http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060302&a=20060302-00000024-sph-spo
ボスニア・ヘルツェゴビナ2-2日本代表の 内容・結果をみて
日本代表が酷い言われようだ。
日本はとてもクロアチアには勝てないうんぬん
確かにクロアチアは弱いチームではない。それはボスヘル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)もそうだ。
ボスヘルは重要なFWが抜けていたというが、あの試合日本は、ぬかるんだピッチと雨でもっとも苦手なピッチ天候コンディション。ショート&ミドルパスで崩す戦いが殆どできなかった。
聞けばこの時期ドイツではあのような気候はめったにないそうじゃないか。
ボスヘルは運が良かった。本当は0-2か1-2で日本が勝っていた試合。
ボスヘル得点のPKは審判のデタラメ、2点目はGKのファンブル。
日本はセットプレーから確実な2ゴール。
普通に戦って、クロアチアも日本も、
ホームで勝ちアウェイで負けるというのが
現在の両国の力の差。
これは誰も異論は無いだろう。
日本の代表サポーターもボスヘルの発炎筒や爆発音を目の前にして「遊びじゃないんだ」と、目が覚めたと思う。これまでのような遊び歌の応援はやめて死闘を感受し、どうか戦闘意識に覚醒して欲しい。暴れるというわけでなく、W杯本番、生きて返さないぞという相手への気迫の問題。(ダメもとで願うよ)
今、問題が最後のツメと言われているが、日本は元々FWが弱い。もう間に合わない。
決定力は俊輔や小笠原のFKから一試合2点取れれば上出来だ。それで良い。ボスヘル戦もなんとか2点取った。
問題は守備のはずだ。
代表選手たちが集団的守備力をどう高めて、オーストラリア、クロアチアを限りなく無失点に抑えるかだ。ミス消しの最終段階が続いている。
実力が拮抗している試合は守備力がものをいう。その点、オーストラリアもクロアチアもセットプレーに弱く、攻撃力もたいした事ないから日本は相性も大助かりだ。これがポルトガルやウクライナと当たっていた方がはるかにヤバかった。
中盤が固定すれば、守備も根っからの組織性で大丈夫。せっかく共和制で組織守備ができるチームを作ってきたんだから。
クロアチアのマスコミ「(日本のような)“働きもののチーム”は(クロアチアのような)優雅なサッカーをするチームを相手にしては、大きな問題を持つことだろう」
結論はともかくこれは両国のサッカースタイルを簡素に言い当てている。しかし8年前より日本は数倍、技術と経験を備えていることを忘れているようだ。日本は勤勉かつ獰猛な狼の群れになっていることを思い知らせてやるさ。
※クロアチア、3-2で優勝候補アルゼンチン破る・・・クロアチアは早く仕上がり過ぎだよ。今ピーク持ってきてどうするんだ。
・・・・・・・と強がって書いてみました。