久々にくだんの2本立て館に繰り出したが・・・・
今回の出し物は「女神の見えざる手」と「gifted/ギフテッド」であり、館主の設けたテーマは今年一番の「衝撃」と「温もり」となっています。
毎度のことながら、2作品を選ぶ館主のセンスには感心しているのですが、今回はかなり大きく打って出ています。
見終わると確かに、館主の言うとおりだったが・・・
大使は、2作品の共通点は「裁判官さえ打ち負かす強い意志」だったと思ったのです。
【女神の見えざる手】

ジョン・マッデン監督、2016年、仏・米制作、H30.4.14観賞
<Movie Walker作品情報>より
ジェシカ・チャステインが政府を影で動かす戦略のプロであるロビイストを演じ、第74回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞候補になったサスペンス。全米500万人の銃愛好家や莫大な財力をもつ敵陣営に果敢に戦いを挑む、女性ロビイストの奮闘を描く。監督は『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン。
<大使寸評>
敏腕の女性ロビイスト・スローンは、味方のスタッフにさえ、訴訟に勝つための最終カードを隠していたのです。
つまり「毒」で正すというか、勝つためには手段を選ばないわけで・・・
このあたりは、お茶漬けサラサラの日本人とは違っているようです。
Movie Walker女神の見えざる手
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この映画館では毎回、幕間にお昼の弁当を食べるのだが・・・・
今回もダイエーで買ったサンドウィッチでした♪
【gifted/ギフテッド】

マーク・ウェブ監督、2017年、米制作、H30.4.14観賞
<Movie Walker作品情報>より
『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督による家族ドラマ。数学の天才である小学生の姪を“普通に育てたい”という亡き姉の遺志に従って守ろうとする男を『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスが好演。数学の天才メアリーをそのファッションセンスがSNSなどで話題の子役マッケナ・グレイスがキュートに演じる。
<大使寸評>
メアリーは叔父のフランクとわりと幸せに暮らしていたが、メアリーの才能と可能性を信じている祖母(フランクの母)が登場して、俄然、親権をめぐってきな臭くなってきます。
フランクと祖母とが裁判で対決したが・・・
フランクに勝ち目はなくて、メアリーは祖母が選んだ里親にあずけられてしまうのです。ある日、メアリーの飼い猫がネットのもらい猫欄に出たことから、お話しは急転します。
天才メアリーが人生で一番大事にしていたのは、数学ではなくて、約束とか愛することだったようです。
二本立て館の館主は「温もり」と言っているが・・・なるほどね♪
Movie Walkergifted/ギフテッド日
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