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カツラの葉っぱ 大好き!

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老人力あれこれR3

<老人力あれこれR3>
赤瀬川原平著『老人力』のインパクトは大きかったわけで…
その後、相次いで老人絡みの本が刊行されたのです。で、大使が読んだ類書を集めてみました。

・老人のライセンス:村松友視(2018年刊)
・九十歳。何がめでたい:佐藤愛子(2016年刊)
・オレって老人?:南伸坊(2013年刊)
・魔がさす年頃:嵐山光三郎(2012年刊)
・老年力:三浦朱門(2012年刊)
・働くアンナの一人っ子介護:荻野アンナ(2009年刊)
・完全無敵の老人学:和田×大月(2001年刊)
・老人力自慢:赤瀬川原平(1999年刊)
・日本ジジババ列伝:清水義範(1995年刊)



R3:『老年力』を追記
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【老人のライセンス】


村松友視著、河出書房新社、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
老成を極めた人間力にせまる66篇。
【目次】
第1章 老人って何?(老人って何?/「若返り」対「老成」の構図 ほか)/第2章 老猿に道をゆずるの巻(老猿に道をゆずるの巻/蓮っ葉な女の読書に翻弄される ほか)/第3章 理想ではないが、妻である(文鎮の安心と重みよ、今いずこ/右と左に泣き別れる老人の心もよう ほか)/第4章 何しろ、人間の舌は器用なもんでしてね(何しろ、人間の舌は器用なもんでしてね/鮨ネタの栄枯盛衰 ほか)/第5章 今日は、絶好の雨日和(黒鉄ヒロシという謎の生命体/病んだヨーロッパ人、伊丹十三 ほか)/第6章 涙をさそう唐辛子の焼香(極め付きの無表情/上り坂と下り坂はどっちが多い? ほか)

<読む前の大使寸評>
かつて赤瀬川原平が老人力を提唱した頃は微笑ましい感じだったが・・・今「老人のライセンス」と聞くと、なにやら恐れ入るのである。

rakuten老人のライセンス

『老人のライセンス』1
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【九十歳。何がめでたい 】
佐藤

佐藤愛子著、小学館、2016年刊

<「BOOK」データベース>より
御年92歳、もはや満身創痍。ヘトヘトでしぼり出した怒りの書。全28編。
【目次】
こみ上げる憤怒の孤独/来るか?日本人総アホ時代/老いの夢/人生相談回答者失格/二つの誕生日/ソバプンの話/我ながら不気味な話/過ぎたるは及ばざるが如し/子供のキモチは/心配性の述懐〔ほか〕

<読む前の大使寸評>
図書館に予約して、待つこと11ヶ月でようやくゲットできました♪ 
この手の売れ筋の本は購入すべきだったのかも?

<図書館予約:(12/14予約、11/07受取)>

rakuten九十歳。何がめでたい
『九十歳。何がめでたい』1 byドングリ

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【オレって老人?】


南伸坊著、みやび出版 (2013年刊)

<カスタマーレビュー>より
南伸坊のエッセイ集で、連載中のみやび出版『myb』の「日々のシンボー」と毎日新聞『本の時間』の「じじの時間」を軸に、『文藝春秋スペシャル』『うえの』『室内』の各誌に注文されて執筆した文を集めています。そのさい、年寄りがよくする懐旧談、自分が老化に直面したことについての文章を選んだという。

<読む前の大使寸評>
『仙人の壷』という南さんの(マンガ)本を読んで良かったので、その勢いで予約していたのです。

<図書館予約:(11/20予約、11/25受取)>

amazonオレって老人?


『オレって老人?』3 :肺ガンの危機p194~198
『オレって老人?』2 :近頃のツバメp22~25
『オレって老人?』1 :アノホラ検索p38~40
『仙人の壷』1
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【魔がさす年頃】
嵐

嵐山光三郎著、新潮社、2012年刊

<「BOOK」データベース>より
著者の人生、いつも「つい魔がさしたとき」が次のステップになった。「不良定年」その後の人生全開的日々実録。
【目次】
序章 魔がさす年頃/第1章 魔がさす気配/第2章 いらいら/第3章 自律神経出張中/第4章 蝉時雨

