Cine-maxim(映画名セリフ集)

Cinemaxim


ここでは特に映画の中の名ゼリフを集めてみました。

ほとんどが、和田誠が書いた「お楽しみはこれからだ」シリーズからの引用です。


ジャンルごとに6つに分かれています。
・口説き文句
・男と女
・人間 
・決闘、戦争、勝負 
・金銭、欲望、犯罪 
・諷刺、ジョーク、酒


Last Update:1.20 17:22 






<口説き文句>




「あなたのように美しい人なら、サハラ砂漠を歩いても、砂があとを追うでしょう」
(『踊る海賊』)


「われわれは二つの世紀にわたって接吻をしたね」
(『美女ありき』)


「エンパイヤ・ステート・ビルの屋上で会おう」
「どうしてそんな高いところで?」
「ぼくは雲の上にいる気持だからさ」
(『踊る大紐育』)


「千人の詩人が千年夢見て、そして生まれたのが君だ」
(『殺人幻想曲』)


「女神にくちづけをしよう。それで私も神になれる」
(『トロイのヘレン』)


「愛することは罪?」
「愛さないことこそ罪だ」
(『パルムの僧院』)


「あなたのいない未来を想像することはできない」
(『心の旅路』)


「もう女は卒業した」
「本当に?」
「一人を除いては」
(『沈黙は金』)


「ぼくたちがお互いの孤独を共同出資するのはどうだろう。合併と呼んでもいい」
(『心の旅路』)


「君は何を美しいと思う? 木かい? だったら君は木に似ているよ」
(『パリの恋人』)


「人生は素晴らしい。あなたも人生と同じように素晴らしい」
(『天井桟敷の人々』)


「あなたは美し過ぎて誰にも愛せません。美は醜い世界への侮辱です」
(『天井桟敷の人々』)


「文明が没落し、世界が滅びても、君がそばにいる限り、神はいる」
(『ウルフ』)


「アメリカは遠すぎます」
「君を忘れるほど遠くはない」
(『黒船』)


「君は山猫のような女だな」
「では飼いならしてごらんなさい」
(『サムソンとデリラ』)


「私は神への愛を第一とする」
「私はあなたへの愛を第一としたわ」
(『枢機卿』)


「女はなぜ男を変えたがるんだ」
「変わるのは進歩するということよ」
(『オレゴン魂』)


「君は会うたびに美しくなる」
「会ったのはついさっきよ」
「その間に美しくなった」
(『ジョルスン物語』)


「君の誕生日にあげたいものがあるけど、君は気に入らないかもしれない」
「何?」
「ぼくだ」
(『甦える熱球』)


「誰でも人を愛することができるわ。でもそれは人を所有するということじゃないわ」
(『予期せぬ出来事』)


「心からの愛を打ち明けるなんて、兵をすべて失った将軍が敵に降服するのと同じよ」
(『戦争と平和』)


「君は悲しそうだね」
「そう言った男の人は初めて。いつも幸せそうだって言われてるわ」
「それは君が男を幸せにするからだよ」
(『荒馬と女』)


「結婚するより君を愛していたい」
「両方できないの?」
「不倫の原因は結婚にある」
(『カンカン』)


「結婚の気分は?」
「あなたの足で立ってるみたい」
(『生活の設計』)


「私の作品の中の詩に、男たちは魅惑されるの。
 私の身体の中にも詩があるわ。それを男たちに読ませるのよ」
(『ベストフレンズ』)


「もう二度と会わないわ」
「ハネムーンでは会わないわけにいかない」
(『凡ては夜に始まる』)


「新婚旅行では何が見たい?」
「ホテルの天井」
(『大いなる野望』)


「戦争は極限状態だ。次の瞬間何が起こるかわからない」
「内地でも思いがけないことが起こるわ。私たちがこうして出会ったように」
(『哀愁』)


「初めて会った時から愛していた。いや、その前からだ」
(『陽のあたる場所』)


「ケンカのいいところは、仲直りができることね」
(『ジャイアンツ』)


「君もいずれつまらない男の腕に抱かれるんだろう」
「私がつまらない男が好きなら、とうにあなたとそうなっていたわ」
(『白い恐怖』)


「男も女も同じよ」
「ちょっとした差はあるさ。楽しいのはその差だ」
(『アダム氏とマダム』)


「どんなものでも何かの役に立つんだ。たとえばこの小石だって役に立っている。
 空の星だってそうだ。君もそうなんだ」
(『道』)


「"優秀な秘書はボスと結婚する。優秀なボスは秘書とは結婚しない"
 ・・・あなたが本に書いたことよ」
「君と会う前だった」
(『らせん階段』)


「私には理解できないわ」
「何故理解しなければいけない?
 人生で美しい事柄は、われわれにはたいてい理解できないものだ」
(『旅情』)


「ロシアでは名前も知らない人とキスはしません」
「アメリカではキスをしてから名前を聞くんだ」
(『世界を彼の腕に』)


「片思いでもいいの。二人分愛するから」
(『荒野を歩け』)


「ぼくたちには物理の法則が働いている。磁石の両極はひき合うんだ」
(『赤い崖』)


「キスは論じるものじゃなくて、実行するものよ」
(『ハタリ!』)


「キスしたら話ができないじゃない」
「話をしてたらキスができない」
(『魅惑の巴里』)


