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般若心経を書くよく、テレビの教養番組や書籍で取り上げられているテーマです
般若心経は「空」の世界を我々に教えています 今日は般若心経を含めた写経について書きます 写経には決まりごとがあります 写経には「写経体」といわれる略字のような文字が使われます。これは、かつて写経生といわれる人が文字を早く美しく書く工夫から生まれた文字です つまり「用と美」を兼ね備えた工夫がありますまた、一行に入れる文字数も決まっています。 さらに名前は本名で入れ、雅号は本来使いません。書ではなく斎戒謹書または謹書とするのが一般的です。 日本には多くの写経が残されていますが、私は良寛さんの写経が一番好きです どちらかというと、写経の決まりを無視した自分その儘が出ており素朴で飾り気がありません無の境地といいますか空の世界といいますかこだわりや格式なんてクソ食らえという上品な反骨精神が感じられます 庄屋の家柄を捨て、生涯寺を持たず乞食様として生きた清貧さと禅僧にかかわらず、南無阿弥陀仏の名号を揮毫し宗派にこだわらなかった生き様こそまさに出家であり僧侶であったのだろう人柄が彼の写経にも見て取れます こだわりをすててちょっと仏さんになって心を空っぽにして筆を持ってみてはどうでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月26日 20時14分45秒
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