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2024/04/18(木)00:03

『サバイバルファミリー』(復刻)

メディア(781)

電気や電磁波がとだえた3年間ほどのサバイバル生活とは如何なるものか? ・・・SF映画としては、大いに魅力を感じるテーマではあるので、以下のとおり復刻してみます。 ********************************************************* 『サバイバルファミリー』が11日から公開されたので、見る前に個人的予告を作っていたが・・・と言いつつも昨日(17日)観てきました。 【サバイバルファミリー】 矢口史靖監督、2017年制作、2017.2.17観賞 <movie.walker解説>より ある日突然、電気がなくなった世界を舞台に、とある家族のサバイバル生活を描く、矢口史靖監督によるコメディ。登場人物たちに次から次へとトラブルが降りかかる監督お得意の手法で物語が進行。バラバラだった一家が、過酷な生活を通して、絆を取り戻していく。一家の主を小日向文世、その妻を深津絵里が演じる。 <観る前の大使寸評> 矢口史靖監督の新作とあれば・・・観るしかないか♪ movie.walkerサバイバルファミリー ある日突然、電気あるいは電磁波がとだえたら世界はどうなるか? 矢口監督は、こんなSFのような、思考実験のような思いにとりつかれたようで・・・・ この映画は、電気がとだえた3年間ほどのサバイバル生活を描いています。 とにかく電話、報道などによる情報がとだえるので、情報伝達は口伝えだけになるわけで、仕事にならないし、都市の生活は成り立たないし・・・ しばらくすると現行紙幣は効力を失い、経済活動といえば食料品主体の物々交換だけになるという矢口監督のお話は、説得力があるわけです。 西日本は電気が生きているという噂を信じて、この家族は東京から自分の故郷でもある鹿児島を目指して自転車で旅を始めるのです。 その後の生活は明治期以前のような生活に変わり、陸上の輸送手段は自転車と蒸気機関車だけとなるのが・・・へんに納得できるのです。 阪神大震災の際、被災直後は茫然自失の呈であったが、3時間ほど後には飲料水、ガスボンベ、トイレ用水の確保に動いたことを思いだしたわけで・・・わりと既視感のある映画でした。 鏡反射によるモールス式情報伝達を使って現代的な行政を模索するとか・・・ このお話には、いくらでもいちゃもんをつけられるが、よしておこう♪ 監督の初日舞台挨拶を見てみましょう。 小日向文世、妻・深津絵里から「一生可愛い人でいて。ずっと大好き」より 『ウォーターボーイズ』(01)の矢口史靖監督最新作『サバイバルファミリー』の初日舞台挨拶が2月11日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。小日向文世、深津絵里ら豪華キャストと矢口史靖監督が登壇した。深津は撮影から宣伝まで大奮闘してきた小日向について「こんなにキュートな63歳はどこにもいません。一生可愛い人でいてください。ずっと大好きです」と笑顔で語った。 過酷な撮影で胸部を殴打したり、極寒の川に入ったりした小日向だったが、深津のねぎらいを受け「いや、全部吹っ飛びました」と満面の笑顔を浮かべた。 舞台挨拶には小日向、深津の他、泉澤祐希、葵わかな、時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳も登壇。クロストークでは藤原の天然ぶりが笑いを誘った。 切り出したのは矢口監督で「案外雨女で、藤原さんが来た日に限って雨が降る。噂で聞いたら海外で砂漠に行ってもたいがい雨を降らせちゃうとか」と藤原の雨女ぶりを明かす。 藤原は「気づかないふりをしていました。ケニアの干ばつで乾季だったのに降っちゃった。そしたら動物たちやマサイ族がうれしがって出てきちゃった」と珍エピソードを披露した。 また、矢口監督は全員のなかで藤原のサバイバル能力が一番高いと発言。「本物の天然は危機に強い。なんでもポジティンブシンキングできるし、水の確保もできる」と言って笑いを取ると、藤原は「大変光栄です」と苦笑いした。 この記事も矢口史靖の世界R1に収めておきます。

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