<読む前の大使寸評>
魔がさす年頃とは何やねん?・・・・魔がさすように借りた次第でおま♪

rakuten魔がさす年頃
『魔がさす年頃』2 byドングリ

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【老年力】


三浦朱門著、海竜社、2012年刊

<「BOOK」データベース>より
人間はおおよそ八十年はもつようになっている。自分の本当にやりたいことをやりながら生きてほしい。
【目次】
はじめに 人間はおおよそ八十年はもつようになっている/第1章 充実した第二の人生を生きようー歩ける体力/第2章 第二の人生に備えて何をしたらいいのか?-頼らずに生きる力/第3章 親を看取るー一人で生きる力/第4章 人生は二度あるー過去を活かし創造する力/第5章 第二の人生では自分が主体になるーささやかな自立力/おわりに 第二の人生の生き甲斐は与える喜び

<読む前の大使寸評>
追って記入

rakuten老年力


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【働くアンナの一人っ子介護】
アンナ

荻野アンナ著、グラフ社、2009年刊

<「BOOK」データベース>より
現在、父94歳、母85歳、二人とも要介護4。「嫁入り前」の働く一人っ子はテェーヘンです。
【目次】
1 船乗りパパとお絵描きママ/2 あっぱれアンリ闘病記/3 働くアンナのドンブラコ半生/4 不死身アンリの人生は続く/5 パワフルママも老いる/6 アンナ流・介護のコツ

<大使寸評>
船乗りパパとお絵描きママの介護に明け暮れたアンナさんには、逆境を笑い飛ばすような精神的なバネがあるわけで・・・・
落ち込んだときに読むと、いいようです♪

rakuten働くアンナの一人っ子介護


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【完全無敵の老人学】
老人学

和田秀樹×大月隆寛著、講談社、2001年刊

<「BOOK」データベース>より
気鋭の老年内科・精神科医と民俗学者が、それぞれ気魄に満ちた論稿を執筆、その論稿をもとにさらに対談を重ねた異色の「生き方」「老い方」「死に方」研究。

<読む前の大使寸評>
おお 精神科医と民俗学者との対談ってか・・・・かなり異色の企画がいいではないか♪

amazon完全無敵の老人学
『完全無敵の老人学』3byドングリ


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【老人力自慢】
老人力

赤瀬川原平著、筑摩書房、1999年刊

<「BOOK」データベース>より
本書は、赤瀬川原平著『老人力』に寄せられた読者からの「読書カード」から、面白いものを選びました。その一部の方には、加筆をお願いしました。また「ちくま」1999年3月号に掲載した原稿募集の呼びかけに応じた方たちの原稿からも選択しました。
【目次】
老人力エッセイ(老人力の波紋/無償の勉強をするチャンス ほか)/老人力インタビュー(老人力とは何か?/老人力は腹の力)/読者からの便り(私の老人力自慢)/老人力座談会 のんびり元気術(赤瀬川原平/南伸坊/渡辺和博)/老人力インポジウム 老人力VS.不良中年(赤瀬川原平/嵐山光三郎/ねじめ正一/南伸坊)

<大使寸評>
赤瀬川さんは模型千円札事件を起こしたりいろいろあったが、晩年に「老人力」という概念をぶちあげたことが大きいと思うわけです。
とにかく、この概念はイグノーベル賞級のオリジナリティだと、大使は高く評価するのです♪

rakuten老人力自慢
老人力自慢byドングリ


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【日本ジジババ列伝】
ジジババ

清水義範著、中央公論社、1995年刊

<「BOOK」データベース>より
しみじみおかしい長生き百態。孫に片思いのお祖母ちゃん、夜な夜な洋食屋に出没するホラ吹き爺さん、海外旅行の達人の老女―。不安や悲哀を抱えつつもどこかたくましい老人達を、ユーモラスに描く12編。

<大使寸評>
図書館で『日本ジジババ列伝』という本を手にしたのです。
おお、清水義範のジジババ列伝なら、例のドタバタが期待できるでぇ♪

ということで借りたのだが、読み進めると、まっとうな老人小説なので拍子抜けの感もあったのです。

少子高齢化の話題で盛り上がる前に、ちょっと先走りして刊行されているのだが・・・
この老人列伝が、いい味出しているだけに、この路線で押して行けば良かったのにと思ったのである。

今からでも遅くないので、シリーズ第二弾を期待したいものです。

Amazon日本ジジババ列伝


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