テーマ:障害児と生きる日常(4433)
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第二の波がやって来た。行きたくないって言い始めた。
まずその原因を作っているのは、この私であることに違いない。 朝は忙しい。どこの家だって忙しい。 朝ご飯を作ってお掃除をして、ついでに洗濯機も回して、滞りなく子供を保育所へ連れて行き、会社にも遅刻なく到着するためには、ぐずられては困るのだ。朝にぐずられたらオシマイだ! プチは目を覚ました瞬間からぐずる。私はそーっと布団から抜け出して朝の各種準備をするのですが、プチは自分が目を覚ましたときに私がいないと、まずそこで泣く。 「ママー!」 すぐにプチのそばに駆けつけても、機嫌は直らない。グズグズが始まる。構ってあげる時間はない。仕方なくテレビを点ける。今度はテレビに集中して、朝ご飯を食べない。 なんとかかんとかご飯を食べさせ、保育所に行くよと言っても今度はテレビから離れない! 毎朝、イライラの頂点はこの時間帯。魔の8時ちょうど。 「もうママだけお仕事に行くよ!」 また言ってしまった。 「いいよーだ。プチはお留守番。保育所行かないよーだ!」 ああ、スイッチが入ってしまった。今ではすぐに入ってしまうスイッチ。私が悪いんだ。私が急かしたからだ。 何とかご機嫌を取って車に乗せる。保育所へ到着すればしたで、保育所の隣は小学校。保育所の送りの時間帯に加え、小学生も登校の時間帯。細い路地に小学生と送りの車の縦列駐車で毎朝賑わう。 「車来てるから、危ないから避けて!」 プチは体を触られるのが好きではない。近頃は危ないからと背中を軽く押したら、そこでかんしゃくが出てしまった。 「押さないでよ!押さないでってば!」 グズグズ言うな!早く保育所の門に入ってくれ! 保育室は一番遠くの部屋である。よーいどん!してお部屋に行こう!と誘っても、不機嫌を引きずっているプチの気分を切り替えられそうにない。 しかも保育室のドアを開けるのは自分というこだわりを持っているので、同じ時間にやってくるお友達がいようものなら、 「プチが開ける~! プチがドアを開ける~!」と毎朝下駄箱前で大泣きである。ここで出勤前の私は結構時間を食ってしまう。 食事用のタオル、コップを持参のバッグから出すのはプチのお仕事。グズってやらないのかと思ってうっかり手出しすると、またまた泣き始める。 いい加減にしてくれよ! 他のお母さん方の、我が子に対する優しい対応を見て、きっと私の目は釣り上がっているんだろうなーなどと思う。 とにかくわんわん泣くプチを先生に預けて、やっと保育所を後にする毎日。 その後先生が一緒に遊ぼうと誘っても、「遊ばないもん!」と反抗していたらしい。時間が経つにつれて、不機嫌の波も収まったようですが・・・。 それにつけても悪循環過ぎる。楽しく保育所へ行って欲しい。 いや、そもそも私が悪いのだ。朝に急かすからいけないのだ。 変えなければ、この流れを! 私だってにこやかな母親でいたい。 ------- 私の母は言う。 「大丈夫なの? プチを一人で育てられるの? こんなに小さいうちから難しい子供なのに!」 それはまたの機会に、じっくりお話ししましょうね、お母さん。 しばらく自立は出来ないでしょうね。「いついつになったら出来る」なんてお約束も出来ません。 ----- で、仕事。大分慣れて来ました。 殺伐系企業に、緩やかな風を送りたい私。協力し合って、アシスタントは定時退社を目指すのだ! なんでサクサク仕事が出来ないでいるのか、自分でも悲しくなる。 同じ仕事をやっているのに、どうしてこんなに時間を食うのか。自分でも全くわからん。 そんな自分にモヤモヤして、仕事中大声を上げそうになります。 実は私も、殺伐系なんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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