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月の砂漠-ヨルダンから

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レバノン生活編

2012.02.06
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カテゴリ:レバノン生活編
今回日本に持って帰ってきたレバノン土産の中に、シナモンと幾つかの中東の香辛料があります。これは私と仲良かった友達が持たせてくれたもの。実はこの友達は今から2週間ほど前、私が日本に一時帰国する直前に亡くなってしまいました。シナモン

先回のブログでもご紹介したとおり、レバノンではガンが尋常ではない勢いで増えています。私のレバノン人の友達にもガンの人が多い。今回亡くした友達は私よりかなり年上でしたが、同じ独身だったせいか、あるいは単に波長があったせいか、いえ、きっと両方だったのでしょう、とても仲良くしてくれていました。言語の壁があったものの、なぜか不思議と通じ合う仲でした。

よく彼女の家で一緒にランチをしたものです。月に1回抗がん剤治療をしながら、10年以上ガンと闘っていました。レバノン女性にありがちな派手さやプライドが彼女には全くなく、知的で清楚、中国や日本といったアジアの文化が大好きでした。

私がスペインへ渡るちょうどその頃、脳にガンが転移していることが分かったのです。スペイン滞在中、彼女が急速に弱っていることを伝え聞いて、居ても立っても居られない思いでした。レバノン帰国後にすぐに会いに行きましたが、すでに歩くことができず、話すことも難しくなっていました。

「また来るね」と言いながら別れたその日、2日後に彼女が亡くなるとは夢にも思わず…。その後、お葬式があり、埋葬があり、「慰めの日」が続き…たくさんの人がやってきて彼女の死を悼みました。

スペインから帰ってきて会った時、すっかり弱って変わり果てた姿に、「これはまずい。この彼女を置いてレバノンを去れない」と思いました。彼女は死を予期していましたが、3,4カ月はもつだろうと彼女なりに予想していました。そんな友達に「サヨナラ」を言って、自分だけ日本に帰ることができるだろうか…と心がズキズキ。

ところが、その2日後に彼女は息を引き取り、私の手元には元気だったときに一緒に撮った写真と彼女が持たせてくれたシナモンが残りました。

大好きだった友達を失ったことで、私も相当な打撃を受けました。が、短い期間ながらも彼女の死までここにとどまったことで、レバノン生活に一つの区切りがついたような気がしています。

スペイン→レバノン→ヨルダン→レバノン→日本と移動し、最後のレバノンでの滞在は10日間ほどでしたが、この期間が1か月にも半年にも感じられるほど、凝縮した10日間でした。でもこうして、レバノン生活に自分なりの区切りがつき、何か吹っ切れた感があります。

亡くなった友達は、痛みから解放されて今は眠っていることでしょう。


足跡春の中東散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx

 







最終更新日  2012.02.07 21:01:34


カテゴリ:レバノン生活編
「ルブナーン」とはアラビア語で「レバノン」のことです。私は合計1年半ほどレバノンに住みましたが、そのうち2ヵ月半はスペインにいましたし、日本への一時帰国などの期間も考えますと、実質的なレバノン滞在は1年2ヶ月ほどになるでしょうか。

さらば、ルブナーン昨年8月の終わりに、レバノンのアパートはすでに引き払っていました。引っ越してきた当初からレバノンにはあまり長く住むつもりではありませんでしたが、いつ頃去るかという具体的な日付は決まっていませんでした。

それが昨年8月の時点でレバノンを離れることを心の中で決意しまして、その後は引っ越しに向けた準備を少しずつ整えていたわけです。

というわけで、今回の日本への一時帰国の際に「さらば、ルブナーン」!! もうレバノンで暮らすことはないでしょう。色々と理由はあるのですが、一番大きな理由は「核の汚染」。何回かこのブログでもお伝えしていますが、内戦時代に核廃棄物を諸外国から買い取って地中に埋めているレバノン。そのうえ、2006年でしたか、イスラエルの攻撃の際にはウランが弾丸に使われていたそうで、レバノン南部の都市ではウランによる汚染が一時ひどかったとか。

ウラン使用の目的は「将来の世代を破壊すること」という情け容赦ないものです。今後、イスラエルとの間で戦闘になった際に、また使用されないという保証はありません。

こうした諸事実をレバノン政府は国民に知らせていません。レバノン人は極めて無知で、ほとんどの人が水道水を「安全だ」といって飲んでいるような国です。が、否定できない現実として、ガン患者の急増。戦争を知らない若い世代もガンで亡くなっていきます。

