2009/05/25(月)16:23
■生きてくれた!!!
昨日は急転直下の展開に心がついていけず、すっかりボロボロになってしまいました、生けるボロ雑巾ことフサBです。こんにちは。
「フサB」のBは、「ボロ雑巾」のBだったんだ・・・
遠い目。
まあ、そんなことを書ける様になったのは、ちょっと心が復活したからですので、お気遣いなきように。
仔猫たちの名前は、息子玉太郎が考えて、大きい方のキジ(多め)白ちゃんは「ラッキー」、小さい方のキジ(少なめ)白ちゃんは「ピクシィ」になりました。
左:ラッキー、右:ピクシィ 土曜日撮影。
またしてもポケモンです。
そして、昨日状態が悪化したのは「ラッキー」・・・
名前負け?
ダメだよ、名前負けするなよラッキー!
そんなことを言っている自分ですが、入院する時、ペットの名前の欄に「ラッキー」と書けませんでした。
今にも消えそうな命の名前が「ラッキー」・・・「幸運」だなんて、あまりにも皮肉すぎて・・・
空欄のままで提出しました。
この子の名前は「ラッキー」。
でも、今のこの子に「幸運」という名は重過ぎる・・・
そう思うと、涙が止まりませんでした。
診察した先生も、
「かなり危険な状態になっています。肺炎を起こしている可能性が高いですね。これほど小さな仔猫ですと、正直難しい状況です。手を尽くしても、入院している間に・・と言うことも・・・」
とおっしゃいました。
「助かる見込みはほとんどない、ということですね」
と逆に聞くと、先生は否定しませんでした。
とにかく今は、できることをしてもらい、それでもダメならあきらめよう・・・
何もせずに、ただただ目の前で命が消えていくのを見ているだけなのは、もう嫌だ・・・
そうは言っても、お金の問題という現実がありますから、先生と入院費の相談をし、とにかく3日間、入院治療を行っていただくことにしました。
何かあったとき・・つまり、亡くなった時にのみ電話で連絡します、と伝えられ、あとはお任せして病院を後にしました。
ひとりぼっちになってしまったピクシィは、兄弟を探すかのようにピィピィ鳴きながらパタパタと手探りで一生懸命動いています。
ふと、中学生の頃にすずめの子を拾い、自分の着ている服の中に入れて暖めながら育てたことを思い出し、ピクシィをおなかに入れてみました。
ピクシィは、私のぽよぽよおなかの上でまったりと、気持ちよさそうな顔をしたように見えました。
私は、この子達を助けるんだと、そればかり思っていたけど、中学生の頃、すずめを育てた私は「私がお母さんになるんだ」と思って、まるで赤ちゃんのように声をかけながら励ましながら育てていました。
今の私は、「お母さんになる」ということを、考えていなかった。
ミルクも一定量を与えることだけを考えていて、愛情のある言葉掛けもせず無言で授乳していたし、仔猫の表情や様子を深く注意して見ていたかと言うと、「猫ってこんなもんだろう」くらいにしか捕らえていなかったと思うのです。
ラッキーは朝からSOSを出していたのに・・・
おっぱいを捜すピクシィ。小さい手でフミフミしています。
人肌をおっぱいと思ったのか、チュウしました。
今朝、病院へ電話をすると、ラッキーは少し持ち直したとのこと。
面会も可能と言うことで、早速カメラ片手に病院へ行ってきました。
昨日、今にも消えそうだった命は、頭を上げて、自分で動き、おしっこまで自分でしていました。
まだ、完全な状態ではなく、厳しい状況に変わりはないとのことでしたが、それでも自分で動けるようになったラッキーの姿に、希望を感じました。
名前負けしない、幸運の子として、元気になって帰っておいで・・・