「邪悪を心に入れると棲みつきますよ」
「愛のない心には邪悪も入るわ」
(『ナイル殺人事件』)


「私が嫌いなの?」
「お世辞を言う余裕がないだけだ」
(『ボディガード』)


「すべてのキングにはクイーンがいる。君がぼくのクイーンだ」
(『キング・オブ・コメディ』)


「彼を恋するのは月に手をのばすようなものなの」
「若い人にしては古いな。今は月に行くのにロケットを作る時代だ」
(『麗しのサブリナ』)


「あなたは言葉で語るのね
 私は感情で見つめているのに」
(『気狂いピエロ』)


「あなたと会っていたのは、たったの200万秒だけよ」
(『気狂いピエロ』)


「君は愛されることを自由を失うことだと思っている」
(『ティファニーで朝食を』)


「君の瞳に乾杯」
(『カサブランカ』)


「ゆうべどこにいたの?」
「そんなに昔のことは憶えてないね」
「今夜会ってくれる?」
「そんなに先のことはわからない」
(『カサブランカ』)


「人生は自分の手でつかむのです。恋も同じです」
(『麗しのサブリナ』)


「動物の本能は人間と同じ?」
「元をたどればそうだ」
「女性の本能は?」
「女性は食肉動物に近い」
(『マーニー』)


「女にはずいぶんいろんな事を言ったが、君には誰にも言わなかったことを言いたい。
 もう十年早く会いたかった」
(『モロッコ』)


「美しさが女の命なら、男の魅力はお金を動かす実力よ」
(『紳士は金髪がお好き』)


「男は新しい花を欲しがるものよ」
「私には花がたくさんあるわ」
(『若草の頃』)


「他人を完全に自分のものにすることができる?」
「それを愛と呼ぶ人もいる」
「私はあなたが自分を愛するように愛してほしいの」
(『悪魔が夜来る』)


「愛とは決して後悔しないこと」
(『ある愛の詩』)


「男はなぜ女を追うの?」
「神様は男の肋骨を取って女を作りました。それを取り返したいんです。
 男は胸の中の足りない所を持っている人を求めるんです」
(『月の輝く夜に』)


「あなたとの結婚を考えていたけど、ライバルがいたわ」
「誰?」
「フランスよ」
「それなら二人に共通の恋人だ」
(『渡洋爆撃隊』)


「この世には何でもあるのに、希望だけがないのね」
「われわれは生きている。これが希望というものだ」
(『冬のライオン』)


「日曜の君もきれいだったけど、木曜の君はもっときれいだ」
(『殺したいほど愛されて』)


「俺たちが会ったのはまだ二度だが、男女の出会いは二度で十分だ」
(『嘆きのテレーズ』)


「婚約してないのに結婚なんて」
「愛に言い訳はいらない。駆け落ちしよう」
「駆け落ち? 荷造りもしてないわ」
「ロミオとジュリエットは荷造りしたか」
(『天国は待ってくれる』)



<男と女>


「あなたは賭博師でしょう」
「男はみんな賭博師だ。でなければ結婚なんかしやしない」
(『高原児』)


「女には不変の性質がある。それは変わるということだ」
(『地平線から来た男』)


「真実の愛とは何かわかるか。犠牲だ」
(『クリフハンガー』)


「20歳以下の女は法が守り、65歳以上の女は自然が守る。その間は自由競争だ」
(『ペティコート作戦』)


「弱き者、汝の名は女なり」
(『ハムレット』)


「美人は鑑賞するだけさ。内容に欠ける」
(『欲望』)


「歴史は恋するものには冷たい」
(『凱旋門』)


「あの人がくれたものは苗字だけだったわ」
(『ナイトムーブス』)


「男は時として破滅と知りつつ危険に引き寄せられる。炎に近づく蛾のように。
 炎を消すことはできるが、そうすると暗闇になる」
(『ソロモンとシバの女王』)


「復習と正義は違う。一時の熱情と永遠の愛が違うように」
(『チザム』)


「一目惚れは愛じゃない。発作だ」
(『嘆きのテレーズ』)


「シンデレラ物語に憧れるのはよくない。あれは話が本当に始まる前に終わってしまう」
(『恋愛手帖』)


「女は頭でなく心で考える」
(『アパッチ』)


「女は独身が長いと哲学者になるのよ」
(『ミンクの手ざわり』)


「女は二千年前から子どもを産み、炊事洗濯掃除をしてやっと得たのが喫煙の権利」
(『ミンクの手ざわり』)


「ラテン娘は紙のように燃えるがイギリス娘は石炭のようだ」
「にぶいってこと?」
「火力が強いってこと」
「それに長持ちするわね」
(『魅惑の巴里』)


「恋というのはホルモンの分泌によって特定の相手の嗅覚を刺激する現象だ」
(『女と男の名誉』)


「小さな結婚指輪に大きな苦痛が宿る」
(『ミセスパーカー』)


「あなたは今でも詩人?」
「本当の詩人になった。一行も書かないからね」
(『舞踏会の手帖』)


「男がお尻をさわるのは世界の共通言語ね」
(『愛の泉』)


「あなたはハンサムで肩幅も広いわ。でもそれだけでは男にはなれないのよ」
(『真昼の決闘』)


