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カテゴリ:旅・散策
朝方、雲に隠れて太陽が昇り始めました。
本日は須坂市、臥竜公園近くの百々川に車を停めて自転車で散策中。 東側へ目的地に向かう途中での1コマです。 辺りは一面ぶどう畑。 なんでもここ最近は農産物の窃盗事件が多発しています。 ニュースでもありましたね、子牛が盗まれる事件が。 心が痛みます。 そんなこともあってか早朝にも拘わらず幾度も警察のパトロール車を見かけました。 犬はぶどうは食べることができませんので、私の場合はまったく興味がなかったのですが。 ちなみに犬がぶどうを食べると数時間以内に嘔吐をし、下痢や震え、呼吸速拍などの症状が現れます。 専門用語を使うとBUN(尿素窒素)・CRE(クレアチニン)の急激な上昇とCa(カルシウム)・P(リン)の上昇が見られます。 つまりは"急性腎不全"という事になります。 もし犬が誤ってぶどうを食べてしまった場合はすぐに病院に行きましょう。 さて、目的地が近づいてきました。 ここです。 "八丁鎧塚古墳"です。 神社なんかを取り扱ってばかりですが、けっしてそれらが好きという訳ではありません。 ただ犬と色々な場所に行ってみたいから、という理由で外歩きしてるのですが、 『ただ歩いているのはつまらない。そうだ、○○に行こう!』 といったくだらない理由で色々と歩き回っているだけです。 あしからず。 到着です。 全体像が映っていませんが石が盛られているのがわかりますね。 この場所は複数の古墳があります。 1号墳と2号墳、6号墳の三つがそうなのですが上の画像じゃわからないですね。 恒例の案内・説明文です。 箱式石棺 この石棺は、鎧塚第2号古墳の南側張出部に設けられたもので、長辺に板石6枚を短辺に各1枚で箱型に組み立てられ長さ2m5cm、幅約50cmの大きさです。 石棺底にも西側では平らな川原石を2枚、東側では平らな板石を2枚敷いています。 また、石棺の内部からは遺物は出土していません。 築造当所はこの石棺の上に板石で二されていたと考えられます。 古墳の周りに石棺を設け、埋葬する例はたくさんありますが、この石棺は2号古墳本体に埋葬された被葬者との関わりはたいへん深かったことがうかがわれます。 また、この石棺の発見は、2号古墳の埋葬施設を知る手がかりになります。 このように説明を受けないと素人目で見てもなにがなんだかさっぱりです。 説明を受けてもさっぱりですが。 鎧塚第6号古墳 この古墳は、平成6年の1・2号古墳範囲確認調査で軍善確認されたもので、直径は約12mあります。 古墳の一番裾、最下部の石積が発見され、一緒に円筒埴輪片、土師器片が古墳の外側に当る部分からまとまって出土しました。 この古墳は1・2号古墳とは異なり中心を土で盛り、その上に石を葺いた工法の古墳であることが特徴です。 鎧塚1号古墳から約1世紀以上後の築造ですが、1・2号古墳の狭い場所に、しかも南北に並ぶように築造されていることは、埋葬された人を考える上で大変興味深いことです。 この古墳の埋葬施設は失われていますが、明治時代にこの古墳の中心部と思われる部分から"板石を運び出した"という言い伝えがあり、石室は板石で作られた"箱式石棺"だった可能性があります。 今日はここまでにしておきます。 次は1・2号古墳をご紹介。 ちょうどここはその古墳の日陰に当る場所。後ろにその2号古墳石棺と6号古墳が あるのですが囲ってあるということは入ってはいけないと思いますので 写真はお預けです。 【ふるさと納税】≪9月上旬頃より発送≫有核(種あり)巨峰 約2kg《村石果樹園》【果物・ぶどう・フルーツ・有核・種あり・巨峰】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.18 04:00:05
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