■葉酸とは
葉酸は、水溶性のビタミンB群のひとつで、体内のいろいろな反応に関わり、細胞分化やDNA合成に作用します。ほうれん草から最初に見つかったため、この名前がつきました。名前の通り、ほうれん草などの緑の葉に多く含まれています。
葉酸の効果・効能
葉酸は、アミノ酸やたんぱく質の生成、DNAを構成している核酸を合成する時に重要な役割をします。したがって、細胞の形成を助けたり、細胞分裂が活発なところに大切な働きをしています。特に、妊娠初期は胎児の細胞分裂が盛んで、この時期に葉酸が不足すると、胎児に神経障害が起こる可能性があるとされています。
また、 葉酸は、ビタミンB12と一緒に働き、造血作用があるので、不足すると悪性の貧血を引き起こします。
葉酸を多く含む食品
鶏レバー、牛レバー、枝豆、モロヘイア、ほうれん草、ブロッコリー、春菊などに多く含まれる。
葉酸の1日の目安量
成人男子:200μg 成人女子:200μg(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia))
特に妊娠中女性は、400μgの摂取が望ましいとされています。
摂取量の上限は一日1mgとされていますが、普通の食事では過剰摂取にはならないと思いますが、サプリメントで摂る場合は、神経障害、発熱、じんま疹などが起こるとの報告があります。
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