年率200％の株式投資ブログ

シェアーズの山口です。

先日、ソロスの再帰性理論について書きました。

では、巷で言われているmixiへの投資に応用できるでしょうか？

mixiは、いわずとしれた「割高株」です。

それは、優秀な個人投資家の間で分析されています。
たとえば こちら（Ｓさん）の分析


ところで、ここでの話は、mixiが割高であるかどうかではなく、

なぜ、割高にあるのか？についてです。


そのかい離の理由を理解することが、市場に対する理解を深めることに
なると思います。


自分がそう思わなくても、多くの人が、mixiを良い会社だと思うだろう
という予想がつけば、mixiの株を買い、値上がりを待つことは
妥当な投機戦略といえるからです。


実際、20万部を販売する「ダイヤモンドザイ」の今月号を見ても、
さまざまなページにmixiは登場します。

●水道橋博士（Ｐ40）は、mixiの成長性に期待
●原宿投資研究所（P91）では、プロのアナリストがmixiを推奨
●女子高生株塾（Ｐ202）では、mixiのＩＰＯについて


“集団意識”は、mixiを「買い」と判断しているようです。

また、１株200万円もするので、“分割まつり”が起これば、
個人投資家がさらに買いに回る可能性もあります。

（もっとも、ライブドアで懲りたでしょうか？）


ただ、実際には、mixiの株主価値が200億しかないとすれば、
今の1200億という時価総額は、明らかに割高です。

そのかい離が修正できない点に達するタイミングを見計らって、
「売り」に回るのが、今度は、妥当な投“資”戦略といえます。


タイミング次第で、売買の判断は異なります。
その意味で、バリュー投資、テクニカル投資に優劣はないと思います。


大事なことは、投機をしているのか、投資をしているのか、を
自分が知っていることかもしれません。

投機とは「値動き」に賭けること、投資とは「価値」に賭けることです。


皆さんは、どちらに賭けますか？




追伸

今月のザイの特集は、株の「情報源」です。

資産１５０億のジェイコム君から始まり、真鍋かをりさんまで登場しています。
私、山口は、真鍋さんの次のページに写真付（イケてません）で紹介されていま
す。大変光栄です。


連載コラム「ほんとうの株の話」では、投資の習慣について書きました。


投資に限らずですが、長期的な結果を決めるのは、一時的な行動ではなく、
継続的な習慣です。

意識は、行動をつくり、行動は習慣を作り、習慣は人格を作ります。


友達の社長の今年の抱負は、「良い習慣を作ること」だそうでした。
私の得たい良い習慣は、早寝早起きです。

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