1449478 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

実践!『企業価値評価』講座|

PR

X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

フリーページ

バックナンバー

2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月

お気に入りブログ

57 図心を出す 断… New! ミカオ建築館さん

夏の東北旅行2021(7… 投資の神様さん

運用成績・ポートフ… lodestar2006さん

2021年9月の運用結果 snoozer8888さん

株式投資で小遣い稼… たつみ@MAさん
2007年03月09日
XML
カテゴリ:買いの銘柄
シェアーズの山口です。

今週のテーマは、「業界再編とM&A」です。

昨今、M&Aが盛んになっています。

先日、日経CNBCの番組で、サッポロホールディングスに
対する投資会社スティールパートナーズの買収についてコメントしました。

スティールは、“在庫”として株を仕入れたわけですが、
在庫である以上、売却しなければ利益になりません。

その売却候補は、主に5つです。

1. 同業他社(アサヒ・キリン・サントリー)
2.別の業種の会社(伊藤園・ポッカなど)
3. サッポロ自身
4.個人投資家
5.解体

まず、1.同業他社の可能性ですが、こちらは、少子化で
拡大の望めず、シェアを取りたいアサヒやキリンなどに売却するというものです。

スティールは、明星食品のときにはうまく日清食品に
売りつけることができましたが、今回はうまくいくかわかりません。

問題はサッポロの株価がすでに高いことです。
「バリュエーションマトリクス2.0」で弾くと、価格は1.5倍割高にあります。

もうひとつは、アサヒやキリンが買収してもそれほど
シナジーが期待できないことです。

すでに、ビール業界は供給過剰とみられます。
世界最大の酒類メーカー、英国のディアジオが売却候補にありますが、
これもまだわかりません。

2つ目の売却先候補は、別のドリンクメーカーなどです。
これについては、キャッシュがたくさんあり、ビール進出を
狙っている伊藤園などの企業が挙げられますが、まだ未知です。
ただ、伊藤園は、タリーズを買った実績もあることから可能性が
ないともいえません。

3つ目の選択肢は、サッポロ本体に引き取ってもらうことです。
ただし、サッポロにそれだけの内部留保があるかは不明です。

4つ目は、市場でジワジワと売却すること。
要するに個人投資家に押し付けるということですね(笑)。

5つ目は、解体です。
サッポロは、恵比寿に広大な土地を所有する不動産銘柄ですから、
その可能性もあるでしょう。スティールは解体の実績もあります。

いずれにせよ、スティールとしては、
早めに仕手仕舞いをしたいところだと思います。

私としては、ファンドの市場での役割は尊重しながらも、
資本原理主義的な動きには、感情的に賛同しづらい面もあったりします。

それはともかくとして、今、日本のM&Aで起こっているのは、
“ロールアップ”という現象です。

これは、業界が成熟化し、上位2社に吸収・合併されていく過程で
起こる合併・買収の動きのことをいいます。
アメリカでは、80~90年代によく起こりました。
GEのジャック・ウェルチの、業界2位までの事業だけを残して、
後は売却するというドラスティックな手法も同じ流れを汲むものです。

先週のテレビでは、今後、ドラッグストアで、
同じような合併が起こるだろうとコメントしました。

ドラッグストア業界は、90年代の規制緩和で、一気にマツモトキヨシが
首都圏市場を席巻し、それを見た他社がたくさん参入してきた状態で
市場はもう飽和状態にあり、売上の伸び率も低迷傾向にあります。

そのような中、マツモトキヨシとイオングループの二強体制に
集約されつつあるのです。

それぞれの陣営の企業は以下の通りです。

〔マツモトキヨシ陣営〕
マツモトキヨシ、カワチ薬品、サンドラッグ、ミドリ薬品

〔イオン陣営〕
ツルハホールディングス、スギ薬局、寺島薬局、クスリのアオキ、ウェルシア関東

そこで、このロールアップシナリオを元に、
ドラッグストアの3位以降の各社のうち、割安かつ買収しやすい
資本構造にある企業をピックアップしました。

〔独立系で買収しやすい〕
コスモス薬品、セガミメディクス、キリン堂、薬王堂、ゲンキー

〔独立系でやや買収しやすい〕
CFSコーポレーション、クリエイトエス・ディー、サッポロドラッグストアー、レ
ディ薬局

このうちセガミメディクスは、放送の翌日にセイジョーとの資本提携を発表。
株価は急上昇しました。

今後の再編は、コスモス、キリン堂、薬王堂、ゲンキーあたりから出るかもしれませ
んね。

このように、一企業だけではなく、業界全体を見渡して投資をするのも
有効な局面になってきたといえそうです。

このドラッグストア業界のプレーヤー分析は、会員サイト向けに公開しています。

ログインはこちら
ログイン後、レポートよりダウンロードできます。

会員サイトの申し込みはこちら

さて、次回のテーマは、「個人投資家は、これから一体どうすればいいのか?」
ファンドの動きや、粉飾時代を乗り切るコツを伝授します。


今、シェアーズの会員サイトでもっとも人気があるコンテンツは、

「第二回 企業価値を見抜いて投資する会のプレゼンテーション資料」
「個人投資家のためのIR質問マニュアル」

1000人弱の方がダウンロードしているようです。

どちらも非売品ですが、製作には2ヶ月かかった本格的なものです。
個人投資家にとっては、必見の知識です。これを見るだけでも会員の価値がありま
す。

20000社の企業価値が、“ワンクリック”でわかる「バリュエーションマトリクス
2.0」 
とあわせて、今のうちに是非、読みこんでおいてください。

「バリュエーションマトリクス2.0」のお申込み


近┃況┃報┃告┃
━┛━┛━┛━┛

こんにちは。

シェアーズの佐々木です。

最近、ヨーロッパではサッカーのチャンピオンズリーグをやっていますね。
私は普段テレビをあまり見ないのですが、こういう時は“サッカーバカ”の
血が騒ぎます。

と、思ったら、数年前から好きになったイタリアのチームが敗退。
私のチャンピオンズリーグは1回も見ぬまま終了しました。

前評判では、“優勝候補”的な報道が目立っていたのですが、
実際はそうなりませんでしたね。

強い選手がいるのに、チームコンディションが悪かった
(けが人や集中力に欠ける選手がいた)みたいです。

これって、企業分析でも同じだと思います。

スゴイ勢いで利益成長をしている会社はありますが、「その持続力はどのくらい?」
という、視点でキチンと財表(特にバランスシート)を読み込んだり、
IRに電話取材をしたりすることが、必要だと思います。

ここ数日間、相場は荒れ気味です。

こういった状況で、本当に勝てるコンディションの良い会社はどこなのかを
知っていることが大事だと思います。

その方法を知りたい方は次のセミナーがお勧めです。

30分でできる銘柄分析術セミナー








最終更新日  2007年03月09日 22時12分25秒
コメント(0) | コメントを書く
[買いの銘柄] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.