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幕張で行われたアジア海洋映画祭で台湾映画『海角7号』を見た。 ジェイ・チョウが台湾でのプレミア上映に際し祝辞を送ったという、ただそれだけの興味で行ったのだが、台湾映画独特のゆるい空気感をまとった素敵な作品だった。 ジェイがメッセージを送ったのは、主演の田中千絵が『頭文字D』に出演し、「千里香」のMVにも出ているという縁からだそうだ。 『頭文字D』でチャップマン・トゥ演じるイツキのガールフレンド役というのは記憶にあるが、「千里香」は? 出がけにいちおう復習しておこうと思って、「千里香」のMVをかけたら、なんと知らない作品!(はい、もぐりのジェイファンですっ!) 前にも書いたと思うが、私はジェイの音楽はほぼ万遍なく聴いているのに、MVは見てないものがたくさんあるようで、そういう意味では常に新鮮な驚きを味わっているというか。(笑)このなかで、白いドレスをまとった笑顔のきれいな女性が田中さん。 ミュージシャンになる夢に破れ、海辺の田舎町で郵便配達をする青年アカ(范逸臣/ファン・イーチェン)と、モデル志望ながら日本のスター(中孝介)のビーチコンサート開催のために通訳をやる羽目になった日本人の友子(田中千絵)が出会い、愛を育む姿を、60年前に台湾人の恋人を残して日本へ帰ざるをえなかった青年の、恋人宛の手紙と重ね合わせて物語は進んでいく。 コンサートの前座を町の住人にやらせようと、即席バンドが結成されるのだが、バラバラだった人々が音楽を通して心を通わせていく姿や、この映画のキーソング(?)となる「野ばら」が言葉を超えて歌われるところなど、ベタなんだけどほろりとさせられる。月琴を弾くおじいさんがベースを任されて、弦が多すぎるから切ってもいいかとだだをこねるのも楽しい。 監督が、「音楽映画なので、出演者にはまずはミュージシャンとして優れ、クリエイターとしての力を持った人を選んだ」というだけあって、説得力あり。 田中千絵さんは、最初はキーキー怒っているばかりでちょっと勘弁と思ったが、アカを意識し始めるあたりからすごくいい感じに。 上映後には、客席で鑑賞していた監督や出演者が前に出てきてご挨拶。 田中さんはドレス姿がとてもきれい。27歳というと、日本人の女優さんはまだカワイイという印象の人が多いと思うが、彼女はとても大人っぽくて、それが魅力だと思った。隣に立つファン君と嬉しそうに話す姿もステキだった。 そう言えば、会場にはファン君のファンが応援のファン(うちわ!)片手に駆けつけて、さすが中華。 「ラブソングの王子」というキャッチフレーズをどこかで見たが、本人はこの映画でやっているようなロックも好きだとか。 くりっと二重のかわいい顔は、誰かと誰かと誰かを掛け合わせたような、どこかで見たような感じ。家に帰ってふと思ったのは、大リーガーの松井稼頭央に似てるかも。(えっ、違う?)いずれにしろ、一重か奥二重が好みの私には、タイプではなかったけど。 <携帯なので画像悪し。左から監督、ファン君、田中さん、中孝介> ところで、今年10月から2カ月にわたって新宿のK's cinemaで「中国映画の全貌」が行われるが、数多くの作品が上映される中で、『頭文字D』もリストに入っているそう。再びジェイをスクリーンで見られるようだ。
アジア海洋映画祭が7日に閉幕。台湾映画『海角7号』がグランプリを受賞した。おめでとう! これで勢いを得て日本公開となるといいのにね。 昨年のグランプリ『野。良犬』はDVDで見てとても気に入ったし、今年はスクリーンで見た作品がグランプリになり、うれしい。こうなると来年も楽しみ!
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