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tei gekka

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神社仏閣・京都⇒ 右京区 :法金剛院
  上京区 :光源院・相国寺
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              真宗本廟・不動堂明王院・
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  俊成社・平等寺・佛光寺・
              匂天神
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              下御霊神社・行願寺・頂法
              寺・神泉苑・幾世稲荷神社
              高松神明神社
         南区  :伏見稲荷大社御旅所・六孫
              王神社・矢取地蔵尊・鎌達
              稲荷神社
         東区  :得浄明院・松風天満宮
         東山区 :勝林寺・来迎院・泉涌寺・
              建仁寺・今熊野観音寺・雲
              龍院・万寿寺・豊国神社・
              方広寺・新熊野神社・芬陀
              院・光明院・恵美須神社・
              禅居庵・六波羅蜜寺・六道
              珍皇寺・若宮八幡宮社・両
              足院・毘沙門堂・瀧尾神社
              法住寺・養源院・仲源寺・
              八坂神社・東福寺三門・即
              宗院・建仁寺開山堂・退耕
              庵・善慧院・同聚院・五社
              成就宮・蓮華王院・智積院
              新日吉神宮

         伏見区 :石峰寺・御香宮・城南宮・
              北向山不動院・源空寺・本
              教寺・大光寺・墨染寺・欣
              浄寺・大黒寺・金札宮・宝
              塔寺・藤森神社・瑞光寺・
              嘉祥寺・産場稲荷社・長建
              寺・西岸寺・龍雲寺・伏見
              稲荷大社・伏見稲荷神宝神
              社・東丸神社・本成寺・勝
              念寺・乃木神社・伏見稲荷
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              浪速寺
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2019.09.27
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カテゴリ:世界遺産
​​​​​​​​​​​実はしょっちゅう来てたんです。でも、一番きれいな秋を載せたくて(と言いながら、写真には様々な季節が混ざってますが)。
さて、という事で「本願寺(Hongan-ji)」(世界遺産)です。
「西本願寺」は通称名で、「東本願寺」に対してそう呼ばれています。「東本願寺」もまた通称で、本当は「真宗本廟(Sinsyu-honbyo)」といいます。
どちらも「親鸞上人(Sinran-syonin)」が開祖で、どちらも「浄土真宗」。伽藍配置も非常によく似ています。
でも、「西」は世界遺産なのに、そっくりの「東」は世界遺産になっていないし、国宝もほとんどない。それほど広くもない京都市内にあって、2つの寺院の距離は歩けるほど近い。
不思議に思いませんか?

まずは、世界遺産かどうかは、建てられた年代によります。
「東」は火災のために堂宇が焼失してしまい、現在の建物はすべて明治以降に建てられたため(私の目には、同じように古そうに見えるのですが)。
何度も焼失し、再建の度に巨大化。現在の「御影堂(Goei-do)」(登録有形文化財)は、木造建築(面積)では日本最大だそうです。
一方、「西」の「本願寺」は、1591年に建てられた。同じく焼失しているが、1636年「御影堂(Goei-do)」(国宝)、1760年「阿弥陀堂(Amida-do)」(国宝)が再建された。この違いです。

下矢印正面通にある「総門(So-mon)」(重要文化財)は、堀川通(国道1号線)を挟んでポツンと立っています。交通量が多くなったため、こちらに移転したのだそうです。
 
                 「総門」越しに、「御影堂門」が見える。上矢印

下矢印「御影堂門」(重要文化財)。ちょっと、季節が違いますが。
 

下矢印秋だと、「御影堂門」は鮮やかな黄色い葉をバックに更に豪華に見えます。




下矢印「御影堂門」を潜ると、まるで通せんぼするかのようにあるのが「目隠し塀」。こちらも
れっきとした重要文化財です。通りから「御影堂」が丸見えになるので、江戸時代後期に設置されたのだそうだ。


下矢印「御影堂門」と堀川通から見えていたイチョウ。


下矢印「逆さ銀杏」(京都市指定天然記念物)
  樹齢400年。根っこを天に広げたようだということで、この名が付いた。
  また、火災があった時、水を噴き出して消し止めたという伝説があり、「水吹き銀杏」とも。


下矢印「御影堂(Goei-do)」(国宝)
ご本尊:親鸞聖人の御真影(木造)
東西48m、南北62m、高さ29m。1636年、再建。


下矢印手水舎(重要文化財)