さらに核の汚染とまではいかなくても、ベイルートの公害はかなりひどいのです。夜になると海からゴミのくさ~いニオイが漂い、日中は黄色いスモッグで上空が覆われています。太陽が見えない街、ベイルート。しかし、レバノン人の誇りは健在。「レバノンほどきれいな国はない」と豪語してはばかりません。

さらに政府の汚職が原因で、日々の電気すらきちんと供給されません。誰もが知っているこの政府の汚職。だけど何十年もそのまま。レバノンという国ほど、「improvement (進歩)」とは程遠く、「backward (後退)」という言葉がぴったりと当てはまる国もそうないのでは…??

悪いけど、こんな国に住んではいられない!! それでも自分なりの目標があって移動してきた国でしたので、すぐに踏み切れませんでした。それにここでかけがえのない友達をたくさん得ることができました。レバノンでできた友達には、サヨナラを言うのが本当につらかったです。

でも、健康はやっぱり大切。わざわざ汚染地域を選んで住み続けることは、やはりできません。思い返すと、ベイルートに住んでいた間、いつも体がしんどかったのです。午前中の活動を終えるとクタクタで、家に帰ると横にならなければやってられない。これって汚染の影響だったのだと思います。

スペインで過ごした期間中、自分がすごく元気に1日中活動できることに驚きました。レバノンでは体があれほど重かったのに…年かなぁと思っていたのですが(笑)、実は環境のせいだったのでしょう。

さてそんなわけで、レバノンとはサヨナラしまして、今後の私の行き先ですが、ヨルダンに戻ることになりそうです。すべては ″Insha' Allah (インシャ アッラー、つまり″神のご意志なら″)″。まだまだ中東でしたいこと、しなきゃいけないことがあります。語学の学習もそうです。道で覚えたアラビア語、日常会話には困りませんが、今度は基礎からしっかり学びたいと思います。

心の中でヨルダンに「またよろしく」と挨拶している今日この頃です。


足跡春休みはヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx






最終更新日  2012.02.07 20:58:46
2011.09.16
カテゴリ:レバノン生活編
無事にレバノンに帰ってまいりました。今回のヨルダン滞在は約2週間。あっという間に過ぎ去りました…。ヨルダンのカラッカラの気候から一変して、ジトッとした高温のレバノンへ。ヨルダンで顔に塗りたくっていたクリームももう必要ありません。

太陽の突き刺すような光にキリキリと痛んでいた目もレバノンでは楽ですね~。目 前にも書きましたが、私はヨルダンに来る前にレ―シックの手術を受けているので、「極乾(ごっかん)」のヨルダンで手術後の目がかなり傷んでしまったんです。

レバノンは湿度が高いので、目がラク。ヨルダンの気候は好きですが、身体には結構過酷なんでしょうね。レバノンの気候は好きではありませんが、目には優しい。ううむ。一長一短ですな。

さて、レバノン生活に舞い戻りまして、また日常がやってまいりました。実は今回ヨルダン入りする前にレバノンで以前に住んでいたアパートを引き払いましたので、現在は友達の家に居候中です。この友達の家はかなり広いので、私だけの部屋があります。

私はよくフランス人の友達の家に泊まらせてもらうことがあるのですが、アラブの家に泊まることはこれまでありませんでした。アラブはいい国民ですが、一緒に生活したり住んだりするのは私には無理です。そんな私がこの友達のススメに同意したのは、まず彼女がアルメニア人であること(レバノン国籍ではありますが)、それから彼女の生活スタイルが私のスタイルに似ていること(早寝早起き)、プラス彼女は週末になるとベイルートを出て田舎で過ごすので、週末は私一人になること・・・ などもろもろの理由があります。

そんな新しい生活が始まりましたが、so far so good (今のところ順調) という感じです。さて9月も後半に入ったレバノン、まだまだ高温多湿ではありますが、少しずつ気候が変わって来たのを感じます。日陰に入るとスッとした涼しさを感じるようになりました。

皆さまは日本の初秋をどのようにお過ごしでしょうか?


