四つ葉のクローバー

2008/05/22(木)21:38

台風一過?

職場での子どもたちとの日常(226)

≪21日の分≫ 前日の嵐がウソのような晴天。 久しぶりの青空で気温もぐんぐん上がりました。 まずは保育所。 今までずっと泣き通し、大暴れだった1歳(と言うより12ヶ月児)のYくん。 この日も送って来たおばあちゃんから離れた時は大泣きでしたが、その後抱っこしているうちに泣き方が弱くなったり、泣き声を上げない時間が多くなってきました。 ただ、次々と送ってくるお母さん達が部屋のドアを開けるたびに反応して思い出したように泣き出していましたが。 今まで泣き止む瞬間と言うのがほとんど無かっただけに、ちょっと進歩? それでもやっぱり抱っこしていて私の肩は涙と鼻水とヨダレでぐっしょり。 割ぽう着を着ていたのですが、割ぽう着の下のポロシャツまで濡れてしまいました。 次は小学校。 この日は、もう一人の介助員さんが都合でお休み。 朝練を3階の音楽室でやっているB君を、誰がどうやって2階の教室まで運ぶのか? もしかしたら保育所に電話がかかってくるかな?と待っていたのですが、時間になっても連絡がなかったので、どなたかがおんぶで下ろしたのかな?と思っていました。 が、いつもおんぶの時に出動してくれる教務主任が不在だったために、小さい車椅子ごと男の先生2人がかりで階段を運んだのだそうです。 おんぶするよりも楽だったのかどうか・・・? 本人が怖かったんじゃないかな・・・? まあ、たまにはそういう風に他の方にも体験していただくのは良いことだと思います。(爆) そのB君の体育の授業が4時間目にありました。 久しぶりの晴天、しかも気温がぐんぐん上がって太陽は南中と言う頃ですからね。 とにかく暑かった~! 最初、私はB君と組んでキャッチボール。 本当は2人一組で組むのですが、B君が他の子と組んでしまうと、その組んだ子の練習にならないのです。 B君が思いきりボールを投げて届く範囲は1メートル程度ですから。 B君の前1メートルくらいのところに立って、B君の投げる球をキャッチし、B君が取れる程度の弱い球を投げてあげないといけません。 それでも私がB君の球をダイレクトに受け止めると、本人は思いきり投げられたという満足感があるようでした。 もっと離れたところに立ってしまうと、ダイレクトに取れずにボールは力なくグランドの上を転々と転がるだけになってしまいます。 するとB君としては「ダメだ・・・ちゃんと投げられない・・・」と実感することでしょう。 キャッチボールと言う課題のためには、何としてもダイレクトにキャッチしてあげないと。 そんな状態でキャッチボールしていたものの、やっぱりB君には何球も連続して投げ続けることが難しく、疲れてしまったようです。 その後は試合形式でソフトボール(野球)の練習をしました。 球はストライクゾーンの高さになるように調節できるティー(T)の上に置いて、そのボールを打ちます。 だからB君でも打つことができるのです。 守備の時はどうしても取ることはできませんが、とりあえず車椅子で守備位置に付きます。 しばらくしてから、 「ああ、暑い。ダメだ~!もう倒れそう・・・!」 と言うので、木陰に行って休むことにしました。 木陰に行ったとたん 「あと少しで給食だね。お腹すいた~!」とか、「Mちゃん(B君の妹で今年保育所に入ったばかり)今頃何してるかな~?」とか、関係無いことばかり言います。 これはB君のいつもの癖。 ところかまわず自分の興味あること、思いついたことを次々しゃべり通します。 「今は体育のお勉強中で、みんなまだやってるんだよ。みんながやってるのを見学してる時は関係ないこと言わないの!」 毎回この調子。 みんなが整列して先生が説明している時でさえB君のおしゃべりは止まりませんから。 そのたびに「今誰もおしゃべりしてないでしょ!」と注意します。 どうしても、車椅子で後ろの方に並んでいるせいか緊張感がなくなるようです。 元々おしゃべりなB君ですから、いつでもどこでもしゃべってばかり。 トイレに入っているときも、ずっとしゃべっていますから。 まあ、トイレのときは別にしゃべっても構わないので私も相手して話をしていますが、車椅子ごと入れる洋式の個室トイレに入っている間中ずっとおしゃべりしていても本人はそれを外で聞かれたら恥ずかしいとか、そういう感覚は全く無いようです。 さてさて、そんなB君の相手をしつつの炎天下の体育。 そして体育が終わって2階の教室に戻って給食準備。 それが終わってやっと私は学校を出てそのまま銀行へ行き用事を済ませてから帰宅しました。 時計を見たら、残り15分!(家を出るまで残り10分!) 大急ぎでお昼を食べて(メールのチェックをして)学校に戻りました。 しかもこの日の昼休みはB君外に出ると言っていたので、またすぐに外に連れ出し。 約30分間グランドをグルグル縦横無尽に電動車いすで走り回るB君の後に付いて歩きました。 4時間目に「暑くて倒れる~!」と言っていたのに、昼休みは全く大丈夫でした。 暑くて、と言うより「お腹がすいて」倒れそうだったのかもしれません。 これからますます暑くなるのに、水曜日4時間目の体育は、きっと大変だろうなあ・・・ (暑さと空腹で・・・・!)

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