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カテゴリ:随想
車で道を走っていると、何とも人騒がせなものに出くわすことがある。
ネオンで言葉を出す看板がある。ある日、ある場所でその看板を見た只野はぎょっとした。 「出血!」が点滅している。こういうのを見ると一瞬ドキッとさせられることになる。次の瞬間に「覚悟!」が点滅している。時節柄、赤穂浪士の討ち入りを連想することになる。赤穂浪士はよくやったなどと思っている場合ではない。 このあたりで看板を追い越すことになる。まぁ中古車販売の看板であるから「年末大売り出し!出血!覚悟!」とでも言いたかったのであろうが、言葉を覚えたての子どもが見たら、結構ドキッとするのではないか。 赤色灯なるものは、緊急車両やその関係しか点けられないはずである。しかしこのところ、ところ構わず点いている感じがしている。 渋滞に遭う。先に赤色灯が見える。これは事故渋滞だなと予測する。そこでドキッとする。しかし赤色灯はスタンドだったり、物売りだったりする。渋滞は信号による自然渋滞である。 運転中に気持ちを変化させてくれるのは、眠くならないという点ではよい。しかし人騒がせな連想をさせるものは何とかしていただきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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