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2009/06/29(月)16:12

東芝【6502】(電子デバイス事業:半導体)の分析まとめ

実践!企業価値評価(190)

■東芝(電子デバイス事業:半導体)の分析まとめ 08年で分析すると、電子デバイス事業の収益は全業績の 4分の1程度を占めており、各期の損益から固変分解すると、 総コストのうち固定費が670億円であり、BEPが売上8,300億円になります。 本日の記事にある通り、2010年3月期には1,000億円のコスト削減を 目指していますが、08年を基にざっくり計算した全事業の 固定費3,000億円からすると、30%のコスト削減を意味します。 もちろん、10年には売上、コスト構造も大きく変化しますので、 上記概算はあくまで参考値ですが、 大幅なコスト削減を意味することは明らかですね。 米国半導体工業会(SIA)によると、2009年の世界半導体売上高は、 前年比21%減の1960億ドルになるとのことです。 昨年11月の予想2470億ドルを大幅に下方修正しており、 特に需要の6割を占めるパソコン、携帯電話など IT機器の需要低迷が止まらないようです。 今後も需要減・価格競争の中、売上減少に対応して総コストを下げ、 利益体質の良いコスト構造が求められますが、電機業界各社の施策に注目ですね。 東芝の決算・財務分析はこちらから 東芝の株価を見る前に 以上の分析でご不明な点等ございましたら、 是非シェアーズまでご連絡ください。 感想もお待ちしております! support@shares.ne.jp

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