第2弾! アンタが仕事ができるかどうかを見極めるのは、アンタではなく私や!
これはサウジの旅行会社と取引をする中で感じていた心の毒づきの第2弾です。第1弾については、こちらを参照されたし。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/202002150000/ 再びお断りしますが…、正直すぎてごめんなさい! 吐けばもう後には残りませんので…(笑)さて、お見積もりから予約の一段階までのやり取りですでに完全に Stressed Out していた私。この間に別の旅行会社を見つけていたので、乗り換えは不可能ではありませんでした。ただ先回も触れたとおり、世界遺産の Madain Saleh の観光を何よりも優先する必要があったので、多少のリスク (旅行会社がおバカというリスク) があっても、私がストレスを前面に背負うなら大丈夫! と言い聞かせて乗った船。でも思ったよりもストレスが多くて…大変だったことは確か。その時の心の毒づき。もっとサウジに現地旅行会社ができて、おバカは自然淘汰されて行ってほしい…。今は絶対数が少ないので、猫でも仕事をとれるのがサウジ。本当に質の良い旅行会社が生き残っていってほしい。中東ではお金さえあれば馬鹿でもマネージャになれる。今旅行会社を持っているような若者たちは、親父が金持ちなんやろな~。出資者には事欠かない。だから仕事も一人前にできないくせに指摘されると逆切れ。典型的なタチの悪いアラブ。こういうアラブがほとんどやけど、中には賢いアラブ・伸びるアラブも絶対にいるはず。そんな見込みのあるアラブを発掘しなければ…。ヨルダンにもイランにもオマーンにもイスラエルにもレバノンにもエジプトにも、信頼できるビジネスパートナーがいる。サウジにも絶対できるはず。妥協して馬鹿と延々付き合う必要はない。馬鹿と付き合っても何の得にもならない。それより少数派の賢いアラブを時間がかかっても探す方が、馬鹿に無駄な時間を使うより長期的な益がある。さて、残りの予約 (ホテルと専用車) の依頼を入れて手続きを進めます。これもまた…進捗状況が分からない。なんせ相手はド素人なので、予約を受けた後の進め方が確立されていない。なので、また数日ごとに連絡を入れて軽くプレッシャーをかけながら相手に揺さぶりをかける。相手から返ってくる返事は Everyhthing is OK! 。ところでアラブ世界に住まれた方ならお分かりになるかと思いますが、アラブは常に「No Problem」「Inshallah」を連発します。大丈夫じゃないときもこれ。日常生活では許せますが仕事では大問題。アラブに「Everyhthing is OK」と言われるほど不安なことはない(笑)。なぜってそうじゃないケースが多々あるから。言葉より証拠が必要。なので、この若手の旅行会社には日本人がすべてを事前にきちんとオーガナイズする国民であること、ご旅行前からお客様を安心させることが旅行会社としては一番大切なこと、お客様が不安を抱えて旅行されることはあってはいけないこと…なので、予約ができたならバウチャーを送るなり、コンファメーション番号を送るなり証拠を提出することが必要であること等々を説明しますが、まぁド素人ですからね、何をするにも時間がかかる。さらにこの時点でこの旅行会社にはお問い合わせがたくさん入ってきていて、一角の者になったかのような錯覚を起こしていた。だ・か・ら~、見積もりを出して予約をするだけなら猫でもできるねん! 実際のサービスが一番大切やねん! と心で叫ぶ私。その時の心の毒づき。ところでアラブというのは計画性がない。反対にいうと、最後の土壇場でバタバタと事をアレンジするのはうまい。何とかなる。でも日本人とは対極。そしてストレスが溜まるやり方。これを現地の旅行会社も得意とするので、たまったもんではない。自慢げにフィードバックを送ってきたが、時間がない中アレンジしてくれてありがとう、楽しかったというようなフィードバック。ツッコミどころ満載。まずこうした滑り込みのツーリストは藁にもすがる思いで連絡を取ってきてるので、旅行会社への期待度はそれほど高くない。とにかく何とか目的地について目的を成し遂げられたら良いのである。それができたら感謝される。そして、このたった1日くらいのエキスカーションでまずクレームはでない。クレームが出るには短すぎるツアー。こんなツアーのフィードバックを誇らしげに送ってくるあたり、自分で墓穴を掘ってるとしか思えない。多分、通しのツアーをアレンジしたことはなさそう。それなのに、「I think I am doing good」などと言っている。笑えるわ。自分でアピールすんなって! あんたが仕事ができるかどうかを見極めるのは、あんたではなく私なんや!