<『これからを稼ごう』1>
図書館に予約していた『これからを稼ごう』という本を待つことおよそ6ヶ月でゲットしたのです。
このところ突出するGAFAに対して、疑問あるいは抗議が提示されるようになりましたね。一方で、仮想通貨市場などはまさしくフェイクであるが・・・
フェイクの中で立ち回る堀江さんは、どう見ているのか?
【これからを稼ごう】
堀江貴文著、徳間書店、2018年刊
<出版社>より
お金は変わる。そしていずれ「なくなる」--。
2017年、バブルを迎えた仮想通貨市場。だが、その本質は投機対象でも決済手段でも、あるいはブロックチェーンという技術革新ですらない。お金という存在の正体に皆が気づき始めたことこそが、革命なのだ。
ビットコインが目指した自由、イーサリアムがもたらす大変革、そして新しく訪れる個人と会社・国家との関係性とは。仮想通貨から学ぶ「これからの経済学」。
<読む前の大使寸評>
このところ突出するGAFAに対して、疑問あるいは抗議が提示されるようになりましたね。一方で、仮想通貨市場などはまさしくフェイクであるが・・・
フェイクの中で立ち回る堀江さんは、どう見ているのか?
<図書館予約:(1/12予約、7/17受取)>
rakutenこれからを稼ごう
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太子はビットコインをやっていないのだが・・・
フェイクの中で立ち回る堀江さんは、ビットコインをどう見ているのか?
p96~98
<ビットコインが衰退するとしたら?>
この本の打ち合わせをしている時に、編集者にこう問われた。
ビットコインなどの仮想通貨が急速に衰退していくことがあるとすれば、どんな理由が考えられるか?
答えはこうだ。
「地球が滅ぶ、とか(笑)」
インターネットそのものがなくなれば仮想通貨は潰れるが、現代において、それは社会が機能しないということだ。となれば、僕が考えられる答えは、「地球が滅ぶぐらいしかない」ということだ。
だが、そんなことを考えることに何か意味があるのか? なんでそんな議論をするのか? とすら思ってしまう。
たぶん、みんな仮想通貨が本当に安全かどうか心配だからなのかもしれない。しかし、世の中には100%の安全は存在しないので、それを気にしても仕方がない。
不安ならば、その時点でアセットアロケーション(資産配分)すればいい。なにも仮想通貨のまま持ち続けなければならないということもない。「ビットコインが嫌だな」と思ったら、ドルに換えてもいいし、モナコインに換えてもいい。
しかしフィアットマネーだって盗まれる可能性もあれば、銀行が潰れてしまう可能性もあるし、国がデフォルトする可能性だっていくらでもある。
誰しもが正解を求めたいと思っている。未来永劫続く正解がほしいのだろう。ただ、残念なことに、そんなものは存在しないのだ。
現時点で仮想通貨を扱う上での懸念点を挙げるとしたら、それは秘密鍵を自分で忘れてしまうことくらいだろう。
セルフGOXには気をつけろ!
これについては、僕もちょっと痛い思いをしていたりもする。
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セルフGOXについて、ネットで調べてみました。
「セルフGOX」とは自分のミスで仮想通貨を失ってしまうこと。原因は送金先アドレスを間違えるなど。なお、語源はビットコインの盗難事件が起きた取引所「マウントゴックス」から。