_/_/ 夜更かしの理由 _/_/

2004/06/10(木)02:26

祖父、意識不明から回復

はぁ、なんだか疲れたよ・・暫く実家にいて、本日戻ってきました。 先週土曜、実家から祖父が意識不明で救急車で運ばれたと連絡があった。 前日の金曜にデイサービスで入浴させてもらってニコニコしながら帰ってきた次の日のこと。 救急車が来たときはもう呼吸停止になっていて、回復させたけどまた車の中で呼吸が停止し、その後呼吸は回復したけれど意識が戻らず、年も年だしもう意識は戻らないかも、という話だった。お医者さんからは近親者の方にはご連絡を、と言われ、翌日曜日、私も実家に帰った。 祖父はもう95歳なので、最悪の事態のために心の準備をしつつ車を走らせた。 病院に着くと、いろんな管と機械につながれ、管を取ってしまわないよう手首をベッドに固定された痛々しい姿。意識がないながらも、肺気腫のガスを抜いている管が嫌で嫌で手で振り払ってしまうらしく、仕方がない。 時々顔をしかめるので、どっか痛いんだね、、でも何か刺激があった方が、意識が戻るかもしれないよ、なんて言っていると、看護士さんが来て痰を吸引してくれた。すると苦しいのか暴れる暴れる。すると、、、ぱちっと目が開いた。 「あれ?ここはどこ?わたしはだれ?」状態で周りを見回す祖父。 もう意識は戻らない、と言われていたのに、目を覚まし、「おじいちゃーん、わかるー?」という呼びかけにもわずかにうなずくなんて誰が予想していただろう。 そこにいた一同、ほっとして、「ほらやっぱ刺激がよかったんだよ」なんて軽口まで。とりあえず、よかった。 でも、実のところ意識が戻れば痛みはより感じるし、ミトンをはめて手首を固定され、さらには固定されていたにも関わらず、どうやったのか夜管を取ってしまい危なかったので翌日は腕全体と足も固定され、呼吸はまだ自分できないし、管が入っているので声が出ず、言いたいことが私たちに分かってもらえず、管はテープで口の周りに止められていて、その位置をずらすときの祖父の痛そうな顔を見たりすると、正直なところ、95歳になって何でこんな苦しい思いをしなきゃならないのかと、意識があるのがよいことなのかどうなのか、私にはどうも分からなくなる。 その後徐々に回復して、口に入っていた管が取れたので声が出て少し話せるようになり、呼吸も酸素の補助だけあれば自分でできるようになり、付き添いがいれば手足の固定も取れるようになった。呼吸が停止したので、脳の方にどのくらい影響が出るかと心配していたが、祖父が年金の話をしだしたので私はこの人は超人かと、かなりびっくりした。ただ、やはり色々すぐ忘れてしまうようで、危ないので手につけっぱなしのミトンを、いくら説明しても取ってくれ取ってくれとせがみ、起きられないので体も痛いのだろう、1分おきくらいに布団をかけてくれ取ってくれ、あっちを向きたいこっちを向きたいを繰り返し、祖父がもちろん一番辛くてかわいそうなんだが介護する方もかわいそう。寝られれば楽なのに、と思うが、今日は薬のせいで一向に寝られず動きたがって動きたがって、体力を消耗するだろうし一体大丈夫なんだろうかと心配になる。 仕事もあるので今日東京に戻ってきたが、毎日看護を続ける両親のことを考えると、こっちにいていいのだろうか、と悩む。。。もう少しよくなって、自分はムリできないんだ、ってことが分かってくれればいいんだけど。。

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