認知症とMCI(軽度認知障害)
認知症とMCI(軽度認知障害)とは?認知症=認知機能が低下し、日常生活に影響がでている状態 MCI=認知機能は低下しているが、日常生活には影響がでていない状態※MCIは認知症ではなく、その前段階です。正しい予防により健常な状態への回復が見込める。認知機能はトレーニングにより鍛えることができる。機能の低下の度合いが軽いタイミングで早期に発見し、正しく予防することで低下した認知機能の回復が見込める。 また、このチェックテストそのものが認知機能を高めるトレーニングの役割を持っています。 ☑01.ぼんやりしていることが多い ☑02.生きがいを感じている様子がない ☑03.根気が全く続かない ☑04.発想が乏しく、画一的になる ☑05.一日や一週間の計画が、自分で立てられない ☑06.三つ以上の用事を、同時に平行して片付けられない ☑07.反応が遅く、動作がもたもたしている ☑08.同じ事を繰り返し話したり、尋ねたりする ☑09.無表情、無感動の傾向が見られる ☑10.相手の意見を聞かない ☑11.何度教えても日付があやふやになる ☑12.身だしなみに無頓着になる ☑13.今までできていた、家庭内の簡単な用事ができなくなる(洗濯物の整理、草取りなど) ☑14.ガス、風呂の火、電気の消し忘れ、水道の締め忘れが目立つ ☑15.料理がうまくできず、味付けが変になる ☑16.薬をきちんと飲めないので、家族が注意する必要がある ☑17.季節や目的にあった洋服を選べない ☑18.昨日の出来事をすっかり忘れてしまう(例えば、昨日の老人会での出来事を忘れる というのではなく老人会があったことそのものを忘れてしまう) ☑19.お金や持ち物のしまい場所を忘れて「盗まれた」と騒ぐ ☑20.簡単な計算もできない ☑21.同居の家族の、名前や関係が分からない ☑22.汚れた下着を、そのまま平気で着ている ☑23.服を一人では正しく着られず、上着に足を通したりする ☑24.風呂に入ることを嫌がる ☑25.食事をしたことを、すぐに忘れる ☑26.しばしば自宅の方向が分からなくなる ☑27.家庭生活(食事、入浴、排泄)に介助が必要である ☑28.独り言や同じ言葉の繰り返しが目立つ ☑29.誰も居ないのに「人がいる」といったりする ☑30.大小便を失敗し、後の処置がうまくできない1~10のうち4項目以上あれば軽度認知症 11~20のうち4項目以上あれば中度認知症 21~30のうち3項目以上あれば重度認知症 かつては痴呆症といわれていた「認知症」は、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態のことを指す。