足跡秋休みはヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx






最終更新日  2011.09.24 19:33:49
2011.08.17
カテゴリ:レバノン生活編
8月も後半に入りました。時はどんどんと過ぎて行きますね。暑い夏ももうひと頑張りです! レバノンでは夏の時期、果物がとっても美味しいです。今、マーケットによく並ぶフルーツは、赤いプラム、黄色いプラム、マスカット、桃、バナナ、メロンにスイカ…どれも甘くて美味しいです。

マスカット

それから、フルーツはもちろん日本と比べると格段に安い。例えば右の写真のマスカットですが、1キロ買って1ドルという安さ! フ ルーツをふんだんに食べれるのは嬉しいですね。

今日は友達からプラムを袋いっぱい頂きました。 

袋いっぱいのプラム

この友達はベイルートに住んでいますが、出身はアンジャル。アンジャルについては以前にアンジャル遺跡のご紹介をいたしました(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201010230000/)。世界遺産に一応指定されているのですが、観光客は本当に少ないひっそりとした遺跡。このアンジャルに友達の家があり、毎週金曜日になるとベイルートからアンジャルへ車を走らせて、週末をこの静かな田舎で過ごすのです。この友達はアンジャルに果樹園を持っており、毎週たくさんのフルーツを収穫してベイルートに戻ってきます。

私はそのお相伴(しょうばん)にあずかる役目。こんなにどっさりもらったプラム、どうしましょう~と嬉しい悲鳴を上げています。が、心配ご無用。毎朝の野菜ジュースにどっさり放り込みますよ。この野菜ジュースはニンジンがメインですが、フルーツを入れるととっても甘くてさらに美味しくなります。

さらにさらに、完熟のプラムの果汁はお肌にとってもいいのだとか。キュウと果汁を押し出し、洗顔後のお肌に直接パックすると美しいお肌に変身できるそうです。ほんまかなぁ…と疑心暗鬼の私ですが、お肌にいいといわれるものは試してみたい。ここ数日、プラムの果汁のパックを顔に施しております。

はたして結果は…??? あの~、なんか、小さなにきびがぽつぽつ出始めたんですけれど 雫  果たしてこれがプラムパックのせいなのか、はたまた女性特有のホルモンの影響なのか、分かりかねます。もう少し様子を見てみたいと思います。プラムパックの効果については、後日またご報告させていただきますね~。


足跡秋のヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx






最終更新日  2011.08.17 18:05:24
2011.08.15
カテゴリ:レバノン生活編
アラブのフォークダンス「ダブキ」については、少し前にご紹介いたしました。詳しくは、こちらをどうぞ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201108060000/

皆が一斉に足で同じステップを踏むいわゆるラインダンス (line dance) で、人数が多ければ多いほど楽しい。これも、″個″の文化でなく″群れる″文化であるアラブを大いに象徴するものだと思います。さて、先日の木曜日にダブキ大会が無事に開催されました! パチパチきらきら 

ダブキ

ダンス能力ゼロの私のために、ダブキ ゼロからの基本編。 とはいえこのダブキ、ヨルダンでも何度となく踊る機会がありましたので、いくらダンス音痴の私でも、3年半も経てばそろそろ習得可能なはず!

写真で見ると本当に何をやっているのか分かりませんが、一応踊っているんですよ(笑)。

今回、ダブキの2つのバリエーションを教えてもらいました。この2つはまずまず完璧ですよ。フフフ。とはいえ、先導してくれる人がいないと滅茶苦茶になりますがね雫  

まぁダブキは一人で踊っても面白くない。みんなと一緒だから楽しいわけで、同じタイミングで床をダンダンと踏みならすことができれば多少下手でも全然問題ありません。

ダブキ一色になるはずだったこの日ですが、アラブ女性が集まれば、やはりダブキだけでは物足りないよう。アラブの色っぽい踊りを始めちゃいました。さぁこうなれば私はお手上げです。自分に酔いしれながら踊るアラブ女性たち。うーーーん。完全に自分の世界ですな…。でも踊る時の女性たちは本当にう~っとり、夢見るような目つきで、幸せそう。私は一人でソファに腰掛け、ポテトチップスをバリバリとほおばりながら、ダンス鑑賞を楽しませていただきました。

次のダブキ大会はいつかな。ワクワク。


足跡初秋にヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx







最終更新日  2011.08.15 18:26:16
2011.08.10
カテゴリ:レバノン生活編
英国での大規模な暴動が報道されています。若者たちによる略奪、放火、暴力…。方向性のない負の感情だけでつながった若者たち。破壊行為のエスカレートは必然と言えるかもしれません。