「男は妻に昼は日曜学校の先生、夜は一晩数百ドルの高級売春婦であることを望む」
(『レニー・ブルース』)


「善人には女はできない。それが現実だ」
(『大いなる眠り』)


「悪魔を殺せるものはただ一つ、愛だ」
(『ナチュラル・ボーン・キラーズ』)


「身体が重いと足跡も深くなる。恋心も強いと傷が深い」
(『ニュー・シネマ・パラダイス』)


「下手な女優より娼婦のほうが演技がうまい」
(『ミセス・パーカー』)


「恋とはサメのようなものだ。常に前進してないと死んでしまう」
(『アニー・ホール』)


「エロチシズムとは感覚ではなく精神だ。セックスに人間性を与えるためのものだ」
(『エマニエル夫人』)


「男は二人以上の女性を同時に愛し、消去法で一人に絞る。合理的ね」
(『生活の設計』)


「結婚とは魔法の箱のようなものだ。外にいる者は入りたがり、中にいる者は出たがる」
(『ドン・ファン』)


「結婚は軍隊と似てる。うんざりしてもまた入隊する」
(『恋人よ帰れ! わが胸に』)


「結婚式はいいものです」
「自分の以外ならね」
(『恋愛準決勝戦』)


「"君は愛人をとれ。ぼくは自由をとる"というわけにはいかない」
(『芝生は緑』)


「俺はベッドではギリシャ彫刻みたいだぜ」
「じゃ博物館にお帰りなさい」
(『ジンジャーとフレッド』)


「恋は怖い。神と思った男が次の瞬間には豚になっている」
(『張り込み』)


「男の人生にはいくつかの節目がある。
童貞の喪失、結婚、子供の誕生、好きな女の笑顔」
(『セント・エルモス・ファイアー』)


「クロスワードと女は似ている。難解なほど楽しい」
(『髪結いの亭主』)


「女が自殺する方法は三百通りあるということだが、もう一つ発見した。芸術家との恋だ」
(『ユーモレスク』)


「金と女のあるところでは男は長生きできない」
(『拳銃往来』)


「宝石は女性と同じで、愛されてこそ輝きを増します」
(『コルシカの兄弟』)


「女と車の運転は似てる。いずれは衝突する」
(『グレート・スタントマン』)


「女と酒は似てる。どっちもくだらないが、ないと生きられない」
(『拳銃の町』)


「男にとって誰にも頼らんということは、自分が吸う空気よりも大切だ」
(『崖』)


「人生には、後で考えればバカバカしいと思っても、その時は命を張ってやることがある。
 それが男だ」
(『けんかえれじい』)


「いま彼は世界を腕に抱いてるんだ」
(『世界を彼の腕に』)


「お金があってハンサムで面白い人と結婚したいわ。でもそれには三人の男と結婚しなきゃだめらしいわね」
(『トニー・ローム 殺しの追跡』)


「男が「好きだ」って言っている間は大丈夫。
でも「愛している」って言い出したら気をつけなきゃダメよ」
(『ファール・プレイ』)


「齢をとると、女はみな同じ顔に見えるようになる。男は違う。やつれて別々の顔になってゆく」
(『赤い影』)


「女にとって、愛はいくさと同じです。
 旗色が悪くなったからといって、逃げだすわけにはいきません」
(『聖衣』)


「大昔のアダムと同じで、ぼくもイヴには弱い。
 現在のぼくのイヴは、蛇にリンゴを食わせるような女だ」
(『波も涙も暖かい』)


「女を誘惑するのは征服ですが、結婚するのは無条件降伏です」
(『山猫』)


「愛が何だ。炎と燃えて一年。あとの三十年は灰だ」
(『山猫』)


「人生最良の時は結婚式の日だった」
「最悪の時は?」
「それ以後の毎日」
(『シティ・スリッカーズ』)


「大切なのはどれだけ相手を愛するかではなく、
 相手にとって自分は何かを知ることだ」
(『偶然の旅行者』)


「愛とは自分より相手を思うこと。そして相手が自分の一部になること」
(『スターマン』)


「女の行動に理由なんかないわ。男は理由を求めて恋を失うのよ」
(『天使』)


「愛は人を醜くもするし、醜い男を美しくもする」
(『美女と野獣』)


「愛があれば憎しみも銃もいらない」
(『折れた槍』)


「君は人間の弱さを学ぶまで、一流の人間にも一流の女性にもなれない」
(『フィラデルフィア物語』)


「離れては生きられない。一緒にいるのは苦しすぎる」
(『隣の女』)


「長続きするたった一つの愛は片想い」
(『影と霧』)


「自分自身以上に愛するものがあるとき、人は本当に傷つくのだ」
(『グッド・ウィル・ハンティング』)


「二つの雨だれが違うように、二人の女は違う。二つの恋も違うわ」
(『過去をもつ愛情』)


「体が重いと足跡も深くなる。恋心も強いと傷が深い」
(『ニュー・シネマ・パラダイス』)


「ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういう恋だよ」
(『ロミオとジュリエット』


「火を消すには火をもって為せ」
(『ロミオとジュリエット』)



<人間>



「世の中には悪魔に魂を売りたがってる人間がたくさんいる。
 問題は買ってくれる悪魔がなかなかいないってことだ」
(『果てしなき夢』)


