■マグネシウムとは
マグネシウムは体の含まれる量の50~60%がカルシウムと共に骨や歯に含まれていて、残りは筋肉や神経細胞などの軟組織に含まれており、神経や心筋、筋肉の機能に不可欠な栄養素です。
マグネシウムの効果・効能
マグネシウムはたんぱく質合成、神経の興奮を抑えたり、エネルギーをつくる助けや、血圧の維持などの体内の重要な働きに利用されます。マグネシウムは、摂取量が不足すると、骨粗しょう症、心疾患、心臓病・高血圧などの生活習慣病になるおそれが高まります。また、筋肉のふるえ、てんかん、めまい、記憶障害、注意力散漫などの障害が起こります。偏頭痛もマグネシウムが不足することが原因と考えられています。 マグネシウムは、カルシウムとのバランスも大切で、摂取の比率はマグネシウム1に対してカルシウムが2~3が望ましいとされています。このバランスが崩れるとイライラなどの状態が発生したり、マグネシウムが不足すると血管が収縮して循環器系の疾患を引き起こしたりします。
マグネシウムを多く含む食材
ナッツ類、ほうれん草などの緑黄色野菜、豆類、ごま、ひじき、カキ(牡蠣)、のり、昆布類、バナナなどに多く含まれます。
マグネシウムは大量の飲酒でも尿と一緒に排出されるので、ナッツ類や海藻類を一緒に食べるものいい方法です。
マグネシウムの1日に必要な量
成人男子:320mg 成人女子:260mg
マグネシウムは、通常の食品から過剰摂取になる心配は少ないのですが、健康食品やサプリメントなどから過剰摂取した場合は、下痢などの消化器症状が起こる可能性がありますので、適切な量を摂取することが必要です。
マグネシウムの一日の摂取上限量は、男女共700mgとされています。
マグネシウム関連商品
|