2009/08/01(土)16:53
とある企業の248%増益のワケ
家電量販業界と言えば、エコポイントが今話題です。
第1四半期の業績を見ると・・・
売上 1,372億円(対前年同期比 9.4%増)
営業利益 20億円(対前年同期比 248.0%増)
営業利益の増加が著しく、びっくりの数字です。
これだけ大きな変動があるとすると
やはり、エコポイントという外部要因による追い風参考記録か?
という気もしてきます。
それでは、営業利益の増加要因を見てみましょう。
売上総利益が増えたことによるものなのか?
それとも販管費の減少によるものなのか?ということです。
答えは、売上総利益の増加によるもので、50億円の増益効果。
販管費が40億円弱増えていますがそれを吸収していて
粗利率(売上総利益/売上)も昨年の20.0%から21.8%へと改善
しています。
シェアーズの“ROICツリー”で確かめてください。
販管費率は上がっていますが、原価率は下がっています。
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