「あなたは破目をはずすことがないのね。
 世の中には出演者と観客がいるの。あなたはいつも観客だわ」
(『裸足で散歩』)


「死と同じように避けられないものがある。それは生きることだ」
(『ライムライト』)


「道を知っていることと実際に歩くことは違う」
(『モーフィアス』)


「君のような不完全な男が、この不完全な世の中に、完全を望むのか」
(『ロード・ジム』)


「善良だけでは足りない。何もしないで傍観しているのは愚劣なルールへの同調だ」
(『紳士協定』)


「鼠の気持ちではチーズしか得られない。
大きい獲物を得ようとするなら狼の気持ちになれ」
(『錨を上げて』)


「お前はもういざこざの外にいるんだ。お前にとって大切なものは何もない」
(『ピアニストを撃て』)


「卵を割らなければ、オムレツは作れない」
(『オール・ザ・キングスメン』)


「過去は安い本と同じだ。読んだら捨ててしまえばいい」
(『ヤングガン』)


「学問は文明の呪いだ。学べば学ぶほど余計知りたくなり、余計不幸になる」
(『剃刀の刃』)


「人生には、全てをなくしても、それに値するような何かがあるんじゃないだろうか」
(『風とライオン』)


「世の中は美しい。それを見る目を持っていればね」
(『聖メリイの鐘』)


「自分にとって何が大切か考えること。それで人の生き方が決まる」
(『再会の時』)


「自分を好きになったほうがいい。長く付き合うんだから」
(『底抜け大学教授』)


「人の生き方に反対でも、変えさせるのはよくないわ。それに大抵手遅れだし」
(『悲しみよこんにちは』)


「空はどんな人の上でも青いわ」
(『縮みゆく人間』)


「立派に死ぬことは難しいことではない。立派に生きることが難しいのだ」
(『無防備都市』)


「俺とお前は違う人間に決まってるじゃねえか。
 早え話が、お前がイモ食ったって、俺のケツから屁が出るか」
(『男はつらいよ』)


「時代は変わったんだ」
「でも俺は変わらない」
(『ビリー・ザ・キッド』)


「科学は農薬を生み出すが、それを使うなとは言ってくれない」
(『ジュラシック・パーク』)


「将来を考えろ」
「将来なんて捨ててる」
「いや、将来がお前を捨ててるんだ」
(『サタデーナイト・フィーバー』)


「人生の半分はトラブルで、あとの半分はそれを乗り越えるためにある」
(『八月の鯨』)


「物事を断定する奴はあとで恥をかく」
(『フォー・ルームス』)


「博打はするな、人に金を貸すな、女に関わるな、この三つを守れば大きな失敗はない」
(『舞踏会の手帖』)


「この世のすばらしさは、マヌケと言われた人々の信念の賜物なのよ」
(『スミス都へ行く』)


「俺もお前も目の下にたるみができた。鏡を見ろ。まるでキャベツだ」
(『現金に手を出すな』)


「人生は祭だ。いっしょに生きよう」
(『8 1/2』)


「人生は短い。他人を気にするな」
(『タイ・カップ』)


「自分の夢のために闘え。他人の夢を撮ってどうする」
(『エド・ウッド』)


「一つの生命を救える人は世界も救える」
(『シンドラーのリスト』)


「俺は野球を愛している」
「野球はもうあなたを愛してないわ」
(『夢を生きた男 ザ・ベーブ』)


「紫の野を歩いて美しさを感じなければ、神様も機嫌を悪くするわ」
(『カラー・パープル』)


「私は貧しくて、醜くて、そして黒人よ。でも神様! 私は生きて、ここにいる」
(『カラー・パープル』)


「セリフは必要ないわ。私たちには顔があったから」
(『サンセット大通り』)


「神様ってぼくたちの夢で、ぼくたちは神様の夢の中にいるのかな」
(『太陽の帝国』)


「風変わりな行動も、視点を変えれば正常な行動になる」
(『未知との遭遇』)


「生と死はそれほど違うものじゃない」
(『ワイアット・アープ』)


「何が望みだ」
「普通の生活」
「普通の生活はない。人生は波乱だらけだ」
(『トゥームストーン』)


「新聞で本当のことを読んだ憶えがあるか?」
(『シャイアン』)


「善良な人間は孤独な道を往くしかない」
(『ザ・シークレット・サービス』)


「最近は親しい友人にも欺される」
「それが友人というものだ」
(『マーヴェリック』)


「お前は意気地なしだ」
「おかげで長生きしている」
(『マーヴェリック』)


「祈りはいちばん安い薬だ」
(『エルマー・ガントリー』)


「若いころは希望の火が赤々と燃えていた。齢をとると口火がついているだけで幸せだ」
(『我が道を往く』)


「君は地上を天国にすることができる稀有な人だ」
(『きまぐれ天使』)


「結局、人間は時代と環境の産物だ」
(『レッズ』)


「民主主義という鳥が、自由という卵を生むのよ」
(『ゾロ』)


「大物がどこからか現れて世の中を変える。それが歴史だ」
(『くたばれ! ヤンキース』)


「黒人が白人の前で棒を振り回せるのは野球だけだ」
(『ミシシッピー・バーニング』)