下矢印「手水舎」のサイドにある彫刻は、五七桐紋。「豊臣秀吉(Toyotomi Hideyosi)」の紋である。この寺院は、「秀吉」の寄進された土地に建っているんです。
 

ここで、「西」と「東」の違いについて。

「本願寺」は、1591年「秀吉」から第11代宗主「顕如(Kennyo)」へ、現在の場所に東西6町、南北4町の寺地を寄進される。これは、「織田信長(Oda Nobunaga)」との11年間に及ぶ石山合戦の際、「顕如」は「信長」の意向に添い、石山(現在の大阪城がある場所)を明け渡し、紀伊鷺森(和歌山)に移ったためだ。「信長」を引き継いだ「秀吉」が、まずは大阪の貝塚に。次に天満(大阪市)に寺地を寄進、移転させる。後に現在の場所である京都に土地を与えた。
「本願寺」は、8年の間に、実に4度も移転を繰り返したことになる。「顕如」の死後、石山合戦後も行動を共にした三男の「准如(Jyunnyo)」が後を継いだ。→「秀吉」系。

そして、「真宗本廟」はというと。
1602年「徳川家康(Tokugawa Ieyasu )」から、隠居させられていた「顕如」の長男「教如(Kyonyo)」へ、現在の場所に東西4町、南北4町の寺地を寄進される。この時、「本願寺」は「西」と「東」に分裂してしまったのだ。
そして、「教如」が隠居させられていた理由というと…。石山合戦の際、父・「顕如」に従わず、石山本願寺に立てこもり抗戦を続けたから。その後、紀伊鷺森にいる父の元に身を寄せようとするも、父子の間に生じた亀裂は修復できなかった。
時代は流れ、「信長」・「秀吉」の死後、天下分け目の戦いと言われた「関ヶ原の戦い」において、「教如」も「准如」も「家康」の出陣を見舞うため別々に江戸へ向かったが、途中の近江の佐和山にいた「石田三成(Isida Mitunari)」にどちらも足止めをされてしまった。「教如」は「三成」の制止を振り切り、「家康」の元へ。一方、「准如」はそのまま京都に帰ったという。このことが、後の明暗を分ける事になったのだ。
一躍、天下人に躍り出た「家康」の覚えめでたき「教如」は、かくして京都に寺地を、更にはその寺院の宗主となるだ。→「家康」系。

下矢印「阿弥陀堂」(国宝)
 ご本尊:阿弥陀如来。
南・「御影堂」、北・「阿弥陀堂」と、どちらも東向きに並んでいる。


下矢印「御影堂」「阿弥陀堂」の縁側の床には、このような「埋木」を見る事ができる。床板にある節穴や亀裂を木の栓で埋めたものだ。普通、節穴は丸いが、その形に合わせると抜け落ちてしまうので、わざと引っ掛かるような、それでいてシンプルな形に埋める事が多い。でも、ここ「本願寺」のそれは、参詣者の目を楽しませてくれる面白い形のものばかりだ。夢中で、探してしまいました。
 

 

 

下矢印「阿弥陀堂門」(重要文化財)は、「阿弥陀堂」の少し斜めな位置にある。これも、通りから堂宇が丸見えにならないための配慮だろうか。


下矢印「御影堂」「阿弥陀堂」は、渡り廊下で繋がっている。
 

下矢印「経蔵(Kyo-zo)」(重要文化財)
内部には、8角形の回転式書架があり、各面に計360個の引き出しがついている(非公開)。「轉輪蔵」と書かれた扁額。
後ろに見える建物は、「安穏殿」と呼ばれるブックセンターだ。
 

下矢印境内からは近づけないが、「太鼓楼(Taiko-ro)」(重要文化財)が塀越しに見える。
上層にツツジの木でできた太鼓が設置してあり、江戸時代には時刻を知らせていた。現在、内部の見学はできない。
また、有名なところでは、1865年に新選組がこの「太鼓楼」と、今は移転してしまった「北集会所」に駐屯していた。
 『壬生義士伝』     浅田次郎

 休憩所と称して女を囲っておる隊士については、それを所帯と認め、泊まりも許されておった。
 ただし朝稽古の始まる時刻までには、屯所に入らねばならぬ。翌る朝は未明に起きだして家を出たが、まさか祇園社を抜けて四条通を行く気にはなれず、五条橋を渡って西本願寺の屯所に向かった。
 果たして、御太鼓楼の門をくぐると、北集会所の屯所は上を下への大騒ぎじゃった。わしが到着するほんの少し前に、奉行所の役人が変わり果てた谷三十郎を戸板に乗せて、担ぎこんできたというわけじゃ。
           