将来英国の経済の悪化についてはずいぶん前から報道されていますが、今回の暴動は若者たちの鬱積する不満が一気に爆発した形になっているようですね。生きることを楽しむことができず、投げやりな若者たち。先進国といわれる国にこそ多いのだと思います。

一連の中東のゴタゴタでは「アラブ=暴力」という方程式が作り上げられていたかもしれませんが、いわゆる″先進国″の若者たちの行動を見てください。モラルも何もあったものではありません。

アラブには、「暴力に訴える非情な国民」のようなイメージが時に付きまとうかもしれませんが、暴力はアラブ世界に限られたものではありません。むしろ世界中に浸み渡っており、世界が壊れて行っているのです。

英国では相当数 (数百人規模) の若者たちが逮捕されたそうです。が、刑務所では毎日食事が出ますし、眠る場所も確保されています。クタクタになって働いている善良な市民の税金が、犯罪者に食事や住居をあてがうために使われているというのも皮肉なことですね。

そんな不公平な世界ですから、若者たちが希望を持てないのも頷けます。希望がない→無気力→怒り→暴力…この連鎖が断ち切れる時が早く来てほしいものです。


足跡ヨルダン散歩については… http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx






最終更新日  2011.08.11 05:32:18
2011.08.09
カテゴリ:レバノン生活編
暑いです!! ベイルートの暑さは、ベトベト、モワッ、ジメジメという感じ。日本の暑さに似ていますかね。カラカラ、ジリジリとしたヨルダンの暑さとは全く違います。

私のアパートは最上階 (6階) に位置しているため、屋上が焦がされて私の部屋も暑い暑い! アパートの構造ですが、ドアを開けて家の中に入ると廊下があり、右手と前方に部屋2室 (1室はバルコニー付き)、左手にトイレ・シャワー室と前方にキッチンという具合です。

ベイルートではこの廊下まで部屋にしてしまう家が多いです。廊下にソファを置いたり、戸棚を置いたり…どのアパートも狭いので、ちょっとでも空いているスペースをフルに活用するしかありません。

私は一人暮らしですから、廊下まで部屋にしてしまう必要はありませんが、実は廊下が一番涼しいということに最近気づきました。そして私がマイルームにしていた部屋は実は一番蒸し暑い部屋だということにも…。この部屋でフウフウいいながら勉強し、汗をダラダラかきながら眠っておりました。ほんまにベイルートはあっついなぁ! と文句をぶうたれながら…。

ところが、普段全く使っていないリビングルームのほうは、風がよく入り、特に夜はスースーと何とも気持ちがよいのです! 同じ家でも部屋によってこんなに温度が違うんか~!! 知らんかった・・・びっくり 朝起きたら汗くさくて髪の毛も汗でクシャッとしおれている、という生活でしたが、こんな苦しい思いをせんでも、部屋を換えるだけでかなりラクに過ごせるのです。

寝室を換えてみたそこで早速、寝室を換えることに。ベッドまで移動すると大ごとですし面倒くさいので、石造りの床に断熱シート+シーツを敷き、ごろんと寝転がることに。

これが気持ち良い!! ベッドで眠るよりずっとよく眠れますし、腰にもすごくいい。実は日本でもずっと、ベッド派ではなく布団派だった私。ただ中東では、土足生活なので何となく床で寝るのを敬遠していました。

でも今のアパートでは玄関先で靴を脱ぎますし、特に問題ありません。石造りの床は、夏のごろ寝にぴったりです。といいますか、夏でも石の上に直接寝ころぶとかなり冷えますので、断熱シートは欠かせません。

それ以降、本当に気持ちの良い睡眠を楽しんでおります! で、これは前からなのですが、眠っているときに大きな大きな伸びをギュイーーーンとしている自分に夢うつつのうちに気づくことがあります。ギュイーーーーンと手足いっぱい伸ばしてみたり、ゴロンゴロンと寝返りを打ったり、けっこう眠っているときの運動が激しいんです。猫みたいやなぁ と我ながら思うことがよくあります。

日本への一時帰国の際に、例外なく聞かれたのが「背、伸びたよね?」。会う人会う人に背が伸びたといわれ、母曰く「2年ぶりに会うというだけではなく、本当に伸びたのよ!」。この睡眠時の伸びって、背の伸びに関係あるんでしょうか??? ここ中東では自分の背の高さを特に意識することはありませんが、日本に帰ると確かに自分って大きいなと実感してしまいます。

さてそんな中東では、背の高いことはプラスになるかマイナスになるか? この話題については、次回にお伝えしたいと思います!