「人生はチョコレートの箱のようなもの。食べるまで中身はわからない」
(『フォレスト・ガンプ』)


「死を怖がらないで。死も生の一部なのだから」
(『フォレスト・ガンプ』)


「大きいなんて言葉は空には小さすぎるわね」
(『ギルバート・グレイプ』)


「夜がくれば、だんだん暗くなるのを止めることはできない」
(『ピアニストを撃て』)


「我々はすべて神の映写室に登場する役者だ」
(『スターダスト・メモリー』)


「人間は間違いをする。だから消しゴムがあるんだ」
(『デッド・エンド』)


「人生では何かに酔っているべきだ。恋にでも成功にでも、失敗にでも」
(『悲しみよこんにちは』)


「歴史を見ろ。テロ、暴力、死は国を誕生させる助産婦なのだ」
(『栄光への脱出』)


「ハートは弾力性のある筋肉だ」
(『ハンナとその姉妹』)


「アーティストにとって家庭は死と同じ」
(『影と霧』)


「ニセの神でも信じないよりはまし」
(『影と霧』)


「人間、いつか妥協という灰色の帽子をかぶる」
(『影と霧』)


「人には幻想が必要だ。空気が必要なように」
(『影と霧』)


「偶発的な出来事に見舞われても、旅行者はあわてることはない。荷物が一つ増えたと思えばいい」
(『偶然の旅行者』)


「あなたは何から逃げてるの?」
「ネクタイから」
(『がちょうのおやじ』)


「知恵を増やす者は悩みと悲しみも増やす」
(『フランケンシュタイン』)


「人生は映画とは違う。人生はもっと困難なものだ」
(『ニュー・シネマ・パラダイス』)


「信仰は求めない。必要なら向こうから来る」
(『ヨーク軍曹』)


「時は偉大な作家だ。つねに完璧な結末を書く」
(『ライムライト』)


「幸福を手にするための戦いは美しいものです」
(『ライムライト』)


「人間は空腹になると考えることを忘れる。頭で考えると心を忘れる。心にとらわれるとすべてを忘れる」
(『バグダッドの盗賊』)


「若い頃、悲劇を書いていた。人生そのものが悲劇だということを、まだ知らなかったんだ」
(『タイタンの戦い』)


「私は家も妻も年金もない老人だが真理を一つ知っている。
 思い切って行動しないと後悔が残るということだ」
(『ラブリー・オールドメン』)


「あなたは現実を知らない」
「ウソで固めた現実など、知らない方が幸せだ」
(『バロン』)


「気をつけろ。正直であることは危険だ」
(『ゴッドファーザー PARTⅢ』)


「神は恐竜を造る。神は恐竜を滅ぼす。神は人を造る。人は神を滅ぼす。人は恐竜を造る」
(『ジュラシック・パーク』)


「憎しみは愛と同じように人の心を満たす」
(『海底二万哩』)


「地獄は彼の故郷だ」
(『ランボーⅡ/怒りの脱出』)


「キリストのそばにいて天国に行った泥棒がいた。彼は改心したんじゃない。
 天国を盗んだのだ」
(『四時の悪魔』)


「自分を知ることが喜劇の頂点だ」
(『チャーリー』)


「過去を引きずることは、毎日少しずつ死ぬこと」
(『ケープ・フィアー』)


「貧乏人の特技は、本当に愛されているかどうかわかること」
(『追想』)


「人生は二つあるわ。学ぶ期間と、その後」
(『ナチュラル』)


「音楽は頭の中でも聞こえる。音楽は決して人から奪えない」
(『ショーシャンクの空に』)


「私は恥と結婚しました」
(『フランス軍中尉の女』)


「時代を生きているつもりでも、時代がわれわれを超えてゆく」
(『火の接吻』)


「故郷では忘れられ、余所では名もない。それが旅人の宿命だ」
(『悪魔が夜来る』)


「人それぞれ、自分の物語を持っている。だが結末は知らない」
(『夜の門』)


「嘘は着ていられないほど重い洋服ね」
(『ゲームの規則』)


「誰もが自分を正しいと思っていることが恐ろしい」
(『ゲームの規則』)


「アメリカ人には三つの欠点があるわ。ドルとセックスと自惚れよ」
(『ブラニガン』)


「気をつけろ。理想主義者は悪漢より始末が悪い」
(『黒い罠』)


「死を恐れるのか?」
「死は恐れない。無益な生涯を恐れるのだ」
(『悪魔の美しさ』)


「虎の縞は洗っても落ちない」
(『フロント・ページ』)


「君は生まれる前に世界のすべてのことを知ってしまった。
 君が生まれた時、天子が来て君の口の上に指をおいて"誰にも教えちゃいけないよ"と言った。
 唇の上の凹みは、天使の指のあとなんだよ」
(『キー・ラーゴ』)


「先駆者は自然を征服するが、追従者は人間を征服しようとする。
 先駆者は何者にも支配されることを拒否する。
 追従者の望むものは権力であり、すべての人間から自主性を奪おうとする」
(『摩天楼』)


「義理とは負債のことか?」
「重荷だ。最も苦しい重荷だ」
(『ザ・ヤクザ』)


「どうあがいても英雄になれぬ人間もいるし、人間になれぬ英雄もいる」
(『ロード・ジム』)