それでも何とかバウチャーを送ってもらい、後はドライバーとガイドの情報をゲットするのみ。お客様がご到着する前に、予想できる問題はできるだけ回避しておきたい。特に相手はド素人である上に、日本人とは取引をしたことがない旅行会社。さらに日本と韓国の違いすら分かっていない無知な人物。なので、日本人のお客様を迎えるにあたっての注意点を伝えるわけです。ヨルダンでも経験済みですが、学ぼうとしないアラブが多い。通常は自信満々で「大丈夫、満足させますよ」と請け合う。反対に学ぼうとするアラブや経験があるアラブは「なるほど、なるほど」と聞くし、「ベストを尽くします。問題が起きたらその時々で解決しましょう」という。この若手の反応はもちろん前者のほう。さらに「こっちにはこっちのカルチャーがある」と言い放つ。…何から何まであかんな、こいつ。良いとこないやん(涙)私のポリシーを伝えても理解しないアラブとの手はさっさと切る。「こっちにはこっちのカルチャーがある」というアラブはもってのほか。なぜってツアーの仕事というのは、いかに相手のニーズに応えられるかであって、相手をこちらのニーズに合わせることではない。こちらのポリシーを伝えたときに「こっちにはこっちのカルチャーがある」と言い放つアラブは今後の成長が見込めないし、私にとってプラスにはならない。このセリフ、私からすると傲慢だと思う。なぜって鼻から合わせる気がないから。なるほど…と耳を傾けるのが謙虚。しかし若いのに頭の固いこと! そして不必要な自信! 百害あって一利なしのこの根拠のない自信。仕事ができないことはすでに露呈しているので、全くもって見苦しい限り。私としてはおさらばです。彼が成長しようがしまいが私には関係がない。見込みのあるアラブを発掘する。それだけ。そしてそのためには謙虚さを持ち合わせたアラブであることが必ず必要。サウジアラビア人には難しいのかもしれません。でも絶対にいるはず! というわけで…12月中はひどいストレスで不眠に近い状態。それもたった1社との取引で。その間、オマーン、イラン、ヨルダンのお手配はストレスなしで(あるいはストレスがあったとしてもすぐに解決できる範囲内で)進んでいます。ホンマにサウジアラビア! 頭痛いな~。実際のツアーは、まぁ最悪を想像していた割には問題は少なく収まりました。私は毎日毎日キリキリと痛む胃を抱えつつ、ツアーが終了する日を今か今かと待ち焦がれ…やっとツアーは終了! そしてこの旅行会社とは完全に手を切りました! 何たる解放感!!!!!! 永久におさらばじゃ。現在は外資の旅行会社とのやり取りで落ち着いています。外資よりローカルの旅行会社を使いたかったのですが、現時点でのサウジでは外資が一番です。また数年後にローカルの旅行会社でちょっと経験を積んで賢くなったところを発掘してもいいかもしれませんが…。私も年ですからね(笑)、ストレスフリーが一番。私の愚痴にお付き合いいただき、ありがとうございました。いろいろありますが、サウジが魅力的なディスティネーションであることは確か。なので今後もツーリストが増えることを願っています。仕事以外で付き合うといい国民なんですがね…。謙虚な若手が旅行業界でも育っていくことを願って…サウジに関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comアフェリエイト始めました。次世代の旅のお供になりそうな新しい形のお財布 Rivollet。ご関心のある方は覗いてみてください。https://revollet.io?token=NOUcgl8sお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Levant」(旧名 Picturesque Jordan) は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありませんし、レストランが所有するツアー関係のサイトも当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201908240000/ 資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201910120000/ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2-3名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人男性がおりますが、違法操業者となります。さらに詳しくお知りになりたい方はお問い合わせくださいませ。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/20150222000