年間500軒以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

2018/03/14(水)12:02

岡電東山本線岡山駅前駅:『明神丸』   一本釣りしたと言う鰹を注文が入ってあとに藁焼きするという〝塩たたき〟は外せない一品

岡山県(174)

岡山へ出張 〝晴れの国おかやま〟らしくポカポカであった日中から一転し冷たい風が吹き始めた夜、おいしいお料理をいただきましょうと繁華街へと向かいます カツオ漁からお土産物の生産、そして「藁焼き鰹たたき」を作るために必要な藁を確保することから始まったと言う農業事業 更には飲食店までを展開しているという会社が営む『明神丸』ってお店へお邪魔することにいたします 板が打ち付けられた男性的な荒々しい力強さを感じるファサードであることや地下へと下る階段が狭いことから少々入りづらさを感じていたのですが、店内へと入ってみると厨房で働く元気が良いスタッフに迎えられますし、奥へと長く伸びる100席ほどの客席には清潔感だけでなく居心地の良さもあって… 先ほどまでの印象は一転いたします お勧めとして提供される清水鯖のお刺身からいただくことにいたします 鯖のブランドと言えば、大分佐賀関で獲れる〝関さば〟や三陸沖で獲れる〝金華サバ〟 そして東京湾で獲れる〝松輪サバ〟が有名なところではありますが… 黒潮の流れでもある高知県の足摺岬沖も漁場として恵まれており、そこで獲れたものが〝土佐の清水さば〟としてブランド化されたのだそうで、関さば同様にお刺身でいただくことで脂の旨みを堪能することができるとのことであります 注文が入ってから藁焼きされるとのことで、カウンター近くに席であれば立ち上がる炎を臨むことができたりもするのでしょうが、残念なことにワタシがいただいた席からはそれを見ることは出来ず、提供されたお料理のおいしさだけを楽しませていただきます 上質な鰹だからこそ塩でいただくことで旨みが引き出せる「塩たたき」 鰹のたたきと言えばポン酢と思っていたワタシではありますが、塩たたきのおいしさを知ってしまってからはもうポン酢には戻れないと思うほどにファンになってしまいまして… しっとりと舌にまとわりつくようなきめの細やかさを堪能させていただきました トッピングされた茗荷やしそ、ネギと一緒にいただくことで風味豊かになった鰹たたきのお寿司と、炙られることでの芳ばしい香りをたのしめる鯖の炙り棒寿司で〆といたします 本当はもっといろんなお料理をいただきたいところではあったのですが、このお店へたどり着くまでに2軒ほどのお店を回っていたためにお腹の限界でありまして… 今度は一軒目としてお邪魔させていただくことにいたします このお店 調べてみますと西新宿にも支店があるようですから、また塩たたきを食べたくなったらお邪魔させていただくことにいたしましょう 【藁焼き鰹たたき 明神丸】 岡山県岡山市北区本町10-22 本町ビルB1F 086-206-7881

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