年間500軒以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

2013/03/30(土)09:00

JR根岸線関内駅:「徳川」   年季が入った職人である大将が焼き上げる鰻はふっくらとしていて美味でありました

神奈川県(1224)

春の陽気が心地良い日 桜の名残を楽しみましょうと、桜通りを歩きます 満開の時期を過ぎ葉の数を増してはいますが、風に乗って飛ぶ桜吹雪を見るのも美しいモノであります 関内桜通りに面したビルの地下にある鰻の老舗店「徳川」 地下には2軒のお店があるのですが、細く急な階段を下ることになりますので、ちょっと入りづらさを感じるところでありますし階段上にメニューなども置かれていませんので、ずっと気になりながらも入ることがなかったお店であります そんなお店がしばらく営業をしている雰囲気がなくて閉店してしまったのかと思っていたのですが、今日はやっている様子 このチャンスを逃してはいけないと、思い切って飛び込んでみました それほど大きなお店ではありませんが、大将一人が焼く鰻を提供するにはほど良い規模であります カウンター席や一部の席からは厨房を望むことが出来て、そこには鰻を活かしておくための桶が置かれているところから、こちらのお店では活鰻が使われているようですね 年季が入った大将が焼き上げる鰻 少々時間はかかりますが、どれほど美味しいモノがいただけるのかと、ワクワクとしながら待つことが出来ます こちらのうな重は4種類 種類と言うより鰻のボリュームによる4ランクから選ぶことが出来ます もっともお手頃なモノが梅の3150円 そして最も高額なモノが特上の7350円となっていますので、その間を取って… 竹をいただくことにいたします こちらのタレはちょっと水飴が多めで濃度があるタイプ しかしそのお味はスッキリとしていまして鰻の旨みを消してしまうような強い甘味はありません  鰻やごはんに程よく絡む濃度でありますし、しっかりと焼かれてはいるのですが、身は柔らかくフワッとしていまして、値段に負けない美味しいうな重であります 聞くところによりますと大将が体調を壊されたようで、ひと月ほど休んでいたとのことであります 今は元気になられて営業を再開されたそうではありますが、高齢であることに変わりはありませんので、後継の方がいないようであれば、こちらの鰻がいただけるのもそれほど長くはないかもしれません こう言った本格的なお店には頑張っていただきたいものであります 【うなぎ 徳川】 神奈川県横浜市中区常盤町3-21 関内甘糟ビルB1F 045-651-0328 今日もご訪問いただきありがとうございます ブログランキングへの応援クリックお願いします 人気blogランキングへ

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る