ヨルダン北部のジェラシュで刺傷事件発生!
ヨルダン北部の観光地ジェラシュで、観光客4名、ヨルダン人4名の計8名が刺されたというニュースです。11月6日水曜日のお昼頃に起きた事件です。8名のうち2名は重傷だったということですが、現在は快方に向かっているようです。4名の観光客のうち、3名がメキシコ人、1名がスイス人だということです。ヨルダン4名のうち2名は警察官、1名はガイド、それからセキュリティが1名だったでしょうか。いずれにしても、死亡者は出ていません。 上記の写真は Al Jazeera からお借りしました。犯人ですが、その場で逮捕されています。22歳のパレスチナ人の若者で、ジェラシュ遺跡近くのパレスチナ難民キャンプに住んでいたようです。単独犯とみられています。いわゆる「キレた」若者の犯行と思われます。日本でもたびたび起きていますが…。この犯人が住むパレスチナキャンプでは、若者たちの失業が深刻な問題となっていますが、これはヨルダン全体で言えることです。ヨルダンの物価高騰や経済難は深刻で、ヨルダン人の若者たちの多くが希望を失っている事実は否定できません。政治家たちが賄賂で私腹を肥やしていますので…ごく普通の庶民は苦しい生活を強いられています。ヨルダンに限ったことではありませんが…。若者たちが生き生きと生活できる世の中になってほしい…なんて言っても、空虚に響きますね。残念なことです。ここトルコも経済状況はよくありません。ですからシリア難民の生活はかなり追い込まれています。トルコでの生活が7-8年ほどになるシリア人の若い世代の多くが学校にも行かず、10-11歳くらいから働いてすでに18歳、19歳などになっているなんてケースも多くあります。働いても働いても報われない。その日生きるのが精いっぱい…そんな絶望感の中で暮らしている若者たちが多いです。これで犯罪を犯すなって言われても無理? のような気が…。どこもここも大変です。今回の事件は単発的なもののようですが、負傷なさった皆様には心からお見舞い申し上げます。また何か新しい情報が入りましたら、ブログ上でもアップさせていただきます。中近東旅行に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/