「伝説とは平凡なものが偉大になることだ。
 だが夢と勇気がなければ伝説はできない」
(『リトル・ロマンス』)


「陽が沈む。いつも陽といっしょに誰かが沈んでいく。今日は俺だ」
(『悪の花園』)


「この世にはあんたみたいな善人がたくさんいる。だから図々しい奴が勝つのさ」
(『動く標的』)


「楽観論者と悲観論者は、幸せな馬鹿と不幸な馬鹿だ」
(『黒衣の花嫁』)


「人生の中で起こることはすべてショウの中でも起こる」
(『バンド・ワゴン』)


「敵と味方をいつも見分けられるってものでもない。似たようなものだから」
(『さらば友よ』)


「心に剣を持たないなら、敵というものはない筈だ」
(『友情ある説得』)


「海、それは自分の心をありのまま映し出す鏡だ」
(『白鯨』)


「俳優は舞台の上では素敵だけど、実生活では民衆の敵よ」
(『グッバイ・ガール』)


「科学がすべてではありません。心のほうが正しいこともあります」
(『白い恐怖』)


「ダイヤとは奇妙なものだ。
 科学的にはただの炭素だが、これにふれると何でも傷つく。ガラスも、金属も、人間も」
(『欲望の砂漠』)


「恋人を作るより友達を作るほうがむずかしいわ」
(『キャバレー』)


「記者にとっては悪いニュースがいいニュースだ」
(『チャイナ・シンドローム』)


「怖いと思うのは心があるからだ。俺は心なんかとっくに捨てちまったから、何も怖くない」
(『汚れた顔の天使』)


「男女の愛は月のように満ち欠けがある。兄弟の愛は太陽のように変わらない」
(『ボー・ジェスト』)


「彼女は大統領と同じくらい有名だ。違うのは誰も尊敬しねえところだ」
(『欲望という名の電車』)


「わたしは哲学者であり運命論者でもある。
 危険と死はどこにでもある。矢に当たらなくてもどうせ酒で死ぬさ」
(『駅馬車』)


「どんな人間でも誰かにとっては危険人物だ」
(『サン・アントニオ』)


「ごみ箱は野良猫のナイトクラブだ」
(『巴里の空の下セーヌは流れる』)


「絹は美しいが、糸は虫が吐く」
(『ブルックリン物語』)


「父さんは自分を黒人だと思っている。ぼくは自分を人間だと思っている」
(『招かれざる客』)


「運命は作るものだ」
(『アラビアのロレンス』)


「こんなみじめな気持がいつまでも続く筈はない。人生さえ長くは続かないのだから」
(『逢びき』)


「若いうちにチャンスをつかむのよ」
「私はまだ十九よ」
「来年ははたち。その次が二十一。その次は四十ですよ」
(『ピクニック』)


「わが子は気違いか。だがな、面白いことに、気違いでも立派なことをすればたちまち偉人だ」
(『ジョルスン物語』)


「自分の考えを貫けない人間は無です」
(『地上より永遠に』)


「友人を持つ人間に、敗残者はいない」
(『素晴らしき哉、人生!』)


「頭で考えるな。肌で掴め」
(『燃えよドラゴン』)


「医者は死という名のギャンブラーと勝負しているんだ」
(『ハリケーン』)


「憎しみは人間を生かし、力を与える」
(『ベン・ハー』)


「本当に良くないことは2つだけだ。後悔、そして病気」
(『戦争と平和』)


「僕は平和が怖い。何よりも怖い。……地獄を隠しているような気がしてね」
(『甘い生活』)


「私は人間の不幸は只一つのことから起るものだということを知った。
 それは部屋の中で休息できないということである」
(『柔らかい肌』)


「人生は勝ち残った者だけに意義がある」
(『カルネ』)


「誉れとは―――与えたり奪ったりできないものだ。自分が自分に与えるのだ」
(『ロブ・ロイ』)


「多数派が常人、少数派が狂人」
(『12モンキーズ』)


「阿呆だ、結局は阿呆でなければいかん」
(『勝手にしやがれ』)


「僕は地中海の水平線に向けた大きな疑問符だ」
(『気狂いピエロ』)


「"望む"(envier)の中に"生"(vie)がある」
(『気狂いピエロ』)


「哀しみで自分をすり減らしちゃいけない。死んだ人は死んだ人。
人生は生きている者のためにあるのだから」
(『愛と死』)


「神はいなくても、人は生きて死ぬだけだ」
(『ハンナとその姉妹』)


「主よ、助けてくれとは申しません。私の邪魔をしないで下さい」
(『ポセイドン・アドベンチャー』)


「頭で理解できることに価値はない」
(『マンハッタン』)


「時が癒やす?時が病気だったらどうするの?」
(『ベルリン・天使の詩』)



<戦争・決闘・勝負>


「われわれに第六感はない。なくて幸いだ。戦争は即興でするものではない」
(『熱砂の秘密』)


「血気にはやるな。勇敢な軍人の条件は、勇敢すぎないことだ」
(『シャイアン』)


「戦争で死ぬのは若者と善人だけだ。ぼくは若くもなく善人でもない」
(『君去りし後』)


「あなたが殺されるのを見たくないわ」
「永久には生きられない。だが死ぬまでは生きるさ」
(『デリンジャー』)


