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テクノナショナリズムに目覚めた12-R4


2021.02.02
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カテゴリ:メディア
図書館で『我的日本』という本を手にしたのです。
親日国といえば、まずトルコと台湾が思いつく大使である。
その台湾の作家18名が見た日本が興味深いのです。


【我的日本】


呉佩珍, 白水紀子著、白水社、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
甘耀明、呉明益、王聡威ら気鋭の台湾作家18名は日本に何を見たのか。ユニークな日本文化の考察から東日本大震災の体験まで。

<読む前の大使寸評>
親日国といえば、まずトルコと台湾が思いつく大使である。
その台湾の作家18名が見た日本が興味深いのです。

rakuten我的日本



日本観光リピーターによる旅行準備を、見てみましょう。
p131~134  
母を連れて京都へ行く、ときには叔母さんもいっしょに:李屏〇
 とっておきの名案をシェアしよう。もし旅行の途中で母親を怒らせてしまったら、心配はいらない、まず携帯かカメラを取り出して、レンズの焦点をあわせさえすれば、彼女はすぐに零れんばかりの笑顔を見せてくれるはずだ。

 上手に撮りたければ、手が震えてはダメ、そして一、ニ、三と大きな声で数えるのも忘れないこと。それから、ちょうどいい色補正フィルターを選ぶこと、大事な観光スポットはどこも少し多めに撮っておくこと、さらに彼女が痩せて見える写真を選ぶことも忘れてはいけない。フェイスブックにアップしてもいいと思われさえすれば、子としての当座の任務は、そこそこうまくいったことになる。

 母と叔母を連れて京都へ個人旅行に行こうと決める前、自分では万全の準備をしたつもりでいた。綿密な旅行計画を立て、交通ルートのシミュレーションをし、さらに私たち三人だけのLINEグループも作って、いつでも話し合えるようにした。もちろん、いちばん重要なのは、心の準備だ。

 私たちは年の初めに旅行の時期を相談して、十月末に京都へ六泊七日の旅に出かけることに決め、三月になるとすぐに航空券とホテルの予約を一気に済ませた。十月初め、私は母と叔母を二人とも集めると、ノートパソコンを使って、彼女たちに向けてスケジュールの提案をした。

 訪れる予定の観光スポット、たとえば清水寺、伏見稲荷大社、嵐山などについて、鮮明な写真を添えて参考にしてもらった。立ち寄る予定の喫茶店やグルメレストラン、それに母と叔母が前々から要望していた大阪と神戸も加えて、毎日のスケジュールをひと通り説明した。彼女たちはトレンディドラマを見ながら空いた時間を使って私にうなづき、それでいいわ、と言った。

 ところがこれだけやっていても、旅行前のある日、従妹といっしょに地下鉄の駅まで歩いていると、彼女はそれとなくこう言ったのだ、「あなたほんとに勇気があるわね」

 私が初めて海外に行ったのは4歳のときで、母と母の両親もいっしょの団体旅行で行き先はタイだった。バンコクとサムイ島に行ったようだが、とても幼い頃のことなので、その旅行で覚えている唯一の印象は、ひどく暑かったということだけだ。どの写真も眉根をギュッとしかめ、目を細めて刺激が強すぎる光線のほうを見ているものばかりで、手には椰子の実をまるごと一個持っているか、そうでなければコカ・コーラを持っている。

 帰りの飛行機で激しい乱気流に遭い、食事中にお皿が飛んで天井にぶつかったそうだが、私はこのことはまったく記憶にない。以来、祖父は二度と飛行機に乗ろうとしなくなったという。その後、たぶん台湾じゅうの子どもが同じだと思うけど、青少年期は大小さまざまな試験の無限ループにはまっているので、受験生の身分からいつまで経っても抜け出すことができない。

 大学に進学してもまたすぐに社会に押し出され、仕事は同じことを繰り返す堂々巡りの砂時計。忙しさにとりまぎれてまた一年が過ぎていく。国内旅行を数に入れなければ、感覚的にはもうずいぶん長い間、母といっしょに海外に行っていなかった。

 今回の旅行を除くと、彼女たちは五、六回日本に行ったことがあるはずだった。こう言うと日本のことをよく知っているみたいだけれど、訪問先の大半は東京で、ほかは沖縄に一度、それに印象にはほとんど残っていない大阪が一回加わるだけだ。

 今回私たちが大阪城へ行って、天守閣の下まで歩いたとき母はようやく、自分がかつてそこに来たことがあるのに、はたと気づいたのだった。多くの年配の人たちがそうであるように、彼女たちの以前の旅行はどれも団体旅行で、仲間は大半が親しい親戚友人だ。車に乗れば眠ったり歌を歌ったり、車を降りれば薬を買ったり寺院を見たりして、あっちにこっちに揺られているうちに、多くの観光スポットの名前と景色、スポットとスポットの間の相対的な位置関係が、だんだん曖昧模糊として記憶にされていく。

 だから初めての個人旅行に、彼女たちは期待に胸を膨らませたのだが、いちばんの心配事は荷物が重量オーバーになったり、途中で歩けなくなったりしないだろうかということだった。そこで、普段はあまり運動をしない母が、出発前の数ヶ月、特別に早起きをして自転車に乗り脚力を鍛えだしたので、私も家に帰って何度か付き合ってあげた。

『我的日本』1:東日本大震災後のレポート





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Last updated  2021.02.02 00:14:52
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