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カテゴリ:随想
お花見桜という時期は、そろそろお花見葉桜に移り変わろうとしている。しかしこの春という季節は、開花リレーのうれしい盛りである。
只野の通勤途中も例外ではない。桜が終わった今は、お花見ナシの真っ盛りである。妙な表現になってしまったが、ナシの花である。ナシ畑に白い花が埋め尽くされている。花のための畑ではないのだが、見事なまでの風景である。 つい運転中によそ見をしそうになる。これはいけない。しかしついつい目に入ってしまう。大体花で一面のじゅうたんなんて壮観である。 通勤路ではないが、ちょっと寄り道をすると菜の花畑の黄色のじゅうたんも目に入る。こいつもまた壮観である。 しかしやがてナシ畑のお花見ナシが突然切れているところにさしかかる。畑は続いているが、お花見ナシは存在しない。すべての木が切られているようである。栽培を断念したと思われる。 ここでは文字通りお花見ナシであるが、こういう冗談を言うには寂しいハナシである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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