足跡夏はヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx






最終更新日  2011.08.10 03:48:40
2011.08.08
カテゴリ:レバノン生活編
レバノンに来てびっくりしたことの一つが「朝食一緒に食べない?」とよく誘われること。ランチやディナーなら分かりますが…、朝食ですか? アラブは何かにつけて人と寄り集まるのが好きですが、レバノン人はそのアラブの中でもダントツ飛びぬけて人と群れるのが好きかも知れません。

朝食をご一緒にやれ朝食、やれ昼食、やれディナー、と何かにつけて家々を行き来しております。私としては、朝食は朝起きてしっかり食べて、それから出かけるもの、つまり非常にプライベートなものという感覚がありましたので、わざわざ友達の家に行って一緒に食べるという発想は新しいオドロキでもありました。

寄り集まって食べる朝食のことを指すアラビア語もあります。多分これはレバノンでだけ使われている方言なのかもしれません。ヨルダンでは聞いたことがありませんでした。まぁ、私のアラビア語もヨルダンではかなり限られていましたが...。

寄り集まって食べる朝食ですが、いつもほぼ同じメニュー。以前にレバノン人の定番の朝食についてご紹介しました。マンウーシェと呼ばれるボリュームたっぷりのパンです (http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201012210000/)。朝食を一緒に食べましょう=このマンウーシェとほぼ決まっています。あるいは一緒にコーヒーを飲むだけの場合もあります。

ところがこの寄り集まりの朝食は朝10時からだったりしまして…遅い!! 1日の活動を10時から始めるわけにはいきません。朝8時に友達の家に呼ばれる場合もありますが、それはそれで朝は戦闘のように身支度を整えているわけですから、友達の家に行く余裕などありません。

というわけで、私はこの朝の寄り集まりをほぼ断っております。レバノン人は近所の人ともこうした付き合いを繰り返していまして、アラビア語には「家を選ぶ時はまず隣人を見よ」ということわざがあるくらい、近所の人との付き合いは大切なものです。

レバノン人にとっての「良い隣人」とは、朝食を一緒に食べれる人、しょっちゅう行き来してもうっとおしがらない人、1日に1回は一緒にコーヒーが飲める人、まるで自分の家であるかのようにいつでも行き来できる人…です。私にとっては、こんな隣人は「悪い隣人」です! しょっちゅう来られたら困るし、自分も行きたくありません! こっちにはこっちの予定っちゅうものがありますがな。

というわけで、近所の人との付き合いはかなり制限している私。友達とのお付き合いには結構応じるようにしていますが、近所の人までは身がもちません。そんな私は「悪い隣人」でしょう。でも仕方ありませんよね~。


足跡夏休みのヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx






最終更新日  2011.08.09 01:35:59
2011.08.07
カテゴリ:レバノン生活編
先日友達の家に遊びに行きましたら、ペルシャ猫が飼われていました。生まれてから2ヶ月半ほどだということです。実際にはもう少し大きいかもしれません。US$100 で買ったんだ、という説明。正真正銘のペルシャ猫だそうです。ペルシャにしては三毛猫っぽい模様ですがね…実際のところはよく分かりません。

ヨッピーという名のペルシャ猫 ヨッピー

が、フワフワして可愛い~~。猫大好きの私としては、構わずにはおれません!! 実家では幼少のころから猫を飼っていまして、15,6 年ほど一緒に暮らしたでしょうか。やがて猫アレルギーを発症し、抱っこするとかゆくなるようになってしまってからは猫から遠ざかった生活をしています。が、本来は猫大好きです。自分では飼えない分、とある猫のブログを毎日覗くのが楽しみ。

この友達の猫は「ヨッピー」という名前。気高いペルシャ猫にヨッピーという名前はなんだか似つかわしくない気もするが…。この友達の家にはライアナというとってもヤンチャな5歳の女の子がいるのですが、このライアナがヨッピーを無理やり引っ張ったり、ガシッと鷲づかみにしたり、本当に乱暴な扱いをするんです。

ヨッピーは悲しげに「ミャヤァァァ」と泣き…度が過ぎるとお母さんがライアナからヨッピーを取り上げるのですが、そのお母さんも相当乱暴。ヨッピーをむんずと娘から取り上げ、叩きつけるように膝に無理やり寝かせています。あ、あ、あ…~~、と私はハラハラ。ヨッピーが死ぬんじゃないかと本気で心配です。本当にアラブには「優しくて繊細な気遣い」とか「そっと持ち上げる」とかそういう感覚が非常に欠けている…というか存在すらしないような気がする 雫

