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カテゴリ:政治・経済
今日は少し考えさせられるお話、とは言っても大体の人達には朗報なお話。
菅首相、携帯値下げ指示=総務相「1割以上可能」-格安スマホと競争促進へ 菅義偉首相は18日、武田良太総務相と首相官邸で会い、携帯電話料金の引き下げを検討するよう指示した。武田氏は同日午後の閣議後記者会見で「1割以上の値下げが可能だ」と述べ、具体化を急ぐ考えを示した。携帯値下げは菅政権の目玉政策の一つ。民間各社は身構えるが、国際的に割高な日本の通信料金の見直しにつながりそうだ。(後略) 時事通信からの引用です。 料金が下がるのは願ったりです。 特に生活が苦しい人達には朗報でしょう。 ただ、この値下がりが決定・実行された場合にはその裏側で泣きを見る人達がいます。 そうです、携帯電話会社と務めている社員さんです。 携帯料金の値下がりが行われた場合、企業の収益が当然圧迫されます。 収益が損なわれた場合は当然、企業は経営体制を見直します。 企業にとって一番コストが掛かっている、かつコストを削減しやすい所はどこか? そうです、人件費です。 携帯電話会社で勤めている人達にも家族がいます。 なにより同じ価値観を共有する日本人です。 そんな彼ら彼女らが自身の給与が上がらない、もしくは給与が下がるといった状況になった場合、 どのような行動にでるか? 当然、生活費を切り詰める、つまりは消費を減らすことになるでしょう。 日本はGDPの70%程が内需という、内需国家です。 携帯電話会社の社員さんが消費を減らすとそれ以外のモノを作っている企業、サービスを提供している企業の売り上げが減り、利益が減ります。 するとそこからさらにコスト削減・人件費削減が続きます。 日本が30年間陥っていた病である"デフレ"が深刻化します。 今回のこの報道は日本に住んでいる人の多くの方にとっては朗報です。 ただ、その裏では泣いている人もいるという事を少し考えてみても良いのではないでしょうか。 なつきちでした。 総理の影 菅義偉の正体 [ 森 功 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.19 04:00:04
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