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2014.09.04
カテゴリ：東京都
 渋谷に面白いレストランがあると言うので… そこは以前原宿でお邪魔したことがある「ALA」の系列店であるとのことでもありますから、期待を裏切られるようなことも無いでしょうと渋谷駅からテクテクと歩いて伺います 南北に長く伸びる渋谷駅ですから新南口からだと比較的楽に伺えそうですね  そこは以前プロデュースを担当したお店の物件とした上がったところでありまして… そんな偶然にビックリさせられます その時にはアクセスの悪さを理由に契約に至ることは無かったのですが、そこへお客さまを集めることが出来る力を持った人がやるのであれば、恵比寿や代官山そして渋谷からも10分ほどで歩いて来れるところでもありますから、隠れ家的なお店として成り立つことでありましょう  そんなお店にはメニューが無いんです その日に仕入れた食材を使ってお客さまの好みに合わせた商品を提供するってことがこちらのコンセプトであるようで、黒板に書かれた食材から食べたいモノを選び、それをお店の方と相談しながらお料理を決めていきます  そんなお店は厨房と客席が一体化していまして、カウンター席をいただきますと調理している人の手元までもを見ることが出来る楽しいお店なのです もちろん、そんなことよりもふたりの世界を大切にしたいってカップルさんにはテーブル席も用意されていますよ ワタシたちはカウンター席をいただき、調理される方に食材を見せていただいたりしながら、こんな調理をするとその食材が活きるのかなんて話をしながら楽しませていただきます  先ずはお店から提供される前菜の盛り合わせとパンをいただきながら、じっくりと今日の食材を眺めます そんな中からシャンピニオンを見つけ、それとトランペットと呼ばれるフランス産のキノコを一緒にバターで炒めていただいて… 野菜へと目をやりますと、そこには白ナスや青ナスといった珍しいものが用意されているではないですか ならばと万願寺唐辛子やレンコンと一緒に青ナスをグリルしていただくことにいたします  お肉は米沢牛 それにフォアグラを乗せたロッシーニ風で 米沢牛と言えばサシがキレイな蕩けるようなお肉を連想したりもしますが、ココで使われるのは赤身のお肉でありまして… 噛めば噛むほどの旨みが出てくるお肉の美味しさを楽しみます また、表面をしっかりと焼き固めたフォアグラも芳ばしさと共にソースの香りを添えて… コレは堪りませんね  〆にいただいたのはたっぷりの魚介を使ってペスカトーレを 生麺のしっかりした食感も然ることながら、蛤やスルメイカ、それにアサリやムール貝がこれでもかってほどに盛り付けられたパスタは、もう魚介を食べるお料理になってますね それぞれの出汁が出たトマトソースにはイカ肝までもが溶け込んていまして、その濃厚な風味が美味しいこと美味しいこと これまでこんなペスカトーレを食べたことありません 素材から料理を決めると聞くと敷居が高いお店のような気もいたしますが、スタッフは明るい方たちばかりですから、お料理のことに自信が無い方でも気軽に自分の食べたいお料理決めることが出来ますよ こんなお店だったら、わざわざでもここを訪ねて来るお客さまも多いことでありましょう 今日も予約のお客さまでいっぱいでありました 【Osteria Urara】 東京都渋谷区猿楽町1-3 ユガテビル1-2F 03-5459-2155 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2014.09.05 17:29:06
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