沈黙する男
これは以前に書いた「謝れない男」https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201705290000/ の続きです。久々(?)に愚痴を…。エジプトの旅行会社です。マネージャさんが何といっても賢い! やり手で人格者で気に入っています。でもこの旅行会社に "気が利かない" + "デキナイ" 男が約1名…。コヤツとはやり取りしたくない。気が利かないことが節々に表れます。気が利かないので、ぶっ飛ばしたくなります(笑)。いや、これホント。仕事じゃなかったら、付き合いませんね。でも仕事では避けられない。この男とは面識はありません。エジプトの旅行会社では面識があるのは旅行会社のマネージャさんのみで、他のスタッフとはメールのやり取りだけです。でもデキナイ男って、すぐに分かってしまう。「謝れない男」でも書いた通り。今回、年末年始のエジプト国内のお手配を承ったお客様がおられました。まずお見積もりの段階から、あれ?ということがあります。まず皆さん、「Cairo sightseeing including Cairo Museum」という英語をどんなふうに理解されますか? including ですよ。つまり「カイロ博物館を含めたカイロ市内観光」です。どこをどう見ても「カイロ博物館だけ」と理解できませんよね? ところがこのデキナイ男は「カイロ博物館だけ」と理解する。1を聞いて10を悟らない。10を言っても1しか悟らないから当然か…。頭イタ…。それで、当初はこの日にシタデルとカイロ博物館をご観光いただく予定だったので、「じゃあシタデルはいつ観光するの?」と聞くと、シタデルは含まれない。あなたが含めなかったでしょ、と言い放つ。いやいやいやいやいやいや、アンタ‼ 「Cairo sightseeing including Cairo Museum」= 「カイロ博物館を含めたカイロ市内観光」ゆうてるやん! ちょっと頭使ったらどない? こういうことが何度もある。英語を一から勉強しなおして来い! と言うてやりたいところですが、まぁ言うても分からへんやろね、こういう人は。ですので、次のメールでこんな風に書く必要がある。「 Cairo sightseeing including Cairo Museum =(this means not only the museum, but citadel and other parts too)」時間の無駄なんですわ! 忙しいのに、もう赤子に接するようなんですわ。え?これだけ?と思われた方‼ ちゃうんです! 一例に過ぎないんです。こういう愚かなことを何度も何度もしでかすんです。なので、もうこの男とはやり取りしたくないと思う。マネージャさんとだけやり取りできたらいいのですが、他のスタッフの訓練のためでしょう、こういう男が私のメ―ルに返信してくるんです。もうアンタ引っ込み‼ マネージャさんとやり取りさせてよ! と思ってしまう。今回も何度も時間の無駄になるメールのやり取りをした後、さてご予約の段階に入りました。ご予約が比較的直前になったために、こっちとしては急いでいるわけです。お客様のほうも早く確定の連絡を受け取りたいでしょうし…。ご旅行までに5日ほどに迫った段階でのご予約。旅行会社としては超特急で予約手配をし、できるだけ早くお客様に安心してもらいたい。ところがこの男、予約を入れてから2日以上うんともすんともいうてこない。その間、私はコンファメーションを至急送るように、ガイドの情報を至急送るように、とせっつくのですが、沈黙ですわ。2日以上何の返事もないと、こちらだってお客様をお待たせしているわけですから、どうなっているのか心配になります。でもこの男からの連絡はなし。しびれを切らした私はマネージャさんに WhatsApp で「一体どうなっているの?」と聞く羽目に。数分後に返事が返ってきて、「確定済み。ただし年末の繁忙期でまだガイドの調整がつかない。明日以降に送ります」と。そう、こういう気の利いた連絡があると助かるのです。これです、この思いやり。これがサービス業。なので私もお客様に「口頭では確定という返事を受け取りましたが、明日以降に情報をお送りします」と送ることができます。その後、1日経ってからではありましたが、マネージャさん直々からガイドの情報を受け取ることができました。そんな風に人をやきもきさせても全く気にしない例のデキナイ男は、3日後に突然「TOP TOP URGENT」という題名のメールを送ってくる。お客様のパスポート情報を至急送れと。ほーーう、私がせっついても全く意に介さなかったのに、自分の時は「TOP TOP URGENT」なんかい? あまりにも自分勝手とちゃう? もうね~、イライラしますよ。というわけで、またこの男にメールを送りつけなければなりません。デキナイってことは分かっているし、今後もデキナイままでしょう。でもあなたに満足してないよってことは知ってもらわないと。マネージャさんにも知ってもらいたいので、もちろんCCを入れますよ。プライドが傷つくことは承知の上。以下のメールです。ところで予約の依頼を入れたとき、2日以上もあなたから返事を受け取りませんでしたよね。最終的にマネージャさんに WhatsApp でどうなっているのか確認する必要がありました。「予約の手配中ではあるけど年末年始という繁忙期にかかっているので調整が遅れている」と一言あったなら全然違ったと思います。観光業というのはお客様の立場に立つことが前提です。お客様の立場に立って考え、きちんと返事をしてください。大切な時に2日以上沈黙したままでいるなんて論外です。さて、この男の反応は? もちろんありませんよ! その後は沈黙。なんてったって「謝れない男」ですからね。そして沈黙する。ほとぼりが冷めたと思える頃にまたノコノコと出てくるでしょう。前もしばらくは全くうんともすんとも言いませんでしたが、いつの頃からかこの男がまた返信しだしていました。今回も沈黙したままのこの男。その後はマネージャさんとのやり取り。「DEAR MS.NAOKO GOOD DAY FROM CAIRO. THANKS,WELL NOTED AND CONFIRMED」というのはマネージャさんからの返事。このデキナイ男ですが、今回のご旅行が無事に済んだ後にマネージャさんにメールを入れようと思います。この男には私のメールに返信させないで、と。私のお客様はマネージャさんが直々に扱ってくださいと。ヨルダンでは、凄腕の女性マネージャが鈍くさいスタッフとのやり取りをしなくてよいように、すべて間に入ってくれています。Naoko のお客さんは私が担当するから…ということで、他のスタッフは一切関わらせません。初期におバカなアラブ女性スタッフとひと悶着あったのです。あり得ないミスをしたり、理論的にこたえられなかったりするアラブとはやり取りしたくありません。厳しいかもしれませんが、私は同じ会社で働いているわけではなく、あくまで彼らのクライアントです。ですから彼らとしてはクライアントを満足させる義務がある。そんなスタンスですから、エジプトの旅行会社にもそろそろ言ってもいいかなと。デキナイ男よ、一度顔を拝んでみたい気もするけど、ケンカになりそうやからやめといた方がいいな(笑)。デキナイ男ほどプライドだけは高いので。あーーー2018年もアラブとともに始まりアラブとともに終わる…のであります。中近東に関心のある方もそうでない方も一日一回応援よろしく! です↓ 下の「ブログ村」のURLをポチッとクリックしていただけたら、皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。にほんブログ村ヨルダン・イラン・トルコ・エジプト・イスラエルツアーなど、中近東のツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.comお気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan-月の砂漠ツアー」や「月の砂漠ツアー」という名前で開設されている Facebook 等のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/ ヨルダンでは現在活動している日本語ガイドは2名となっております。それ以外で「日本語ガイド」と名乗っているヨルダン人は違法操業者となります。中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:https://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/