子供に生き物に対する繊細な優しさや気遣いを教えるのは親の役目だと思うんですけれど、親がこう乱暴ではどうしようもありませんね。この友達がアラブの中でもかなり乱暴なほうなんでしょうけれど。もちろん子供に対してもかなり乱暴。突き飛ばされたり、急にグイッと引っ張られたり、物を突然取り上げられたり…などは子供にとって日常茶飯事です。愛情表現もかなり強引で、キスを浴びせられたり、息ができないほど抱き締められたり…何につけても、強引で力任せ パンチ という感じがしますね。やはり文化が違う。静かに静かに、丁寧に丁寧に、優しく優しく、繊細に繊細に、自然と共存してきた日本の文化とは根本が違うのでした。

地中海に沈む太陽 

さてそんな友達の家から眺めた夕焼け。地中海に沈んでいく太陽です。あまりきれいに撮れていませんが、実際にみる夕焼けは非常に美しかった! この夕焼けを見ながら、ヨッピーの行く末をひそかに案じる私なのでありました。


足跡夏休みはヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx






最終更新日  2011.08.07 19:41:03
2011.07.29
カテゴリ:レバノン生活編
晴れ暑中お見舞い申し上げます。

ここ2週間ほどとても忙しくしておりました。正確には10日間なのですが、週末を挟んでいたので週末返上での大忙しでした。今日はその最終日でしたので、最後のシメに着物を着て行きました。

中東で着物を着るのは2回目です。日本では自分で着付けをしたことなんてありません。この着物、ヨルダン時代に日本から送ってもらったものですが、着付けを一人でしたことがないので何となく着るのを躊躇していました。でもレバノンで一念発起。せっかく持っている着物、着ずに終わってしまうのはもったいない。

着物は着物でも、汚れてもいいように古いお下がりです。でもこちらの人にとっては、古かろうが何だろうが着物は着物。着物を着るとみんな喜んでくれます。2ヶ月ほど前に大切なミーティングがあった時に初めて着物を自分一人で着ました。帯は名古屋帯でお太鼓結び。2,3回ほど事前に練習したでしょうか、なんとか着れましたが2時間の格闘。

今日は、と言いますと…何だか知りませんがサラサラサラッと着れてしまい(あくまで私の基準)、所要時間1時間なり。しかも着崩れしないかと不安だったのですが、着崩れもなく、1日中着物でラクに過ごせました。着物=苦しい、というのがこれまでの常だったのですが…、着付けにも着物にも少し慣れたのかもしれません。自分で着付けするほうがラクなんでしょうね。紐の結び加減とか調整できるし。

着物ところで、中東の中ではレバノンと日本の結びつきが一番薄く、レバノン人は日本に関して極めて無知です。シリアやヨルダンには日本から青年海外協力隊などがたくさん入っていますので、日本という国の知名度は極めて高いし、親日感情もかなり高いです。

そこへ来るとレバノンは、ごくごく少数の人を除くと日本との関わりが全くないので、ただ国の名前を聞いたことがあるという程度の認識。日本についても日本人についても何も知りません。

そんなレバノン人ですから、着物なんてモノの存在を知らない人も多い。今日も着物でミーティングに参加していたら、「なんでクッション(座布団)を背中に付けているの?」(爆笑)と来た。帯揚げ(帯の上で縛るフワフワしたものですね) は「顔を拭くタオル?」(爆笑)。さらに足袋を見て、「なんでそんなストッキングをはいているの?」。ストッキングじゃないって~。もともと2股に分かれているんですよ。

「なんで、こうなの」「なんで、なんで」と聞かれますが、なんでって、着物はこういうものなの!! めんどくさいし、私も「なんで」という質問は予期していなかったので、これはこういうものなの、と説明して終わり(笑)。 恐るべし、レバノン人! すべて自分中心の彼らは、レバノン以外の国は「地球外の惑星」、レバノン人以外は「地球外生物」だと思っていますからね(笑)。

そんなこんなで、忙しかった2週間が飛ぶように過ぎ去り、明日から少し普通の日常が戻ってまいります。もうすぐ8月ですね。皆さまもお体にお気をつけてお過ごしくださいませ。


足跡夏休みのヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx






最終更新日  2011.07.30 00:38:23

全31件 (31件中 1-10件目)

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