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カテゴリ:投資の原理・原則
フリーキャッシュフロー(以下FCF)をご存じですか? フリーキャッシュフローとは、 簡単に言うと、実際に企業が儲けて、手元に残るお金のことです。 FCFは企業が提出する決算書には出てきません。 自分たちで算出する必要があります。 計算方法は、税引き後営業利益に減価償却費を足し戻し、 運転資金の増減を加減し、事業投資を引いたものです。 (下記図をご参照ください) 一般的にいって、個人投資家の方々は、会計上の『売上高』や『利益』 というわかりやすい指標を投資判断の基準にしていることが多いようです。 しかし、売上・利益という概念は、ビジネスの実体を表さないことが 多々あるので注意が必要です。 売上や、利益が伸びていたとしても、必要な設備投資や運転資本の増加によって 手元に現金が残らないケースが多々あります。 最悪のケースになると、黒字倒産ということも起きてきます。 黒字倒産とは、商売自体は繁盛しているのにもかかわらず、 運転資金が干上がってしまい、不渡りを出し倒産してしまう状態のことです。 ですから、FCFが伸びていない企業には注意が必要です。 ●FCFの状況が一瞬で確認できるツールがあったら便利だと思いませんか? FCFの状況が一瞬で確認できるツールはこちら ●キャッシュフローの本質を理解しませんか? キャッシュフローの本質を理解できるセミナーはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月03日 10時24分02秒
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