テーマ:障害児と生きる日常(4431)
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金曜日、ヒヤリングセンターで精密検査が終わった後。
私はプチを連れて、去年の今頃卒園した母子通園施設を訪ねました。 最後に行ったのはお正月だから・・・、約2ヶ月ぶりの訪問でした。 前回はプチの担当のk先生がいなかったものの、今回は先生方オールスター状態で、 卒園式の準備の忙しい合間を縫って、プチの相手をしてくれたり私の話し相手になって下さったり。 先生方、プチを見て「背が伸びたねー!」が第一声。 「おにいさんになったね」と更にお声を掛けて頂いて、プチも嬉しそう。 プチも大好きなK先生に会えて、必死に自分をアピール。 他の先生方のことをもしかして覚えていないんじゃないかと思いましたが、 ちゃんとちゃんと先生全員のことを覚えていました。 K先生と話す。 プチの様子を見て、表情が豊かになったとおっしゃって下さった。 そしてこんなに伸びたのに、どうして来年も加配を付けたの?と逆に質問される。 私は、加配が必要だった理由を話した。 対子供との対人関係が不安なこと。保育士の先生に仲介してもらうことによって、 そのうえで経験を積んで欲しいこと。などなど。 そして療育者としての親としての私の考えなど、先生に話しを聞いてもらった。 K先生、未満児統合に進路を決定したときに、サポートブックを作っては?と促して下さったこと、今でもものすごく感謝しています。 保育所で現在、プチの担当をして下さっている先生にお話を伺ったら、とてもよく参考になったと言われました。 「サポートブック、思い出になりますよ」 あの時先生がそうおっしゃったこと、そのときは「思い出・・・?」と思ったけれど、 今読み返してみると、状態の把握以上に成長のあとが見られ写真の中でも大きくなっていくアルバムのように、思い出の一品になっています。 来年度も保育所に提出するサポートブックを作りたいと思っています。 そして昨日。 療育仲間が他県の実家へ帰ることになったので、夜にみんなで子供を連れてお別れ会。 その中で同じ姿勢でグループ療育を営むうえで、来年度は方針を「就学時」に向けて設定に変えてはどうかと切り出してみた。 切り出したって言っても、相手はひとり。 何人賛同者がいるか、わからないよねと言いつつ、(おーい、C様、読んでるか!) C様(グループ療育のまとめ役の会長さんです♪)と話が弾んだ。 これから療育仲間たちの子供たちが就学するとき。 その時は特殊学級がなくなり、普通学級か養護学校しかなくなるだろう。 まずは、教室をウロウロをなくすために着席を意識してはどうか、また着席を促すために母親の役割はどうしたら良いのかなどを話し合う。 また「音楽遊び」と銘打って活動した今年度だったけれど、視覚優位な部分を更に伸ばす活動、またその具体的な活動内容、各子供たちの状態に合わせて各々内容を変化させてみては?と2人で提案。 手先を使う活動(はさみ、のりを使って作品を作る。勿論達成感が発生するもの)、 また体を使った遊び(風船に紐をつけてキック! 風船をよく見ないとキックすることは出来ない⇒注視を促す。片足でしっかり立っていないと転んでしまう⇒体幹の機能性もアップ! またトンネルなどを作るなどしてサーキットのようにした遊び⇒ゲーム性、面白味、達成感 それからポーズの真似っこ。視覚優位をアップ&粗大模倣力アップ)、そして将来の余暇に繋がるような遊び(簡単ボーリング)、ルールのある遊び(鬼ごっこ、かるた⇒かるたは視覚優位を更にアップとひらがな促進)など、色々な案を出し合う。 グループ療育の最中、そして終わった後も興奮がおさまらないお子さんもいる。 大人数だと気持ちが上昇気流に乗ってしまうのだね。 そんなはしゃぎたい気持ちをぐっと堪える、それもまた目標にしたいところだし、おとなしいお子さんには手先を集中させる課題で、じっくりと取り組んで欲しいとも思う。 こんなことを話していると、いつまでも話が尽きない! ものすごく楽しい! いろんなことにチャレンジして、親も子も自信をつけて、最初は敷居が低くても積み重ねでスモールステップで、いつの日か気がついたら子供が大きく成長していた! そんな感じで療育を進めたいんであります。 で、今日はお昼にプチと図書館に行きながら、親子療育のヒントになるような参考本がないかと図書館で物色。 ところが自分の借りたい絵本と紙芝居を選び終わったプチ、「帰ろうよ星人」に大変身。 「おかあさんも借りたい本があるんだけど、少し付き合って」と何度もごまかしごまかしいたけれど、ついぞしっかり読めた本はなし・・・。 その中でもチラ見したスタンプ遊びの本は、結構面白かったかな。 割り箸、スポンジ、プリンのカップなど、どこの家庭にでもあるものを使ってのスタンプ遊び。 しかし少し内容が高度だった。 「ブタさんのお顔を作ってみよう!」 ふむふむ。こりゃー親のセンスも問われるわいと思いつつ、創意工夫性のまったくない私だけれど言い出しっぺとして頑張ってみることにしたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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