下矢印「虎の間の玄関」(国宝)
「阿弥陀堂」「御影堂」と同じく、東を向いている。入ってすぐに「虎の間」があることから、そう呼ばれている。
 

下矢印この垣根の向こうに、「飛雲閣」(国宝)があるのだが現在修復中。


下矢印「浪の間の玄関」(国宝)の屋根。2羽の鳳凰が見事です。
玄関の部分は、中央に四畳半敷の土間になっている。


下矢印「中雀門(Tyujyaku-mon)」の奥に連なる屋根は、「黒書院」(国宝)「書院」(国宝)「対面所」(国宝)「南能舞台」(重要文化財)などがある一角。
石標には「明治天皇行幸所本願寺」とある。


下矢印「大玄関」。


下矢印「台所門」の番所は、現在、本願寺中央幼稚園の守衛さんの詰め所になっている。この門は自由に出入りできます。
ここを潜り…。
 

下矢印先程の「大玄関」の前にある「大玄関門」に出てきます。この門にも番所があります。扉は閉じていて通り抜ける事はできません。
幼稚園も境内の中ですが、この門を真ん前が、宗門校・龍谷大学の「大宮学舎(Omiya-gakusya)」(重要文化財)です。ここでも、「西」と「東」に違いがあります。
「本願寺」の学寮は発展して大学となり、今なお境内にありますが、「真宗本廟」の宗門校・大谷大学は現在、京都府立植物園の近くに移転しています。


下矢印そして、その隣にあるのが、「唐門」(国宝)です。眺めていると時間を忘れてしまう程、ゴージャスな彫刻が施されているので、「日暮門」とも呼ばれている。
「三大唐門」(「大徳寺」・「豊国神社(Toyokuni-jinjya)」・「本願寺」)の1つ。






下矢印十六葉八重菊紋(天皇家)と五七桐紋(豊臣秀吉)が、縦に並んでついている。


下矢印鶴は、江戸時代の彫刻師・左甚五郎の作と伝えられている。
あまりの見事さに、他の鳥は止まらず蜘蛛の巣も張らないと言われているが、実は鳥や虫が嫌う香の成分が顔料に含んでいるらしい。


下矢印金具も夕日に照らされて、一層輝きを増している。


 

下矢印道路側の彫刻。
「黄石公」が馬に乗っていて橋の上で沓をわざと川に落とした。「張良」に取りに行かせ、謙虚さを学ばせる。後に、兵法書『三略』を授けたという中国の故事から。
ちょっと、しかめっ面ね。


境内側の彫刻。
左側:中国・堯の皇帝が、清廉潔白で有名な「許由」に天下を譲ろうと言うと、その言葉で耳が汚れてしまったと、滝で耳を洗ったという中国の故事から。                       下矢印
 
上矢印耳を洗っている「許由」に訳を尋ねた「巣父」は、そのような汚れた水を牛に飲ませられないと戻るというシーン。
故事を知らないので、全くぴんと来ないです。ただ、内容に反して絢爛豪華な彫刻だなあと。

下矢印「北小路門」の先に「唐門」がある。築地塀が寮際にまっすぐ続いている。右側が「本願寺」
、左側が「興正寺」。
  ​
 『壬生義士伝』   浅田次郎

西本願寺の塀に「壬生狼」の落書を見たときから、わしは大いなる謀り事について考えるようになったのす。
 浪士には浪士を。狼には狼を。
 そんたな謀り事に確信ば持ったのは、近江屋での騒動の折じゃった。さよう―土佐の坂本龍馬と中岡慎太郎をば、何者かが斬った。
 新選組の仕業とされたのは、刺客の立ち去ったあとに蝋色鞘が落ちており、瓢亭の下駄が残されておったからじゃ。

​​​​​​
        
寺院数で言うと、「西」(本願寺派)は約10,500寺、「東」(大谷派)は約8,900寺。合計すると、日本最大の宗教集団になる浄土真宗なんですがね。それぞれ分かれています。
ちなみに、「本願寺」の南隣にある「興正寺」(興正派)も同じく浄土真宗ですが、そのどちらの宗派でもないんですよ。

          下矢印献菊展。
          (2017年11月下旬現在)​​​​​





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Last updated  2019.09.27 15:20:15
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