「この町は俺とお前がいるにはせますぎる。陽が沈むまでに出て行け」
(『落日の決闘』)


「敵のチームに第三次大戦と思わせてやれ」
(『くたばれ! ヤンキース』)


「結婚式に出てくれるか」
「やめとこう。俺には結婚式より葬式のほうが似合う」
(『OK牧場の決斗』)


「決闘は勇気と名誉で成り立つ芸術なのだ」
「ただの殺し合いだ。芸術的に殺されるより生き残ったほうがいい」
(『血ぬられし欲情』)


「臆病者ほど持っているナイフが大きい」
(『島の女』)


「勝って監獄、負けて地獄だ!」
(『十一人のギャング』)


「夢を見てるのか」
「夢を見てるのはお前の方だ。愚図愚図してると夢も見られなくしてやるぜ」
(『ブラザー・オーキッド』)


「早く撃つより冷静なことが大事なんだ。冷静なら正確に撃てる」
「相手が速くて正確ならどうなります」
「死ぬまでだ」
(『許されざる者』)


「ヘミングウェイが書いていた。この世は素晴らしい。戦う価値がある、と。
後半の部分は賛成だ」
(『セブン』)


「ここは西部だ。伝説と事実があるなら、伝説を事実にするのだ」
(『リバティ・フランスを射った男』)


「死を恐れないのと、死にたいというのは違う」
(『ボディーガード』)


「ボクシングは奇妙なスポーツだ。同じことを街中でやってみろ。
たちまち逮捕される」
(『チャンピオン』)


「俺が負けないのは、失うものが何もないからだ」
(『OK牧場の決闘』)


「やり方は三つしかない。正しいやり方。間違ったやり方。俺のやり方だ」
(『カジノ』)


「死を怖がる奴は、生きるものも怖がる」
(『荒馬と女』)


「銃なしで歩けないの?」
「これは重りだ。これでバランスをとっているんだ」
(『拳銃無宿』)


「仁義なんてものは悪党仲間の安全保障条約さ」
(『酔いどれ天使』)


「一人を殺せば犯罪者だが、百万人を殺せば英雄だ」
(『殺人狂時代』)


「戦争を商売にしている人たちに比べれば、私は殺人者としてアマチュアです」
(『殺人狂時代』)


「死には恐怖がつきものだ。だが今の私には恐怖がない。したがって私は死なない」
(『影の軍隊』)


「戦争は常に人間の最悪の部分を引き出す」
(『シンドラーのリスト』)


「ジャングルでは生きるために闘う。現代人、闘うために生きる」
(『ターザンの凱歌』)


「この世の中で唯一確かなのは、人は殺すことができるということだ」
(『ゴッドファーザー PARTⅡ』)


「目を開け。口を開くな」
(『ゴッドファーザー PARTⅢ』)


「君の噂は聞いている。足跡をたどると墓場だらけだそうだ」
(『荒野の決闘』)


「天国で天使にあったら言うがいい。俺を殺したのは悪魔のような男だったと」
(『トゥルー・ロマンス』)


「力は独裁者を作る。だが独裁者を倒すのも力だ」
(『真昼の暴動』)


「核実験は新時代の第一章だと思う」
「旧時代の終章でなければいいが」
(『原子怪獣現わる』)


「奴隷にとって死が唯一の自由だ。奴隷は死を恐れない。だから我々は勝つ」
(『スパルタカス』)


「生き残ることこそ、戦場での栄光だ」
(『最前線物語』)


「悪党とつき合うのもいいものだ。自分のよさがわかる」
(『インカ王国の秘宝』)


「あなたは花も持ってるけど拳銃も大きいのを持ってるわね」
「町が大きいからさ」
(『ヤングガン』)


「俺を殺すなら形のわからないようにバラバラにしろ。
 それでも俺は骨や肉を拾い集めて必ずおまえを殺しに戻ってくる」
(『ハスラー』)


「本当に恐ろしいのは共産主義などではなく、平和のために立ち上がろうとしない人々なのです」
(『追憶』)


「どうせ負ける博奕なら、せめてカードは自分で配りたい」
(『大いなる野望』)


「俺が他人にやらないようなことを、他人が俺にするのは許せない」
(『ラスト・シューティスト』)


「風にはなびけ。さもないと折れるぞ」
(『探偵物語』)


「ここに残るのは二種類の人間しかいない。すでに死んだ者とこれから死ぬ者だ」
(『史上最大の作戦』)


「暗殺だろうと何だろうと、正義の側に立てば正当化できる」
(『透明人間』)


「獣と闘うためには自分が獣にならなければならない」
(『恐怖の岬』)


「君は私を殺す権利はある。だが裁く資格はない」
(『地獄の黙示録』)


「死んでから英雄になっても意味がない。柩に勲章の重さが加わるだけだ」
(『燃える戦場』)


「才能さえあれば、殺人を芸術にすることもできる」
(『ロープ』)


「戦争が始まったら、戦わされるのは素人です」
(『海外特派員』)


「上の連中が戦争ごっこを始める。そして下のみんなが死ぬんだ」
(『遠すぎた橋』)


<金銭・欲望・犯罪>


「意味を求めたってはじまらないよ。人生は欲望だ。意味などどうでもいい」
(『ライムライト』)


