ざ!着物塾

2011/09/12(月)23:20

中秋の名月

日本(3)

 平安の昔から、銀色に輝く月の美しさに人々は心を奪われてきました。中でも旧暦8月15日の夜空に輝く満月を「中秋の名月」と称して、この日の観月に特別な思いを寄せてきました。十五夜をすぎると、月は夜空に姿を見せる時間が次第に遅くなり、月の出を今か今かと待ち焦がれた人々は、十七夜を「立待月」、十八夜を「居待月」等と名付け、十六夜以降、夜明けの空にまだほのかに残る月を総称して「有明の月」と呼ぶ等、月への深い思いを言葉や歌に託してきました。  また、月見団子を供えるようになったのは江戸中期だそうです。15個の団子を下段に3×3の9つ、中段に2×2の4つ、上段には縦に2つ並べ、「中秋の名月」は、ちょうど里芋の収穫期にあたり、古くは芋を月見に供えたことから「芋名月」とも呼ばれ、月に芋料理を供えて食べる習慣が今も残っていると聞きます。十五夜のお便りお待ちしています。    これからも多くの方と出会えればと思い、ランキングに参加しています。ワンクリックしていただけると嬉しいです。よろしくお願いしますm(_ _)m 人気blogランキングへ

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