然由来100%の石鹸ですので、石鹸の仕込みはアラビア語で「調理」と呼ばれています。 ![]() ↓先ほどのように小さく積み上げた石鹸を今度は高く積み上げます。この状態で6-7か月間寝かせます。 ![]() …とこんな感じで、伝統にこだわったアレッポ石鹸が作られていきます。工場の床一面を使って石鹸を作りますが、この一面でできるのは2万5千個。工場の広さからして、すべての床を使うと、1回の工程で出来上がる石鹸は2万5千個×3面で、7万5千個。これを1か月間何度も繰り返すので…、かなり膨大な量の石鹸が生産されることになります。 一言でアレッポ石鹸といっても、私の記事で何度か取り上げているように、ローレルオイルの含有量が異なります。今回私が見学した時には、ローレルオイルが20%含まれたアレッポ石鹸の仕込み中でした。タッハーン社では、ローレルオイルの含有量が5%、10%、20%、30%、40%、50%、60%などと異なるアレッポ石鹸を作っています。ローレルオイルの含有量が多いほど高級品となります。 トルコではすべての原料が3-4倍の値上げになっています。ですから今年からアレッポ石鹸の値上げも避けられません…。物価の上昇は世界的な問題ですね でもこうして手作りされていく工程を見学することで、アレッポ石鹸への愛着がさらに深まりました。まさに精魂込めて作られた極上の一品です。タッハーン社の職人さんは質にこだわり続ける匠です。実際、お買い求めいただいたお客様からは「今までのは何だったのだろうと思うほど、香りなどレベルが違います」などというお声をいただいています♡ もし試したいと思われる方がいらっしゃいましたら、お知らせくださいね~。 コロナ後は中東へお越しくださいね。 一日一回応援よろしく~↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。
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最終更新日
2022.04.15 00:11:59
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