「すべてのものに欲望がある。
 欲望があるからバラはバラらしく咲き、岩は岩でありたいと頑張っている」
(『ライムライト』)


「囚人は首輪をはずしたがるものだ」
「ぼくは囚人じゃない」
「欲望と野心の囚人だよ」
(『成功の甘き香り』)


「欲深いことは、いいことだ」
(『ウォール街』)


「私は金と一人の女のために人を殺した。だが金も女も手に入らなかった。素敵な話だろ」
(『深夜の告白』)


「禁欲は平和で静謐だ。そして退屈だ」
(『薔薇の名前』)


「ヤクから逃げても必ず追いつかれる」
(『黄金の腕』)


「あり余る金を持ってたって、それで何が買えるんだ」
「未来だよ」
(『チャイナタウン』)


「金なんていくらあっても天国まで持っていけやしないよ」
(『我が家の楽園』)


「ポケットに百万ドルもあれば、どこでも天国だ」
(『シシリアン』)


「金は必要だが、重要ではない」
(『ナイト・オン・ザ・プラネット』)


「地球が金でできていたら、人はひと握りの泥のために命を落とすだろう」
(『悪の花園』)


「金がすべてじゃない」
「腹へってない時はな」
(『地平線から来た男』)


「お金がすべてじゃないわ」
「持ってる人はそう言うんです」
(『ジャイアンツ』)


「友情と金は水と油だ」
(『ゴッドファーザー PARTⅢ』)


「善は何から生まれる? 悪からだ」
(『オール・ザ・キングスメン』)


「政治と犯罪は一つのコインの表と裏だ」
(『ゴッドファーザー PARTⅢ』)


「東部では法律は作るものだが、西部では法律は買えばいい」
(『墓石と決闘』)


「あなたが初めて無実の者を有罪とした時に虐殺は始まったのです」
(『ニューンベルグ裁判』)


「牢屋からは逃げられても、運命からは逃げられないわ」
(『死の谷』)


「彼は生まれた時から死刑執行室の扉を叩いていたのよ」
(『暗黒街の弾痕』)


「絞首刑になる男に縄の太さを教えても、その男の運命は変わらない」
(『五本の指』)


「そんなことしたら、また五年食らい込む」
「成功すれば札を数えるのに五年かかるさ」
(『オーシャンと11人の仲間』)


「順調なら一週間後、パクられたら二十年後に会おう」
(『地下室のメロディー』)


「奴は二十年くらった」
「何の罪で?」
「不運で」
(『レザボア・ドッグス』)


「囚人に脱獄の夢を与えないのが我々の情けだ。夢がなければ幻滅もしないですむ」
(『パルムの僧院』)


「囚人ははじめは刑務所の塀を憎み、やがて塀に慣れ、そのうち塀に頼るようになる」
(『ショーシャンクの空に』)


「犯罪は人間の努力の不器用な形にすぎない」
(『アスファルト・ジャングル』)


<諷刺・ジョーク・酒>


「十二人殺して食べたという男が逮捕されたんですって」
「ライフスタイルは人によってさまざまだ」
(『マンハッタン殺人ミステリー』)


「どうやらユーモアのセンスを別の服に忘れてきたようだ」
(『成功の甘き香り』)


「世界は回ってるそうだから、ここで待ってれば家が通りかかるだろう」
(『火山のもとで』)


「これはジュディ・ガーランドと一緒に撮った写真だ」
「あなたはどこ?」
「フレームからはずれてる」
(『ブロードウェイのダニー・ローズ』)


「我々は勝つよ。勝利の女神を乗せてるから」
「この車は二人乗りだぞ。どこに乗せる」
(『キャノンボール』)


「アダムが言った。リンゴよりイヴがいい」
(『ミンクの手ざわり』)


「葬式には花はいらない。うまいジョークが少しあればいい」
(『失われた週末』)


「齢と共にワインのように立派になると思ってる奴もいる。だが酢になるのが現実だ」
(『パルプ・フィクション』)


「いい酒は天国から吹いてくる風だ」
(『黒猫の怨霊』)


「もう勇気は品切れか。では酒場で仕入れるとしよう」
(『リバティ・フランスを射った男』)


「法律は酒のようなものだ。初めから強いやつを与えると、人は一生嫌うようになる」
(『追われる男』)


「酒は人間的だ。聖書にも酒は出てくるが、覚醒剤は出てこない」
(『ハスラー2』)


「私はお祭の日しか酒を飲みません」
「では毎日お祭か」
(『黄色いリボン』)


「お酒は憂鬱を深めるわ」
「だが憂鬱を癒す妙薬もない」
(『ペリカン文書』)


「酒は心の砂袋を落とす。だから気球は上昇する」
(『失われた週末』)


「何を飲んでいますか?」
「もう一杯という名前のお酒よ」
(『嵐の中の青春』)


「復讐は極上のワインの味だそうだ。それを飲んでみたい」
(『他人の家』)


「私はお酒は飲みません。現実に満足していますから」
「私も現実に満足しています。私の現実には酒も含まれておりますが」
(『ピンクの豹』)


「飲んでいる時は酔わない。酒不足と飲みすぎの間で微妙なバランスをとっているんだ」
(『火山のもとで』)


「慢性のアルコール中毒には何を処方する?」
「適量のアルコール」
(『火山のもとで』)





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